アメリカは、アメリカに敵対する産油国をつぶしてきた
イラクのフセイン大統領
リビアのカダフィー大佐
今、ロシアのプーチン大統領をつぶしにかかっているところ
そして、ロシアの独立国家共同体(CIS)で石油の(BTC)パイプラインをもつ産油国アゼルバイジャンに、進出していくらしい。
ここのニュース
確認しよう。
この問題は、アゼルバイジャンとアルバニアの問題であり、
仲介にロシアが入っていて
隣国はジョージア,イラン、トルコである。
つまり、アメリカ何にも関係ない。
なのに、産油国アゼルバイジャンになんか言ってきている。
敵対する産油国をつぶし、資源を手中にいれたいという闇の動機以外、
アメリカがこの問題に関与する理由を見出しえない。
ただ、この問題、前に書いたけど
アゼルバイジャン、悪くない。
アゼルバイジャンの領土、ナゴルノ・カラバフで、
アルメニア系住民が、地雷を仕掛けて、アゼルバイジャンの人を殺害したので
アゼルバイジャンが、軍事行動を起こしてアルメニア系住民を制圧した。
→自国内で事件が起こったので、鎮圧した。国内問題で、問題ない。
アルメニアに軍事基地があり、アゼルバイジャンと同盟関係にあるロシアが仲介して、アルメニア系住民の武器を受け取っている
→もう、事件として終わっている。
自国内の、もう終わった話を、ここから蒸し返して
全く関係のないアメリカが出てくるっていうのは、
ちょっと無理がある。
そもそも、
アゼルバイジャンの領土内の話を、
住民が多いからって、アルメニア系をアメリカが支援するのがOKなら、
ウクライナの領土内を
ロシア系住民が多いから、南部、東部ウクライナにロシアが進出するのも
OK?ってことになってしまう。
・・・OKじゃない!大問題だ!!ってことで、
アゼルバイジャンはウクライナ支持である。
そして、アルメニアは、(ロシアと同じことをしているので)
国連のロシア批判で棄権(=実質、支持)している。
ロシアを支持しているアルメニアにアメリカが味方して
ウクライナを支持しているアゼルバイジャンをアメリカが文句言うのは
はっきり言って、アメリカのご都合主義以外の何物でもない。
アメリカもさっすがにこの状態では大義が立たない
ウクライナの場合、
まず、親露政権をオレンジ革命で倒して、
親米政権のゼレンスキー政権をつくり、
そのゼレンスキー政権がアメリカと組んで
産油国ロシアと敵対する
という構図を作った。
アルメニアも現状、パシニャン首相派と分離独立派と国内は分かれていて、
今回ナゴルノカラバフでアゼルバイジャンと軍事衝突を興したのは分離独立派
だけどパシニャン首相がアメリカ寄り
パシニャン首相が分離独立派と組んで大同団結し、
その団体がアメリカと組んで
産油国アゼルバイジャンと敵対する
っていう構図を作るのかなあ・・・知らんけど・・・
P.S
アメリカ、まずはアルメニアからロシアを排除して、親米政府を作るのに成功