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Lunaris Koshu Sur Lie Manns Wines 2012

2014-12-16 00:00:00 | 日本
Lunaris Koshu Sur Lie Manns Wines 2012
Lunaris Koshu Sur Lie Manns Wines 2012
リュナリス甲州シュール・リー
冷凍濃縮法で濃縮した果汁をゆっくり低温発酵させ、ワインを酵母の澱と触れさせて育成(シュール・リー)。バトナージュを繰り返し行うことにより、やわらかくふくよかな味わいに仕上げました。甲州種の風味を堪能できるバランスのよい辛口白ワイン。
商品詳細データ

基本情報
内容量 容器 ヴィンテージ
720ml びん 2013

原材料果実
品種名(果実名) 収穫地 醸造地
甲州種 山梨県甲府市玉緒地区 山梨県・勝沼
関連情報
アルコール分 13.0% ワイン分類 白
発泡区分 非発泡 味タイプ 辛
酸味 ほどよい
キッコーマンより)





イオン西ショッピングセンターにて購入。1,800円位。
抜栓日:2014年12月14日
コルク:マンズワイナリーとトレードマークが刻印されています。46mm
液漏れ:染みなし、液漏れなし。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:程よい濃さのイエロー。意外と色づいているな~という印象です。艶やかさあり。
ディスク:そこそこ厚みあり
脚:中等度の粘調度。
最初ちょっと微発泡を感じました。
 
香り:香りはさほど強くありません。レモンを連想させるような柑橘系の香り。ついで、ヨード香、というか海藻のニュアンスを感じます。スワリングでイースト香なんでしょうか、酵母をイメージさせるような香り。やや温度が上がってから娘さんに嗅いでもらうと「りんごジュースの匂い」と。冷えた状態で新しく継いだ後にもう一回、今度は「さっきのが薄くなった。レモンみたいな感じ」。的確です(笑)
時間とともに、どことなく蜜系の香りを感じるようになります。
 
味わい:思いの外円やかな酸で、味わいに濃厚さを感じます。ヨード感が結構あって、後口の心地よい苦味がとても印象的。そしてミネラル感が口の中に広がります。なんというか、これがグリ系の葡萄なんでしょうか、ややタニックなニュアンスが感じられます。意外とどっしりとしているように感じるワインです。奥の方から、とても素朴な甘さが出てきます。バランスが結構いいと思います。


Lunaris Chardonnay Manns Wines 2011

2014-12-15 00:00:00 | 日本
Lunaris Chardonnay Manns Wines 2011
Lunaris Chardonnay Manns Wines 2011
リュナリスシャルドネ
日本の風土が育んだ、高品質・国産葡萄100%使用の数量限定ワイン。
シャルドネ種の果実香が特長で、ほどよいボディーとフレッシュ感をあわせ持つ辛口の白ワインです。

商品詳細データ
基本情報
原材料果実
品種名(果実名) 収穫地 醸造地
シャルドネ種 長野県 山梨県・勝沼
関連情報
アルコール分 12.0% ワイン分類 白
発泡区分 非発泡 味タイプ 辛
酸味 ほどよい 飲み頃温度 8-10℃
(キッコーマンより)





(*)イオン西ショッピングセンターより購入。2000円くらい。


Lunaris Merlot Manns Wines 2012

2014-12-14 00:00:00 | 日本
Lunaris Merlot Manns Wines 2012
Lunaris Merlot Manns Wines 2012
リュナリスメルロー
長野県内の畑の異なるメルロー種をそれぞれ念入りに醸造し、ブレンドして造りました。果実香が特長的で、柔らかく繊細なタンニンを持ち、若いうちからおいしく飲んでいただける辛口の赤ワイン。

原材料果実
品種名(果実名) 収穫地 醸造地
メルロー種 長野県 長野県・小諸市
関連情報
アルコール分 12.0% ワイン分類 赤
発泡区分 非発泡 味タイプ 辛
渋み ほどよい
キッコーマンより)




イオン西ショッピングセンターより購入。2,000円くらい。
抜栓日:2014年12月14日
コルク:マンズワイナリーとトレードマークが刻印されています。46mm
液漏れ:染みなし、液漏れなし。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:結構濃い目のルビーガーネット。ややガーネットの深い色合いが優勢です。
エッジ:結構エッジまでしっかりと色付いています。
脚:中等度から、結構しっかり目の粘調度。
 
香り:最初、プラム、カシスの香りをイメージしました。その後、スワリングでややスパイシーな、また、金属のような香りを感じます。時間が経つとちょっとビターなチョコのニュアンスも出てきています。ほのかな樽香のようなニュアンスも感じるんですが、樽使ってないのかな?
 
