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F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2025 ROUND 14 HUNGARIAN GP

2025年08月10日 07時28分47秒 | Weblog
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
6位 G.ボルトレート ステーク・フェラーリ
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 L.ローソン RB・ホンダ
9位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
10位 K.アントネッリ メルセデスAMG

 ハンガリーGPです。スターティンググリッドはポールがルクレール。以下、ピアストリ、ノリス、ラッセル、アロンソ、ストロール、ボルトレート、フェルスタッペン、ローソン、ハジャーと続きます。ルクレールがマクラーレンの2台を抑えてポール。ここハンガロリンクは低速コースで、他のサーキットとは違う特性を持ちます。それがフェラーリのマシン特性に合ったのでしょうか?また、アストンマーチン勢が5番手と6番手に着けているのも気になりますね。スタートは、ポールのルクレールがマシンを左右に振りながら後方のマシンを牽制してそのままターン1に侵入。ホールショットです。ルクレールを先頭にレースは進んでいきます。51周目、ピアストリはホームストレートでルクレールの背後に着きます。対するルクレール、イン側にマシンを寄せてブロック。しかし、タイヤ交換して間もないルクレールにとっては何の脅威となることも無く、アウト側からアッサリとオーバーテイク。2番手に浮上です。62周目、ホームストレートでルクレールに並びかけようとするラッセル。ラッセルはそのままターン1に突入しようとしますが、ルクレールがそうはさせまいと露骨に幅寄せしてブロック。軽く接触している様ですが、ラッセルはそのままルクレールをオーバーテイク。3番手にジャンプアップです。ルクレールにしては珍しく強引な動きを見せました。ピアストリのみならず、ラッセルまでも前に出すことに我慢がならなかったのでしょうか。奮闘空しくオーバーテイクの阻止はならず。尚、ルクレールはこの強引なブロックで5秒加算のペナルティを課されております。69周目、遂に追い上げてきたピアストリ。ターン1で前を行くノリスにアタックを仕掛けます。白煙を上げながらブレーキを遅らせてターン1に飛び込むピアストリ。しかし、タイミング的に遅かったこともあり、寸でのところで接触を回避しました。あわや同士討ち、一触即発の状態でしたが、レースの方はノリスがトップチェッカー。今シーズン5勝目です。スタートで5番手までポジションを落とした時には、かなりオワコンな雰囲気が漂っていました(汗)。しかし、ピット戦略の功(1ストップを選択)もあり見事にポジションを挽回。タイヤが辛くなった後半には、タイヤ性能に勝るピアストリに攻め立てられる場面もありましたが、見事に抑えきりました。それにしてもノリス。終盤(69周目)、ピアストリとあわや接触という場面がありましたが、意に介さず、といった様子でそのまま走行を続けていました。意外と鉄の心臓の持ち主なのかもしてませんね(汗)。

2025 ROUND 13 BELGIAN GP

2025年08月03日 10時40分38秒 | Weblog
1位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
7位 L.ハミルトン フェラーリ
8位 L.ローソン RB・ホンダ
9位 G.ボルトレート ステーク・フェラーリ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー

 ベルギーGPです。スターティンググリッドはポールがノリス。以下、ピアストリ、ルクレール、フェルスタッペン、アルボン、ラッセル、角田裕毅、ハジャー、ローソン、ボルトレートと続きます。マクラーレン勢がフロントロウを独占。もうこの辺はテッパンになってきましたね(汗)。まだ、5連続王者を諦めていないフェルスタッペンは4番グリッド。ここのところ不調続きの角田裕毅はシングルグリッドの7番手。今回は期待していいでしょうか?決勝レースですが、雨脚が強くフォーメーションラップを1周終えたところで赤旗提示。天候の回復を待つことになりました。約1時間20分待ったところで各マシンコースイン。セーフティーカー先導でのスタートとなります。4周目にようやくセーフティーカーが退出、レーススタートです。ターン1でピアストリはノリスを牽制する動きをみせますがポジションの変動は無し。後続にも大きな混乱は無く、各マシン、綺麗に隊列を組んで通過していきます。名物コーナー、オー・ルージュではピアストリがノリスの背後に迫ります。立ち上がりでアウト側から抜け出し、続くケメルストレートでノリスをオーバーテイク。首位に躍り出ます。13周目、オー・ルージュでハミルトンがローソンをオーバーテイク。ピットスタートながらオーバーテイクショーを繰り広げ、ここまでポジションを上げてきました。最終的に7位になるハミルトンは、ドライバーオブザデイに選ばれます。そして、レースの方はピアストリがトップチェッカー。ノリスのピット作業のタイムロスにも助けられましたが、今シーズン6勝目。ランキング2位のノリスとの差を拡げることに成功しました。

