最近、中東の話題が多いので、ここで、放送大学の高橋和夫先生の「中東の政治 ’20」で話される内容のポイントである、
ナポレオン戦争後から今までの中東の覇権の流れ
をまとめてみたいと思う。内容的には、主に第一回の概要。
■中東の政治の流れのまとめ
ナポレオン戦争後
↓
英・露の支配:グレートゲーム
アフガニスタンで衝突
統一ドイツが出てくると、対立は弱まる(ドイツ VS 英・露・仏)
(第一次世界大戦により終わり)
↓
英仏の支配:
アメリカとロシアの登場
独立する国もでる
(第二次大戦により終わり)
↓
米・ソ冷戦の時代
アメリカの中東政策
①ソ連の中東進出への阻止→ソ連崩壊
②石油の確保
③イスラエルの安全保障
(ソ連の崩壊により終わり)
↓
アメリカの一極覇権の時代
アメリカの中東政策
①国際テロ組織の撲滅
②大量破壊兵器の拡散阻止
③イスラエルの安全保障
④石油の確保 →シェール石油
(アメリカの中東からの撤退で終わり)
↓
新しい列強の時代:今
地域の大国 :イラン、トルコ、イスラエル、(サウジアラビア)
地域外の大国:中国、(ロシア)
この辺が第一回でざっと紹介されるんだけど、
この流れを知っておくことが重要な気がするので、
メモって見た
他の科目でも、このレベルの概略が役立つことがあるので、
今度いろいろ載せてみる。気が向いたら・・・