タンニン:なかなかフレッシュなタンニン。しっかりとしています。まだ歯茎に渋味として感じます。
味わい:酸は結構しっかりとしています。黒果実の果実味があります。味わいは全体的に軽やかで、さほど複雑味はありません。結構素直に喉まで流れていって、飲みやすいです。アフタはあんまり長くなく、軽く飲むにはもってこいのワイン。日本ワインでこの値段のメルローとしては、飲みやすく、ちょっと重めの食事と合わせるのはいいんじゃないかと思います。勉強になりました。タンニンの具合から、4~5年位で飲むのがいいのではないかと感じました。
2日目、やや全体的な味わいが軽くなったのと、鉄っぽいニュアンスが若干前面に出てきたくらいで、まろやかで飲みやすかったです。おもしろい!



キッコーマンに醸造のことについて聞いてみました。

^^^^^^^^^^^^^^ここから
リュナリスメルローは、樽による熟成は行わず、メルローの持つ品種特有の果実香を楽しんでいただくように造っています。
リュナリスシリーズ全てに共通するコンセプトですが、醸造責任者の武井千周が葡萄畑を回って、リュナリスに最も適した畑の葡萄を選んで醸造しています。
畑の異なるメルロー種を醸造し、アッサンブラージュ(ブレンド)して仕上げます。
リュナリスルローはメルロー種の上品は果実香と、柔らかく繊細なタンニンを持ち、若いうちから楽しめる味わいが特長ですので、マセラシオン(醸し期間)もこの味わいを引出すための期間行います。
^^^^^^^^^^^^^^ここまで


なるほど! ありがとうございました。


Beaujolais Villages Nouveau le Chapitre Domaine Juillard Wolkowicki 2014

2014-12-13 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Beaujolais Villages Nouveau le Chapitre Domaine Juillard Wolkowicki 2014
Beaujolais Villages Nouveau le Chapitre Domaine Juillard Wolkowicki 2014
【プレミアム最高級ヌーヴォー】
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
“ル・シャピートル” 750ml 瓶
ジュイヤール・ヴォルコヴィッキ家吟醸
フランス・お百姓元詰めワイン ボジョレーヌーボー

ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
”ル・シャピトール”

気品に溢れたワンランク上の凝縮された味わい

ACサンタムールの単一畑のヌーヴォー。
つまりヌーヴォーにしなくたっていいじゃんという畑。
普通にサンタムール“ル・シャピートル” とラベルに書いて販売出来る畑を、これまた日本の皆様に楽しんで頂くためにわざわざヌーヴォーにしてしまったという超贅沢なワインです。
土壌は礫がゴロゴロ。まるで赤いレンガを割ってばら撒いたよう。 しかしこの礫は最初からあったもの。 面白いもので、赤っぽい土や石がある畑の方が赤ワインにより向いており、タンニンや色がより深くなります。この礫の多さのお蔭で雑草が全く生えません。そして畑の向きは真南向き。一日中太陽が当たるため、このシャピートルを造り始めてから一度も補糖をした事がない!という超優秀な畑。
どこをみてもボージョレでは単一畑産のヌーヴォーはこのル・シャピートル以外にはないので飲んでみたいなーという方はそろそろ解禁日お届けが間に合わないので急いでご予約を♪ (輸入元コメント)
Wine cellar KATSUDAより)





まさに趣味の領域を超えています!
超贅沢な、規格外のボジョレーヌーボー!!
ジュイヤール ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー キュベ・ル・シャピートル [2014]【RCP】

商 品 名 ジュイヤール ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー 
キュベ・ル・シャピートル 2014
商品説明 毎年、毎年、ご紹介したかった、ボジョレーヌーボーを今年、ようやくご紹介できます!

それは、まさに趣味の領域を超えた超贅沢な、規格外のボジョレーヌーボーなんです。

その名も「ジュイヤール ボジョレーヴィラージュヌーヴォー キュベ ルシャピートル」。
ジュイヤールと聞いて知っている人も多いかもしれませんが、当店でお馴染みの、あのジュイヤールおじさんの造るトップレンジのボジョレーヌーボーなんです。

昨年まで本当に少量のみしか分けてもらえず、店頭での販売しかしていなかったのですが、
今年は少し多めに入荷できそうなので、ネットにてご紹介致します。

さて、このボジョレーヌーボー、価格を見ていただけたらわかりますが、かなりいいお値段がします。それもそのはずで、このジュイヤールおじさんはどのボジョレーも少人数で丁寧に仕込んでいるため、3000本という本当にごく少量しか造れません。なので、フランス国内にも出回っておらず、地元のボジョレー村でも飲むことができないという、かなり珍しいボジョレーヌーボーなんです。

