ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

エンジニアはサーバーサイド、フロント、インフラに3別される

2014-05-21 17:24:35 | Weblog

どう考えても、基幹系の技術者は駆逐される
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140515/557083/


だが、そもそも基幹系が重要なのは、金融(証券・保険・銀行・・)など、
ユーザーよりも、金融当局や法律のほうが重要な業界に多い。
この手は、Javaに移行すると値が合わなくなるのでCOBOL使用率も多い。

ユーザーは金融当局の意向や法律に関係なく動くので、
ユーザー中心だけでは、この手の基幹系システムはできず、
金融当局や法律なども考慮して業務プロセスから設計しないと、
システムができない。


なので、この手のシステムは、クライアントとサーバ側をわけて、

サーバー側は金融当局や法律を加味し、システムをサービスとして設計
クライアント側はユーザー中心で、サービスのマッシュアップを設計

としたほうが、きれいにいく。

よって、基幹系はのこる。ただし、サービスを作成するという形で
残ると思う。BPMNによる記述なども考えられる。
この人たちは、サーバーサイドエンジニアとよばれるであろう。

クライアントは、サーバーサイドのサービスをマッシュアップ
して、UI(じゃないUX)を作っていく。
この人たちは、フロントエンジニアと・・・今呼ばれているね!

そして、実運用は今も将来もインフラエンジニア・・・ということで、

基幹系エンジニアがなくなるのではなく、
エンジニアはサーバーサイド、フロント、インフラに3別されるようになり、
基幹系は、サーバーサイドエンジニアになると思う。


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ビッグデータ、オープンデータ、パーソナルデータ+アンケート、シミュレーションデータ

2014-05-21 12:30:43 | AI・BigData
昨日書いた

「ビールとおむつを売るために、御社は存在するのですか?」-ビッグデータの落とし穴
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/c97b9de7bcdb86a766d991c5844e887c

の最後のほうの話。

じつは、ビッグデータには問題があって(基本、販売データやCRM、SRM
ということに関係して)それを補完するデータが必要になる。

について。




■ビッグデータは、販売した顧客に対する行動データしか集めていない

マーケティングには態度データと行動データがある。
態度データとは、その人がそう思った感情のデータ、ある程度継続する。
好きとか嫌いとかが、それにあたる。

一方、行動データというのは、実際に購買した、しなかったという行動
のデータ。

好きだから買う、嫌いだから買わないのは当たり前だけど、
  好きだけど買わない(お金がなかった)
  嫌いだけど買った(それしかなかった)
というような場合もあるので、態度データと行動データは必ずしも一致しない
態度データは、アンケートなどで取得する。

アンケートは、人が答えるものなので、そんなにビッグなデータにならない。
(ビッグな態度データだと、収集するのに、相当なお金がかかるはず)




■マーケティング戦略には、販売してない人のデータが必要

戦術レベルであれば、購入顧客の行動データだけでも、販売戦略には
役だつ。しかし、マーケティング戦略を立てる場合、STPで行うとすると、
まず、マーケットを分割する(セグメンテーション)必要がある。

このとき、既存顧客だけでなく、新規顧客の属性データもないといけない。

新規顧客開拓は既存顧客より大変なのに、なぜ開拓しなければならないか?
これは、「既存顧客は減っていくから」。既存顧客は、死んだり、倒産したり
ほかにいったり・・・ということで減っていく。そこで、新しい顧客を開拓
しないと、会社は、いつかはジリ貧になる。そのために、新規顧客は大切。

そこで、新規顧客までを含めて、分析するとなると、自社データでは足りない。
いろいろな属性データがひつようになる。
地域的な特性とか・・・

となってくると、オープンデータが必要になる。




■顧客特性分析の為のパーソナルデータ

また、顧客特性を分析するには、
ビッグデータとパーソナルデータをつき合わせて分析することが必要になる。

パーソナルデータはビッグデータと分けて管理する必要がある。
個人情報なので、セキュリティや取り扱いが重要になる
(削除とか訂正ができるようにしなければいけない。
 ビッグデータの場合、ログやセンサーデータなど、書き込まれたら読み出すこと中心のデータとは違う)




■新規顧客予測などとか・・・

既存顧客の予測であれば、ビッグデータで予測できる
しかし、新規顧客の行動データは取りえない。
買ってないから新規顧客なのだから・・

そうすると、既存データから、新規顧客がどのように行動するかを
シミュレーションしなければならない。

動的な数理モデルを作成し、微分方程式を解く方法もあるが、
数値を入れてといてしまう方法、
さらには、数理モデルではなく、アルゴリズム的に記述し、
マルチエージェントでとく方法、

情報処理2014年6月号 特集マルチエージェントシミュレーションの
和泉先生の記事「ビッグデータとエージェントシミュレーション」の
ステップCにあるような「過去データにない新しいエピソードの発見」
をするために、マルチエージェントを使う手法もある。

ということで、シミュレーションデータとその解析も必要になってくる




■まとめると・・・

マーケット戦略を立てる場合、

新規顧客もふくめた、市場セグメントの分析をしないといけない
  これには、オープンデータが必要だし、

その市場の顧客の属性、状況を分析するには
  ビッグデータのほかにパーソナルデータが必要となる
  (ビッグデータにパーソナルデータを含めず、別管理する)

このとき、顧客の態度を知りたければ、
  アンケートデータ
が必要だし、実際どうなるか予測するには
  ビッグデータのほかにシミュレーションデータ
が必要になる

ということで、戦略までをふくめて考えるのであれば、

ビッグデータ、オープンデータ、パーソナルデータ+アンケート、シミュレーションデータ

が必要になる。

このうち、ビッグデータ、オープンデータ、パーソナルデータは

【富士通フォーラム】わが国のオープンデータ戦略について
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/c2dac74c7c0c16d93c8941c6da1ae577

にあるように、ICTのトレンドの3つのデータであり、
重なる部分が重要になってきている。

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ウィンドウズ8締め出しに「驚き」=中国に調達働き掛けへ

2014-05-21 10:52:00 | Weblog
中国は全部Linuxでやる気なのですかね・・・
いや、すべてMacっていうのなら、おしゃれですが・・・


ウィンドウズ8締め出しに「驚き」=中国に調達働き掛けへ―米MS
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-140521X399.html


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5月20日(火)のつぶやき

2014-05-21 04:51:35 | ネットワーク

「遠隔操作事件 片山被告「私が真犯人」と認める - NHKニュース」 goo.gl/mR3mbR



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