2025 ROUND 12 BRITISH GP

2025年07月13日 10時14分18秒 | Weblog
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
4位 L.ハミルトン フェラーリ
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
6位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 G.ラッセル メルセデスAMG

 イギリスGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ピアストリ、ノリス、ラッセル、ハミルトン、ルクレール、アロンソ、ガスリー、サインツ、アントネッリと続きます。フェルスタッペンがポールポジション。予選でライバルたちが好タイムを出す中、最終アタックで一番時計をマーク。まさに、横綱の貫禄でポールを決めました。え?横綱?これって相撲ブログですか?まあ、細かいツッコミは無しでお願いします(汗)。ちなみに、横綱の審査基準は優勝2回、またはそれに準ずる成績を上げることらしいですから、4回タイトルを獲得しているフェルスタッペンは超横綱級といっていいでしょう(え)。超横綱級とか話が大分横に逸れてしまいました(汗)。決勝レースですが、路面がウェットにもかかわらず、上空は日光が照り付けるという状況。ルクレール、ラッセル、ハジャー、ボルトレートがそれぞれの思惑の中タイヤ交換を行います。グリッドは4車が抜けた状態でスタート。フェルスタッペンがイン側のピアストリを牽制しつつホールショット。後方ではターン5でオコンとローソンが接触。ローソンはイン側にいたオコンに気が付かなかったのか、思いっきりドアを閉めた反動で派手にコースアウトしてスピン。オコンは走行を続けますが、ローソンはその場でリタイアです。このアクシデントでバーチャルセーフティーカーの導入となります。11周目あたりから雨が降り始め各車ピットイン。13周目には大粒の雨が降り、路面は水しぶきの白煙が上がる程路面状況が悪化しました。18周目、ハジャーはアントネッリに追突。雨で視界が悪化した為、ハジャーはアントネッリの存在を確認できなかった様です。このアクシデントによりセーフティーカーの導入です。そして、ここでちょっとした事件が起こります。首位のピアストリがストレート上で突如急減速。不意の減速に、フェルスタッペンは脇に逃れます。ノリスも減速し、後方の隊列の間隔は突如として詰まることになりました。ピアストリの、この急減速が問題視され10秒加算のペナルティとなります。セーフティーカー解除後の21周目、ターン1でフェルスタッペンは痛恨のスピン。すぐに立て直して走り出したものの優勝戦線からは離脱です。35周目、ターン15でヒュルケンベルグがストロールをオーバーテイク。3番手にジャンプアップです。このままいけばヒュルケンベルグ、キャリア初の表彰台となります。しかし、背後には強敵のハミルトンが迫ってきています。無事に逃げ切れるでしょうか?そして、レースの方はノリスがトップチェッカー。路面状況が刻々と変化する難しい状況の中、見事走り抜きました。2位はペナルティの影響もあってかピアストリ。不可解な急減速が無ければ優勝していたことでしょう。ちなみに、2017年のアゼルバイジャンGPでも同様に、ハミルトンがセーフティーカー先導中に急減速。追突したベッテルがブチ切れてハミルトンにマシンを体当たりさせるという事件が起こりました。今回は、この様な事態に発展しなくてよかったですね(汗)。3位はヒュルケンベルグ。何と、参戦239戦目にして初の表彰台です。これは、最も遅い初表彰台記録でブッチギリの歴代1位です。レース中盤で3番手に上がった後は、背後には強敵のハミルトンがいるという状況。以前、表彰台圏内を走行中にプレッシャーからかスピンを喫してしまうということがありました。なので今回は本当にヒヤヒヤしましたヨ(汗)。ハミルトンの追い上げを見事に振り切りることに成功。また、ここ数レース、調子が上向いている感じはしていましたが、金星(表彰台)を獲るとは思いませんでした。フェラーリエンジンを使用するカスタマーチームとしては、本家フェラーリを抑えてのフィニッシュというのも金星ですね。2019年シーズンで一時期F1から離れていた時期もありました。復帰したドライバーが好成績を出すのは難しいのですが、それを覆して見事に悲願達成。復帰した甲斐があるというものです。これで安心、これからは枕を高くして眠れそうですね(笑)。