お取引きのある輸入元さんが昔にジュイヤールさんのところのボジョレーを気に入って以来、
ずっとジュイヤールさんは日本だけに卸しているんです。日本以外のところに出すまでには、生産が追いつかないそうなんです。通常だったら、生産量を増やして、全世界へと考えますが、そんなことには興味がないところがまさに儲けよりも品質を重視している証拠ですね。

そんなボジョレーヌーボーですが、「ボジョレーヌーボーはあまり好きではない」というお客様にぜひとも飲んでいただきたい1本です。ボジョレーでも品質のよいぶどうがとれるというサンタムール村の最上級の畑であるシャピートルの樹齢60年という古木のぶどうを使い、良質なぶどうのみを選別して、収穫します。出来上がった、ボジョレーは本当に別格で、フルーティなボジョレーヌーボーとは全く異なり、まさにグランクリュボジョレーといった濃縮した味わいとなります。昨年は、濃縮感が梅のような味わいで、飲まれたお客様はビックリされておりました。

ボジョレー好きはもちろんのこと、ボジョレーヌーボー嫌いの方も試してみる価値のあるボジョレーだと思います。趣味の領域を超えた超贅沢なボジョレー、ぜひとも一度お試しください。
3000本というわずかな数ですので、当店にどのくらい入荷するかはわかりません。ご興味のあるお客様は、なるべくお早めのご予約お願い致します。
タイプ 赤ワイン ボディ フルボディ
原産国 フランス
原産地 ブルゴーニュ 味目安 辛口:★★
アルコール度数 --- 内容量 750ml
生産者 ジュイヤール
ぶどう品種 ガメイ
ワイン商人ドゥアッシュより)





(*)Wine Cellar KATSUDAより2本購入。4,202円。
抜栓日:2014年12月1日
インポーター:シュヴァリエ
コルク:汎用のコルク。
液漏れ:液漏れ、染みなし
グラス:オープンナップのユニバーサルテイスティングを使用しました。
 
色:ちょっと濃い目のパープルガーネット。やや重たい感じの色艶です。
エッジ:エッジはパープル。中央はかろうじて向こう側が見えます。
脚:そんなに粘稠度が高いようには見えません。つぅ~っと垂れてきます。
 
香り:グラスに注いだ直後はそんなに香り無く、グスベリを思わせる香りでした。しかし、少し経つとぐっと、キャンディ香が現れて、そのあとからバナナ香が追っかけてくるような感じ。すこしハーブのような、すっとするニュアンスを感じます。金属を思わせるようなニュアンスもあり。
 
タンニン:ほとんど渋味はなし。
 
味:ファーストアタックに酸を感じます。きれいな酸。そのあと、グレープ味が口の中に広がり、若干の苦味を感じました。紫色の味わいで、なかなかのエレガント系。飲みやすいこと請け合い。ミネラル感が結構ありますね。味わいに旨味を感じます。


Chateau Mouton Rothschild 2004

2014-12-12 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Mouton Rothschild 2004
Chateau Mouton Rothschild 2004
シャトー・ムートン・ロートシルト[2004]年・AOCポイヤック・メドック・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ・公式格付第一級
Chateau Mouton Rothschild [2004] AOC Pauillac (1er Grand Cru Classe du Medoc en 1855)
ボルドー・メドック公式格付第一級フルボディ辛口赤ワイン愛好家垂涎!ポイヤックファン感涙!五大シャトーファン大絶賛!「ポイヤックの第一級格付の中でも最もエキゾチックで肉感的なワイン」として有名なシャトー・ムートン・ロートシルト!の飲み頃!10年熟成!バックヴィンテージ!!ずばりカベルネ82%(CS70% CF12%)で造られるムートン・ロートシルトがこの年以降「新たな高みに達した(ヒュー・ジョンソン氏)」と言われる2004年もの!!このワインでパーカーポイント92点+!ワインスペクテーター誌93点(2007年3月31日号)獲得!デカンタ誌5/5満点獲得!ベタンヌ&ドゥソーヴは満点5B&Dマークで「疑いようもなくまさにポイヤックの中のポイヤックである。2004年にフィリップ・ダルアンが加入して以来、追い求めて手に入れた洗練されたタンニンとよく溶け込んだ樽香は、いつでもただひたすら感心してしまう。」と大絶賛!し、この2004年に18/20点(2011年4月28日)!D.ペッパーコーン氏には「ポイヤックの真髄とも言うべきワインである」と言わしめ、レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス誌(旧クラスマン)18.5/20点獲得!ワインエンスージアスト誌でも93点で絶賛!スティーブン・タンザーのインターナショナルワインセラーでも92点(2007年3月)獲得!「王者らしい芳醇さをもつ、多くの場合メドックで最も豊麗なワイン」とヒュー・ジョンソン氏に言わしめた、究極格付第一級が限定で極少量入荷!

