ドコモが、データ通信に定額制。。ここまでなら、それだけの話だが、通信速度的にもADSLなみに早いものを使い、さらに、パソコンに差し込むカタチのものも提供するようだ。
となってくると、サーバー側は、必要な情報をXML形式で返すだけ、端末(ケータイ)側で、情報を加工して、表示するという、SOAのようなカタチがでてくるかもしれない。
つまり、PCのWebにおいては、AJAXというカタチで、サーバーが提供するXMLをクライアントで加工する方法が、流行となっているが、そのようなアプローチがケータイで、ただしAJAXでなく、(iアプリの)Javaを使ってということも、考えられるかもしれない。
まあ、そのまえに、このニュースの元ネタ
「フジサンケイ ビジネスアイ」の以下の記事
NTTドコモ データ通信に定額制 無線ネットが使い放題
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200601140030a.nwc
によると、(以下斜体部は、上記記事からの引用)
NTTドコモ(東京都千代田区)は、今夏から始める、外出先でもインターネットにつないでパソコンが利用できる第三世代携帯電話(3G)の高速無線データ通信サービス「HS-DPA」で、データ通信料金に月額定額制を導入する方針を固めた。数千円の料金を支払えば使い放題となる。
(中略)
HS-DPAは、最大毎秒一四・四メガ(一メガは百万)ビットと、ADSL(非対称デジタル加入者線)並みの高速データ通信を高速移動中も利用できる技術。ドコモは、まず最大三・六メガビットと現行3Gの約十倍の高速データ通信サービスを今夏に開始する。一般の携帯電話端末と、パソコンに差し込んで使うデータ通信専用のカード型端末の二タイプを投入する予定だ。
だそうだ。
いままでの料金体系&速度では、SOAのように、かなり大きな通信が走る「可能性のあるもの」を端末に直接送るというのは、コスト的にどーなのというのがあった。もちろん、処理能力的な問題もあるのだが、通信のカベも大きかったと思う。
しかし、定額制となれば、何回でも、何箇所でも、つなげられるし、通信速度もADSLなみとなれば、DBのデータを直接送っても問題ないだろう。
ということは、柔軟なシステムを構築するには、サーバー側はサービスのみを規定し、クライアント(ケータイ)側で柔軟に情報を選択、加工表示する、SOAっぽい構成のほうがいいかもしんない
(いままでは、こんなことをやると、パケがたいへん&遅くなるのでCGIのようなカタチで画面を作ることになるが)
まあ、あくまでも、こういう考え方ができる「可能性がある」という話だけなんだけどね。
となると、サーバー側SOAで、クライアント側ケータイのアプリケーションフレームワークは?となるが、うーん、それをBREWなら示せるけど、今回は、Docomoだしなあ。。Docomoはやったことないしなあ。。やっぱ、Docomoもやっといたほうがいいかなあ。。