2025 ROUND 11 AUSTRIAN GP

2025年07月06日 06時48分01秒 | Weblog
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 L.ハミルトン フェラーリ
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 L.ローソン RB・ホンダ
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 G.ボルトレート ステーク・フェラーリ
9位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
10位 E.オコン ハース・フェラーリ

 オーストリアGPです。スターティンググリッドはポールがノリス。以下、ルクレール、ピアストリ、ハミルトン、ラッセル、ローソン、フェルスタッペン、ボルトレート、アントネッリ、ガスリーと続きます。マクラーレンとフェラーリがセカンドロウ迄を分け合っています。復調の兆しがみえるフェラーリ、マクラーレンの対抗馬となりうるでしょうか?決勝レースですが、サインツがマシンを動かすことが出来ず立ち往生。エクストラフォーメーションラップの追加により1周減算となりました。スタートはノリスがルクレールをイン側に牽制しつつホールショット。ルクレールはノリスとのバトルに気を取られている隙にピアストリに先行されます。ターン3、勢い余ったアントネッリがブレーキをロックさせたまま直進していきます。ハミルトンとローソンの間をすり抜けてフェルスタッペンにヒット。本当に狙っていたんじゃないかと思う程見事にヒットしました(汗)。いきなり横からぶつけられたフェルスタッペンとしては、たまったもんじゃありませんが、仕方がありません、これもレースです。レッドブルの地元ですが、不本意ながらフェルスタッペンはその場でリタイア。アントネッリも共々リタイアとなっております、31周目、ターン4でコラピントとイン側からアタックを仕掛けた角田裕毅が接触。コラピントはスピンしますが、上手く立て直してそのままリスタート。一方、角田裕毅はこの接触の過度により10秒加算のペナルティです。角田裕毅は15周目にもストロールと接触をしており、何というか、走りが緩慢というか、雑になっているのが気になりました。おそらく、成績を出さなければ、というプレッシャーによるものだと思いますが(オーストリアはレッドブルの地元なのでなお更でしょう)、本来のキレのある走りが見れなくて残念です。そして、レースの方はノリスがトップチェッカー、2位がピアストリとマクラーレンのワンツーです。ノリスは序盤、ターン3でピアストリにオーバーテイクされますが、ターン4でラインをクロスさせて立ち上がり、冷静にポジションを取り戻しています。その後、ピアストリがターン4で白煙を上げながらノリスを責め立てるという、一歩間違えれば両者リタイアになってもおかしくない場面でもノリスは冷静に自分のラインを守り通します。ピアストリがダートに乗り上げるという幸運にも助けられ、ノリスはまんまと勝利しました。見ているだけでヒリヒリする様なデッドヒートを展開した両者。これだけ、際どいバトルを続けて無事に2台ともフィニッシュしたというのは本当に驚きです。前回、カナダGPではノリスの焦りばかり目立っていましたが、今回は実に冷静沈着。実に「乗れているな」という印象でした。ノリスがこの走りを続けられれば、この先増々ヒートアップしそうなタイトル争いも戦っていけるんじゃないでしょうか。

2025 ROUND 10 CANADIAN GP

2025年06月22日 09時43分48秒 | Weblog
1位 G.ラッセル メルセデスAMG
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 K.アントネッリ メルセデスAMG
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
9位 E.オコン ハース・フェラーリ
10位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス

