まずは、放送大学の高橋和夫先生の「中東の政治」を見る必要あるよね。
見れば、以下の点には、気づくはず。
・世界の武器には、「アメリカ系」「ソ連(ロシア)系」があり、
この2つは系統(システム)が違うので、すぐには適応できない。
ソ連系の兵器を使う軍隊を派遣できるのが北朝鮮で、
第四次中東戦争のとき、エジプトに派遣され、
イスラエルと戦った実績がある。
→エジブトはその見返りに、北朝鮮にソ連製のミサイルを譲渡した
北朝鮮のミサイル技術はここから始まる(=ソ連製が元)
・北朝鮮は軍事産業もさかんで、イラン・イラク戦争では、イラン側に
大量の武器輸出をした。
とくに、ミサイルは、イランに輸出しただけでなく、製造技術と
プラントごと、イランに輸出している。
→その後、イランは独自にミサイルを作れるようになったが、技術基盤は
北朝鮮が元(ってことは、上記の通りソ連が元)。
このことを知っていて、
あと、以下の話を知っていれば
・ソ連製の武器は、アフリカに売られている。武器の教育が必要だが、
それは、ワグネルがやっていた。
・ワグネルは、プリゴジンが死亡(と東スポ以外は認識している)
すぐに使える状態ではない
・ロシア・アメリカとも、次世代の兵器に変わりつつある。
・もうじき、イスラエル VS イラン間で、第三次世界大戦が起きそう
たとえば、こんなかんじ
【中東情勢】イスラエル,スパイ長官の公式演説がヤバい! ロシアとイランへの攻撃を示唆”エゼキエル戦争”の序章か?!
【中東情勢】エゼキエル戦争の匂いがする?! イスラエル,スパイ長官の公式演説にイラン政府が報復声明を発表
今回ロシアと北朝鮮で、話し合われた話は、普通に考えると
こうなるのでは・・・
・イランはイスラエルとの戦争に対し、核ミサイルを用意しておきたい。
核の部分はできた
が、ミサイルの部分は、北朝鮮の技術。
北朝鮮はミサイルができているかというと、
ミサイルの打ち上げには成功しているが、
軍事衛星レベルになると、失敗している。
が、戦争はもうすぐ!?
誰が見ても(たぶん、金正恩もわかってると思うけど)、この状況を独力で打破するのは不可能。技術を持っている国=ロシア、アメリカ、日本のいずれかに助けてもらわない限り無理!
(たしか、前の軍事衛星は中国製の部品使って失敗してるんだよね。たから、中国はここでは外される)。
どう考えても、日本やアメリカが協力してくれるわけないから、おのずと選択肢は1つしかない。
・ロシアに、軍事衛星を上げる技術と設計方法、さらには部品まで
全部もらって、それを組み立て、ミサイル&軍事衛星打ち上げに成功する。
さらに
・その技術を基にイランから核ミサイルを受注するか、イランに技術支援する
その際、核をミサイルに積む技術が必要になる。
これも、ロシアからもらう。
そのうえで、
・たぶん、第三次世界大戦になれば、戦い方が変わる。
この戦い方の変化も、ロシアから教えてもらう
この成功が、イランにとっても北朝鮮にとってもMUSTになる。
もし、失敗すれば、イスラエルにやられて、国ごと吹っ飛ぶ!!
なので、この会見を絶対絶対成功させる必要があったんだろうけど、
それが、大成功したってことなんだろうね。
・・・だから、ロシア・アムール州にあるボストーチヌイ「宇宙基地」で会見する必要があった。
北朝鮮側は、ぜひとも軍事衛星の技術が欲しかったから、たぶん、現場の設計者同士が連絡先交換(LINE?)する必要があった。
プーチンと金正恩の写真ばかり出てたけど、その陰てたぶんロシア・北朝鮮の現場の技術者同士の名刺交換があったに違いない・・・と想像できる。
一方、ロシアにとっても、メリット大ありで、
ロシアとしてみれば、自分たちの武器がアフリカに売られているので、
アフリカに兵器・軍事教育に行かないといけない。
前はワグネルが行ってたけど、いま、行けないので、
代わりに行ってくれる人、ロシア製の武器に精通している人物が必要!
そこで、北朝鮮!!
アフリカで今、内戦起きそうだけど(ニジェール)
ニジェール軍部が、ワグネルに支援要請があったものの、今、ワグネルない。
・・・というときに、北朝鮮に行ってもらうという選択肢ができることは、大きい。
ロシアにとってみると、ウクライナの戦争は大して大きなものではなくて、今後起こるアフリカにおける対フランスとの闘いのほうがめちゃくちゃ大きくて、さらに、第三次世界大戦となれば、巻き込まれることは必至(なんたって、ミサイル技術を持ってるのがロシアなのだから・・・)。
なので、そっちのほうが心配なんだけど、そっちに対して支援してくれる北朝鮮の存在は、めちゃくちゃ大きいのだ。なので、プーチンさんも笑顔ということなんだよね。
ってことで、中国関係ない。
2023.9.14 プーチン-金正恩会談の意味: 中国には依存しない【及川幸久−BREAKING−】※多言語字幕ありMulti-verbal subtitles※
アメリカが本気で中国と北朝鮮との関係とか考えているとしたら、それは、アフリカでの戦線や第三次世界大戦について考えていないということになり、そっちのほうがヤバい。いまのウクライナの戦いとの比にならないほどの戦争がロシアと西側との間に、アフリカ・中東を巻き込んで起ころうとしているのだから・・・そして、ロシアと北朝鮮は、それに備えているのだから・・・