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交響楽団にとって、ホームグラウンドのコンサートホールがある意義は、大きいらしい

2023-09-24 08:18:51 | 音楽いろいろ
9月23日は、日本フィルハーモニー交響楽団の
「日本フィル杉並公会堂シリーズ2023 第3回 鮮烈!炎のマエストロ」
に行ってきた!

ソリストは、ピアノの仲道郁代さん。
席は2階Pの1列目。
 P席を説明すると、普通コンサートホールは、演奏する側があって、それに観客席が対峙している。杉並公会堂も1階は、そうなっている。
 2階は、四方を取り囲むように席があり、1階観客席の上に2階観客席があるが、左右にも席があり、さらに、演奏者の真上にも席がある。この演奏者の真上の席がP席。
 P席の1列目は、指揮者とソリストはよく見える。コンサートマスターも横顔が見えるが、他の人は後ろ姿しか見えない。とくにパーカッションは、1階の真下にいるので全く見えない。
 クラッシックに全く興味がなかった時、この席って指揮者がめちゃくちゃよく見えるから、一番高い値段の席だろうと予想していたが、そうではないみたい。今回、一番安いB席(3100円)を購入したんだけど、ここだったから。

で、演奏。1曲目は

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》 変ホ長調 op.73 

すげー、さすが、世界を代表する仲道さん。ぴあのすごいです。
ただ、指揮者のコバケンさんは、「炎の」というと、スゴイ振っている感じがするかもしれないけど、そうではなく、振りは小さいんだけど、音楽を全身であらわしてました。かなり表情豊かに指揮してる(ってことがP席なのでわかりました)

おわったときに、声は出せないのでブラボー手ぬぐい振っている人がいました

ソリストアンコールは、
ブラームス 6つの小品 作品118より第一番間奏曲
なんでこの曲かを一生懸命説明してくれたんだけど、ごめん、よく聞こえなかった。

休憩後の曲は

ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68 

すごいっす。コバケンさん、楽譜ないっす!!
楽譜なしで(ってことは暗譜してるんだよね)、音楽を体全体で表現しています。(1曲目より、振ってた)。この辺が、炎のマイストロなんでしょう。
音を遠くに飛ばす感じのときの指揮が独特ですよね(遠くを指さし、手をはかなく広げる感じ)!

おわったときに、声は出せないのでブラボー手ぬぐい振っている人がいました

終わって、かなり長い拍手のあと、

指揮者のコバケンさんが挨拶していたんだけど、
マイクで話してくれたんだけど、よく聞き取れなかった。
どうも、阪神はホームグラウンドがあるよね、
日フィルも、ホームグラウンドがここ杉並公会堂にあって、
本当に良かった。
杉並公会堂になる前までは、流浪の民だった。

って話してた。
交響楽団にとって、ホームグラウンドのコンサートホールがある意義は、大きいらしい

むしろ、私たちにとっては、杉並公会堂に来てくれるおかげで、
世界のコバケンと仲道さんが3100円と、
恐ろしい激安価格でみれて、めちゃくちゃありがたいんだけどね。

で、アンコールは、日フィルが得意らしい。

ダニーボーイ




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