 カナダGPです。スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、フェルスタッペン、ピアストリ、アントネッリ、ハミルトン、アロンソ、ノリス、ルクレール、アルボン、コラピントと続きます。前回のスペインGPで今シーズン初入賞のアロンソ。気が付くと4戦連続でシングルグリッドに着いております。調子が上向いてきたアロンソ。ニューウェイ効果が出たのでしょうか?スタートはラッセルが上手くダッシュを決めホールショット。後続車に混乱は無く次々と通過していきます。ターン3ではアントネッリがピアストリのインに潜り込んでオーバーテイク、3番手にジャンプアップです。ターン8ではコラピントにインを突かれたアルボンが押し出される形でコースアウト。凸凹の路面をショートカットしつつコースに復帰します。62周目、ノリスがピアストリに迫ってきました。ノリスは激しく車間距離を詰めてピアストリにプレッシャーを与えます。66周目、ヘアピンになっているターン10でノリスはピアストリをオーバーテイク。しかし、ピアストリもさるもの。ラインをクロスさせて次のストレートに向かう立ち上がりでノリスと並走します。不利なアウト側に着けていたノリスは一旦引きます。最終シケインを立ち上がりストレートでピアストリの背後に着いたノリス。ノリスは勢い余ったのか、ここでピアストリの後部に接触。フロントウイングが脱落したノリスのマシンはその衝撃でウォールにヒット。フロントサスペンションを破損したノリスはその場でリタイアとなります。一方、接触されたピアストリはそのまま走行を続け4位入賞。このアクシデントでセーフティーカーが出動。レースの方は結局セーフティーカー出動のままフィニッシュを迎えます。ポールからスタートしたラッセルが今シーズン初優勝となりました。さて、今回リタイアに終わったノリスですがこれは痛いですね。散々暴れまわった挙句、勝手に自滅した様な状況ですからね。自身の奮闘が実らなかったどころか、無に帰してしまったのですから。まあ、救いといえばピアストリを巻き込まなかったことでしょう。もし、2台共リタイアになっていたら、関係者を集めて話し合いの場を持つ状況に発展していたでしょうから。また、シケイン手前ではノリスが若干前に出ていました。もし、ここでノリスが強引に通常通りにシケインに侵入していたら、間違い無くピアストリを巻き込んでいたでしょう。これは本当に最悪のシナリオでしたが、ノリスのほんの一瞬の判断で避けることができました。そして、バトル自体もフェアに行われていました。変に幅寄せすることもなく、引くところは引いていました。これは、ノリスの人柄を表しているともいえるでしょう。ちなみに、この世界では「良い人」はチャンピオンになれないとも言われています。昨シーズン、ノリスがチャンピオンになれなかったのは優し過ぎたからかもしれません。何とも皮肉なことですが…。

2025 ROUND 9 SPANISH GP

2025年06月08日 11時28分58秒 | Weblog
1位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 N.ヒュルケンベルグ ステーク・フェラーリ
6位 L.ハミルトン フェラーリ
7位 I.ハジャー RB・ホンダ
8位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ

