F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2023 ROUND 21 LAS VEGAS GP

2023年11月26日 06時57分26秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
5位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 G.ラッセル メルセデスAMG
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス

 ラスベガスGPです。スターティンググリッドはポールがルクレール。以下、フェルスタッペン、ラッセル、ガスリー、アルボン、サージェント、ボッタス、マグヌッセン、アロンソ、ハミルトンと続きます。何とアルピーヌのガスリーが4番グリッド。ウイリアムズのアルボンとサージェントが5番、6番グリッドと続きます。珍しい面子が上位に進出しています。コーストの相性が良かったのでしょうか。いつもとは違うレース展開に期待を持たせます。スタートは2番グリッドのフェルスタッペンがインからルクレールの横に並び2台揃ってターン1に向かっていきます。一歩も引かない2台は揃ってコースアウト。イン側のフェルスタッペンはすぐにコースに復帰。ルクレールも続いてコースに復帰。フェルスタッペンがホールショットで、レースをリードしていきます。後方ではアロンソが単独スピン。更に、その後方ではサインツとハミルトンが接触。サインツがスピンを喫しております。16周目、ルクレールがターン14でフェルスタッペンをオーバーテイク。首位に返り咲きです。タイヤが限界を迎えたフェルスタッペンはそのままピットイン。同時に、スタート時にルクレールを押し出した過度で課された5秒のペナルティを消化します。32周目、ターン14でペレスがルクレールをオーバーテイク。スタートの混乱で最後方に下がったペレスですが、何と首位にまで上り詰めてきました。35周目、同じくターン14でルクレールがペレスをオーバーテイク。首位を奪い返します。37周目、ペレスをオーバーテイクして2番手に上がっていたフェルスタッペンがルクレールを同じくターン14でオーバーテイク。首位に返り咲きます。43周目、ルクレールがターン14でブレーキをロックさせてオーバーラン。その隙にペレスが2番手にジャンプアップ、レッドブルのワンツー態勢となりました。レースはこのまま終わるかと思われましたが、ファイナルラップの50周目、ストレートでペレスの背後に着いたルクレールは一気に加速してターン14でペレスをオーバーテイク。虚を突かれたのかペレス、ブロックをする暇もありませんでした。そして、ルクレールはレッドブルのワンツーを阻止する形で2位でフィニッシュ。3位のペレスは2レース連続でファイナルラップに順位を落とすことになり、悔しい結果となりました。一時は順位を落としていたフェルスタッペンが結局のところ貫禄勝ちとなったラスベガスGP。とはいえ、カジノのルーレットの中で回転するボールの様にコロコロと首位が入れ替わる展開に、久々に首位争いを引っ掻き回す存在となったルクレールと、レースの展開自体は面白いものとなったのではないでしょうか。

2023 ROUND 20 SAO PAULO GP

2023年11月12日 07時52分52秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
8位 L.ハミルトン メルセデスAMG
9位 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー

 ブラジルGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ルクレール、ストロール、アロンソ、ハミルトン、ノリス、サインツ、ラッセル、ペレス、ピアストリと続きます。フォーメーションラップ、ルクレールが油圧トラブルからコントロールを失いスピンしてコースアウト、クラッシュ。レースを走らずしてリタイアという波乱の幕開けです。スタートはフェルスタッペンが大きくダッシュしてホールショット。後方ではヒュルケンベルグとアルボンが接触。そのあおりでコントロールを失ったアルボンがマグヌッセンと接触。アルボンとマグヌッセンはコースアウトしてクラッシュ、リタイアとなります。このアクシデントを受けてセーフティーカーの導入後、赤旗中断。再スタートはまたもフェルスタッペンが好ダッシュを見せてホールショット。後方に混乱は無くフェルスタッペンがレースをリードしていきます。レースも終盤に差し掛かった70周目、ペレスがターン1でアロンソをオーバーテイク。普通ならこれで順位は確定するところですが、今回はそうはいきません。続く71周目、ファイナルラップ。アロンソは最終コーナー立ち上がりから一気にストレートで差を詰めます。ターン4でイン側にブロックするペレスをアウト側から大外まくり。ポジションを取り返します。もう決まりだと思い油断したのでしょうかペレス。アロンソの先行を許しました。ポジションを取り戻すべくペレスは最後の最後までアロンソを攻め立てます。フィニッシュ直前にストレートで並びかけたものの0.05秒差でアロンソに及びませんでした。レースの方はフェルスタッペンがノリスの追撃を振り切りトップチェッカー。今シーズン17勝目を挙げました。2位はノリス。序盤フェルスタッペンに迫る場面があったものの、その後はフェルスタッペンにペースをコントロールされ追い付くことはできませんでした。3位はアロンソ。終盤ペレスにオーバーテイクされたもののベテランの意地を見せ抜き返し、久々のポディウム登壇となりました。

2023 ROUND 19 MEXICO CITY GP

2023年11月05日 10時34分45秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 C.サインツ フェラーリ
5位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 D.リチャルド アルファタウリ・ホンダ
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー

 メキシコGPです。スターティング・グリッドはポールがルクレール。以下、サインツ、フェルスタッペン、リチャルド、ペレス、ハミルトン、ピアストリ、ラッセル、ボッタス、周冠宇と続きます。ルクレールが前回のアメリカGPに続きポールを獲得。そして、手首の骨折から復帰したリチャルドが4番グリッドと驚異の上位進出を果たしております。スタートはポールのルクレールが先頭に立ってコースのセンターにマシンを寄せます。イン側にはフェルスタッペン、アウト側にはペレスとルクレールはレッドブル勢に挟まれた状態でターン1に向かいます。しかし、逃げ場を失ったルクレールはアウト側のペレスと接触。ペレスは接触の瞬間、マシンが跳ね上がりそのままコースアウト、リタイアとなっております。一方のルクレールはコースアウトするもフェルスタッペンの前でコースに復帰。ペナルティを意識したのか。その後、フェルスタッペンを先行させます。ルクレールはフロントウイングにダメージを受けましたが走行を続けます。33周目、マグヌッセンがクラッシュ。バランスを崩してアウト側にマシンの頭からコースアウトしていきます。クラッシュパッドに突っ込み、タイヤ3本が大破する程の激しいクラッシュでした。このアクシデントが原因で赤旗が出てレースは中断。再スタートが切られることになります。再スタートではフェルスタッペンが上手くダッシュを決めターン1に向かっていきます。その後ろではルクレールがマシンを左右に振って後方を牽制。ホールショットを決めたフェルスタッペンは、このままレースをリードしていくことになります。49周目、ホームストレートで目一杯加速した後、ターン1でアウト側からピアストリに仕掛けた角田裕毅。しかし、接触してコースアウト。大きくポジションを落とすことになります。何度もピアストリと絡んでいた角田裕毅。焦りが出てしまったのでしょうか。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。今シーズン16勝目とシーズン最多勝利記録を更新しました。記録ずくめのフェルスタッペン。もう、敵無しといったところですかね。7位はリチャルド。復帰2戦目でチームの今シーズン、ベストリザルトを出してきました。俄然調子を上げてきた名手リチャルド。ライバルの躍進が角田裕毅を焦らせたのかも知れませんね。