F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 14 ITALIAN GP

2008年09月18日 00時14分25秒 | Weblog
1位 S.ベッテル トロロッソ・フェラーリ
2位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
3位 R.クビサ BMWサウバー
4位 F.アロンソ ルノー
5位 N.ハイドフェルド BMWサウバー
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
8位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー

 いや~、スゴかったですねぇ、イタリアGP!ベッテル優勝ですヨ!予選の幸運でポールポジションをゲットしたとはいえ、決勝ではスタートでミスをすることもなく、先頭をキープすることに成功。後は順調に周回を重ねていきました。序盤の時点で自分は正直、ベッテルは勝てないだろうな、と思っていました。フェラーリやマクラーレンの面々が追い上げてくることが予想できましたから。しかし、そんな予想とは裏腹にベッテルは先頭でチェッカー!ハミルトンやライコネンが苦戦する中、見事に逃げ切ってみせたのでした。ベッテルは21歳ということで、アロンソが2003年ハンガリーGPで記録した最年少初優勝記録(22歳25日)を塗り替えることになりました(正確には21歳73日)。今回フェラーリはまるでイイところがありませんでしたが、フェラーリエンジンを積んだトロロッソが勝ったことで、ティフォジ達も荒れた心を鎮めることができるのではないでしょうか。ベッテルの祝勝会にはパドックの錚々たる面々が集まりました。いかにベッテルの優勝が劇的だったかを物語っていますね。イタリアGPの主役は明らかにベッテルでした。ハミルトンやライコネやといったドライバー達が苦戦する中、ベッテルが見せつけたあの力強さは、もはやトップレベルにあるといっても過言ではありません。クビサ、コバライネン、そしてベッテルと3人のニュー・ウィナーが誕生した今シーズン。シューマッハがいなくなって2シーズン目ですが、世代交代がいよいよ進んできたという感じですね。最後に小ネタをひとつ。イタリアGPの数日前、ベッテルはシューマッハに、雨の中をスリックタイヤを履いたレーシングカートで走るという特訓を受けていたっていうんですね。この特訓が、今回の優勝に役立ったことは間違いないでしょう。こんな特訓をしていたというのも驚きですが、もっと驚いたのはシューマッハが間接的ながらもベッテルの初優勝に貢献していたという事実。やはり皇帝は車に乗らなくてもやることが一味違いますね。

ROUND 13 BELGIAN GP

2008年09月10日 23時17分44秒 | Weblog
1位 F.マッサ フェラーリ
2位 N.ハイドフェルド BMWザウバー
3位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
4位 F.アロンソ ルノー
5位 S.ベッテル トロロッソ・フェラーリ
6位 R.クビサ BMWザウバー
7位 S.ブルデー トロロッソ・フェラーリ
8位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー

 さあ、やってきましたベルギーGP。マッサがここにきて2連勝、ランキングトップのハミルトンに対して2ポイント差まで詰め寄りました。とはいうものの、今回の勝利はタナボタなんですけどね。終盤の雨の中、マッサは3番手を走行しており、先頭ではハミルトンとライコネンが激しくポジションを争っているという状況。そんな中、ライコネンが痛恨のスピン&クラッシュ!強い雨脚の中をドライタイヤでバトルするという、非常にリスキーな状況の中起こったアクシデントでした。邪魔者がいなくなったハミルトン。2番手のマッサとは十分なリードがあるので余裕のフィニッシュ!しかし、ハミルトンは終盤にシケインをショートカットしたことの過度に対してペナルティーを受けることになりました。決勝結果のタイムに25秒加算されることになり3位に転落、代わって2位のマッサが繰り上がり優勝ということになったのです。まあ、タナボタとはいえ運も実力の内といいますから。この結果が今後のチャンピオン争いに思わぬ結果をもたらすかも知れませんね。さて、ハミルトンのペナルティで得をした人がもう一人、ハイドフェルドは2位表彰台をゲットです。ラスト2周でウェットタイヤに交換したハイドフェルドは怒涛の追い上げを見せ、まんまと表彰台をゲットしてみせました。そんなハイドフェルドですが、チームメイトのクビサに比べてイマイチ成績が芳しくない為、今シーズン限りで放出されるといわれており、そこへ現在のルノーのパフォーマンスに満足していないアロンソが転がり込むのではないかという噂があります。もっともアロンソはしばらく態度を明らかにしないつもりでいるのですが。これはフェラーリのライコネンの動向を睨んでいることは間違いないでしょう。ライコネンは今シーズン限りで引退するのではないか、と囁かれております。もともと自由気ままな生活を好むライコネン(彼の酒豪っぷりは有名ですね)。プレッシャーに晒される現在の生活に疲れを感じているのがその理由の様です。同郷の先輩であるハッキネンも同じ理由でこの世界を去っていきました(ハッキネンは酒豪ではありませんでしたが)。ライコネンもハッキネンの後に続いていってしまうのでしょうか?