 スペインGPです。スターティンググリッドですが、ポールはピアストリ。以下、ノリス、フェルスタッペン、ラッセル、ハミルトン、アントネッリ、ルクレール、ガスリー、ハジャー、アロンソと続きます。マクラーレンがフロントロウを独占。そして、デビューから3シーズン目ながらも成長著しいピアストリがポールです。今シーズンこそ王座を期していたノリスにとっては、心中穏やかではないことでしょう。スタートはピアストリの出だしが良くホールショット。2番グリッドのノリスは出遅れてフェルスタッペンに割って入られます。ラッセル、ノリス、フェルスタッペンの3台が3ワイドになってターン1に向かいます。そして、アウト側のフェルスタッペンがノリスをオーバーテイク。イン側に着けていたラッセルはスピードを落としてノリスの後ろに着いた隙を突かれてハミルトンに先行されます。48周目、フェルスタッペンがタイヤ交換を終えてコースに復帰する際、角田裕毅が前を通り過ぎて行きます。しかし、フェルスタッペンの方がポジションが前なので、すぐさま前に行かせます。まあ、当然といえば当然ですね。チームメイトですし。64周目、フェルスタッペンをアウトから抜こうとしたラッセルに対して、フェルスタッペンがアウトに膨らむ形で接触。パッと見わかりづらいですが、これ、どうやらフェルスタッペンがラッセルに対して幅寄せをした様です。この、故意の接触に対して10秒加算のペナルティが科されます。この直前、フェルスタッペンはセーフティーカー解除後の最終ターンの立ち上がりでミス。ターン1でルクレールに先行されます。続けてラッセルにも先行されそうになったのですが、フェルスタッペンはピットロードを走ることでポジションを守る形になりました。ペナルティを避ける為にターン5でラッセルを先行させたのですが、不必要な接触を起こしてしまい、結局ペナルティを食らうというトホホな結果に。フェルスタッペンは続け様にポジションを落とすことに焦りと苛立ちを感じて、ラッセルに対する幅寄せという行為に及んでしまったのでしょう。この接触は物議を醸しており、フェルスタッペンはポイント以上のものを失ったといてそうです。さて、レースの方はピアストリがトップチェッカー。直近のライバルであるチームメイトのノリスを寄せ付けない見事な勝利でした。5位はヒュルケンベルグ。終盤、ストレートでハミルトンをオーバーテイク。何だってー!?何と、カスタマーチームのザウバーがワークスチームのフェラーリを下しました。タイヤの関係もあったのでしょうが、さすがは「スーパー・ニコ」。大ベテランともいえる年齢ですが、まだまだ魅せてくれます。9位にはアロンソ。今シーズン初入賞です。序盤にコースアウトした時は、オワコンだと思いましたが(汗)、ベテランらしく、しぶとく走り抜き見事ポイントゲットしました。アストンマーチンとしては、来シーズンのマシン開発に注力しているので、正直今シーズンの活躍は期待できないと思います。まあそれでも、最後までプロフェッショナルらしいレースを期待したいところです。

2025 ROUND 8 MONACO GP

2025年06月01日 08時51分30秒 | Weblog
1位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
5位 L.ハミルトン フェラーリ
6位 I.ハジャー RB・ホンダ
7位 E.オコン ハース・フェラーリ
8位 L.ローソン ハース・フェラーリ
9位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
10位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス

 モナコGPです。ポールはノリス。以下、続いてルクレール、ピアストリ、フェルスタッペン、ハジャー、アロンソ、ハミルトン、オコン、ローソン、アルボンと続きます。前回、好走を見せたノリスがポールポジション。このまま、優勝へと突き進むことができるでしょうか?2番グリッドにはルクレール。昨年のモナコGP覇者です。ここは地元ですから、狙うところは当然一つしかありません。スタートはノリスがリードしてターン1に侵入。ルクレールがアウト側から並びかけますが、ノリスは白煙を上げながらポジションを死守。ノリスがホールショットを決めます。レースはノリスがリードする展開で進んでいきます。後方ではポルティエでボルトレートがアウト側のバリアに突っ込みます。イン側のアントネッリに押し出される形で行き場を失いました。9周目、トンネルの出口でガスリーが角田裕毅の右リアにヒット。左フロントタイヤがもげてコントロールを失ったガスリーはシケインを直進。チームメイトのコラピントに激突しそうになりますが間一髪、コラピントが僅かに左に避けてこれを免れます。一方のガスリーは左フロントがもげて三輪の状態になったまま走行を続けピットイン。そのままリタイアとなります。38周目、アロンソはラスカス(最終コーナーの一つ手前)でマシンをエスケープゾーンに寄せます。マシン後部から白煙が上がっているのでエンジントラブルの様です。6番手と好位置に着けていただけに実に惜しいですね。今シーズンノーポイントのアロンソ、またしても初ポイントはおあずけとなってしまいました。そして、レースの方はノリスがトップチェッカー。安定した走りで見事ポール・トゥ・フィニッシュ。自身初となるモナコGPの勝利を手にしました。さて、ドライバーズランキングですが、ランキングトップのピアストリに対して、2戦連続でピアストリよりも前でフィニッシュしたノリス。そして、マシンの絶対的優位性が無くなったとはいえ、ディフェンディングチャンピオンとしての強さを見せるフェルスタッペン。3つどもえの戦いはいよいよ混沌として先が見えなくなってきました。

2025 ROUND 7 EMILIA-ROMAGNA GP

2025年05月29日 02時21分13秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
4位 L.ハミルトン フェラーリ
5位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
6位 C.ルクレール フェラーリ
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
9位 I.ハジャー RB・ホンダ
10位 角田裕毅 レッドブル・ホンダ

 エミリアロマーニャGPです。スターティンググリッドはポールがピアストリ。以下、フェルスタッペン、ラッセル、ノリス、アロンソ、サインツ、アルボン、ストロール、ハジャー、ガスリーと続きます。ランキングトップのピアストリがポール。今シーズンこそタイトルを期しているノリスにとっては気が気ではないでしょう。そして、フェルスタッペンが2番グリッド。マシンの優位性が無いながらも実力でこのポジションをもぎ取りました。スタートはピアストリの出だしが良くターン1を先頭で通過していきます。しかし、ターン2でフェルスタッペンがアウト側からブレーキを遅らせてオーバーテイク。首位に躍り出た、この勢いのままレースをリードしていきます。11周目、ターン2でノリスがブレーキを遅らせてラッセルをアウト側からオーバーテイク。ノリスは長いことラッセルに抑え込まれておりましたが、ようやく前に出ることができました。これで3番手に浮上です。ちなみに、オープニングラップのフェルスタッペンもターン2で同様にピアストリを下しています。どうやらターン2がオーバーテイクポイントになっている様ですね。58周目、ノリスがピアストリをアウト側からオーバーテイク。これでノリス、2番手に浮上です。ここのところ、ピアストリよりも下の順位でフィニッシュすることが多かっただけに、自身の存在感をアピールするいい機会になったのではないでしょうか。そして、レースの方はフェルスタッペンがトップチェッカー。ディフェンディングチャンピオンとしての貫禄を見せつけました。

2025 ROUND 6 MIAMI GP

2025年05月11日 03時41分10秒 | Weblog
1位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
5位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
6位 K.アントネッリ メルセデスAMG
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 L.ハミルトン フェラーリ
9位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
10位 角田裕毅 レッドブル・ホンダ

 マイアミGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下ノリス、アントネッリ、ピアストリ、ラッセル、サインツ、アルボン、ルクレール、オコン、角田裕毅と続きます。前回サウジアラビアGPに続きフェルスタッペンがポールポジション。予選一発の速さはともかく、決勝ロングランのペースに課題があるというところでしょうか。そして、ウイリアムズ勢が2台揃ってQ3進出。Q3の常連になりつつあります。サインツに至っては、昨シーズンまで在籍していたフェラーリ勢よりも前のグリッドですから、してやったりですね。スタートはフェルスタッペンの出だしが良くホールショット。背後に着けていたノリスはターン2でアウト側からフェルスタッペンに仕掛けますが、行き場を失いコースアウト。この際にピアストリ、アントネッリ、ラッセル、アルボンに先行されポジションを大幅に落とします。14周目、ピアストリはターン1でフェルスタッペンのアウト側に並びかけます。イン側のフェルスタッペンは粘り過ぎたのか、ブレーキをロックさせてアウト側に膨らみます。この隙にピアストリはフェルスタッペンをオーバーテイク。フェルスタッペンの数度に亘る抵抗の後、ようやく決着を着けることができました。さて、後方から追い上げてきたノリス。17周目のターン11でフェルスタッペンのイン側に入りオーバーテイク。しかし、ややオーバースピード気味だった為、フェルスタッペンをアウト側に追い出す形になります。続くターン17、フェルスタッペンがノリスをイン側からオーバーテイク。2番手に返り咲きます。翌18周目、ノリスが同じくターン11でフェルスタッペンをイン側から再びオーバーテイク。今度はスッキリした形で決めました。これでマクラーレンのワンツー態勢の出来上がりです。そして、レースの方はピアストリがトップチェッカー。ポイントリーダーのピアストリ、ランキング2位のノリスとの差を更に広げます。2位はノリス。スタートのミスが後々まで響きましたね。追い上げ後のフェルスタッペンとのバトルでのタイムロスが大きかったのではないでしょうか。また、一度フェルスタッペンをオーバーテイクした後、ターン17でフェルスタッペンにオーバーテイクされるシーンがあります。この時、やけに隙だらけだなと思いました。これじゃ、オーバーテイクされるよと。しかし、これは直前にオーバーテイクした際にフェルスタッペンをコース外に追いやったのですが、この行動に対するペナルティを恐れてフェルスタッペンにポジションを戻したということらしいです。こういう冷静な判断ができるのなら、スタートをもっと綺麗にまとめれば、間違い無く優勝出来たと思うので非常にもったいないです。4位はフェルスタッペン。予選でポールポジションを獲ったものの、決勝では防戦一方。マクラーレンの2台に対しては、抵抗も空しく競り負けています。あまつさえ、ポディウムにすら届かなかったのですから忸怩たる思いでしょう。今、日本の芸能界ではスキャンダルの嵐が吹き荒れていますが、レッドブルの弱体化もチーム代表、クリスチャン・ホーナーのスキャンダルが原因と言われています(真偽はともかく)。この騒動に嫌気がさした、有能なエンジニア達が次々とチームを離脱。サーキットでは無敵を誇ったレッドブルも、場外乱闘には弱かったというところでしょうか。

2025 ROUND 5 SAUDI ARABIAN GP

2025年05月04日 09時11分52秒 | Weblog
1位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 K.アントネッリ メルセデスAMG
7位 L.ハミルトン フェラーリ
8位 C.サインツ ウイリアムズ・メルセデス
9位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
10位 I.ハジャー RB・ホンダ

 サウジアラビアGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ピアストリ、ラッセル、ルクレール、アントネッリ、サインツ、ハミルトン、角田裕毅、ガスリー、ノリスと続きます。何と、前回不調だったフェルスタッペンがポールポジション。緊急会議を開いたのは無駄ではなかった様ですね。角田裕毅は前戦に続きシングルグリッド。着々とマシンを手なずけている様です。スタートは2番グリッド、イン側のピアストリの出だしが良くフェルスタッペンと並んでターン1に侵入します。切り返しのターン2で逃げ場を失ったフェルスタッペンはショートカットする形でコースに復帰。首位を守ります。後方では角田裕毅とガスリーが接触。スタート直後のシケインの後に短いストレートがあり、そこでガスリーがアウト側から並びかけたのですが、どうやらそのまま接触してしまった様です。角田裕毅はガスリーを警戒して、もっと早目にイン側に切り込んだ方が良かったのではないでしょうか。ガスリリーはウォールに激突してマシン後部の右半分が大破。角田裕毅は軽くウォールにヒットしましたが外部に大きな損傷は無し。しかし、そのままピットに戻りリタイアとなります。22周目、フェルスタッペンはピットインしてタイヤ交換。このタイミングで、スタート時の攻防でショートカットした際に喰らった5秒のタイムペナルティを消化します。5番手でコースに復帰。他のマシンのタイヤ交換の回数を勘案すると2番手に相当するポジションとなります。そして、レースの方はピアストリが危な気無い走りでトップチェッカー。一方チームメイトのノリスはポディウムに届かず4位フィニッシュ。序盤にハミルトンに足止めを喰らったのが痛かったですね。今回の勝利でピアストリがランキングトップに浮上。一方今シーズン不利が予想されていたフェルスタッペンが戦闘力を持ち直してきたことで、ドライバーのタイトル争い、増々予想がつかなくなってきました。