シャトー ムートン ロートシルト[2004]年 AOCポイヤック メドック プルミエ グラン クリュ クラッセ 公式格付第一級

パーカーポイント92点+!WS誌93点!
デカンタ誌5/5満点獲得!ベタンヌ&ドゥソーヴは満点5B&Dマークで18/20点!
旧クラスマン18.5/20点獲得!
ワインエンスージアスト誌でも93点で!
インターナショナルワインセラー92点!


ロバート・パーカー氏はムートン・ロートシルトについて
故フィリップ・ロートシルト男爵が独自につくり上げた場所であり、ワインである。

21歳でこのシャトーを得たとき、彼が並々ならぬ野心を抱いたのは疑いないことだ。 しかし、豊かで著しく深みのあるエキゾチックなスタイルのポイヤックの生産によって、彼は「1855年のメドックのワインの格付けを変えさせた、唯一の男」になったのである。

男爵は1988年1月に死去。今はその娘フィリピンヌがこのワイン造りの帝国の精神的頂点にいる。彼女は常に、パトリック・レオン率いる有能なムートン・チームの頼もしい協力を得てきた。 1973年、ムートン=ロートシルトは公式に『一級シャトー』と格付けされる。こうして、異才の男爵は、彼の挑戦的ワインのラベルの言葉を、『一級にはなれないが、二級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり』から、「余は一級であり、かつては二級であったムートンは不変なり」と変えた訳である。

疑問の余地なく、私が飲んだボルドーの最もすばらしい瓶のいくつかはムートンだ。

なぜこのワインが商業的に成功したか、理由はいろいろある。まず、ムートンのラベルが収集の対象であること。1945年以来、フィリップ・ロートシルト男爵は、画家に年に一枚、絵の作成を依頼し、それがラベルを飾った。ムートン=ロートシルトのラベルに登場する大家にはこと欠かなかった。ヨーロッパからミロ、ピカソ、シャガールにコクトー、アメリカ人ではウォーホル、マザーウェル、そして1982年にはジョン・ヒューストン。

次に、すばらしいヴィンテージにおけるムートンのふくよかさが、ラフィット=ロートシルトの厳しい優雅さと、そして濃密で逞しく力強く、タンニンのきいたラトゥールと、かなり違ったスタイルを持つこと。

三番目には、申し分なく維持されたシャトー自体が、その一流のワイン博物館とともに、メドックの(そして多分全ボルドー地域でも)最高の観光地であること。最後に男爵自身、彼が自らのワインのみならず、ボルドーのすべてのワインを普及させるために尽力したということがある。彼の娘フィリピンヌも、父の遺産を十二分に存続させる力がありそうだ。

ワイナート誌の特集記事より

シャトー・ムートン・ロートシルト2004年

「ポイヤックの第一級格付の中でも最もエキゾチックで肉感的なワイン」として有名なシャトー・ムートン・ロートシルトの飲み頃!10年熟成!バックヴィンテージ!ずばりカベルネ82%(CS70% CF12%)で造られるムートン・ロートシルトがこの年以降「新たな高みに達した(ヒュー・ジョンソン氏)」と言われる2004年もの!

「王者らしい芳醇さをもつ、多くの場合メドックで最も豊麗なワイン」とヒュー・ジョンソン氏に言わしめた、究極格付第一級!

パーカーポイント92点+!WS誌93点!他各紙激賞!
2004 Mouton-Rothschild
92+ points Drink:2020-2035
I can't say much for the painting by Prince Charles on the label, but what's in the bottle is a powerful, classic, dense ruby/purple-hued Mouton with a full-bodied style, brutal tannin, impressive concentration, and a primordial backwardness that will require 10-15 years of cellaring. Built along the lines of a modern day 1966 or 1988, the 2004 reveals plenty of power and concentration, but the biting tannnins will preclude any enjoyable consumption over the next decade. Anticipated maturity:2020-2035. Also tasted: 2004 Le Petit Mouton (87)

ベタンヌ&ドゥソーヴは満点5B&Dマークで「疑いようもなくまさにポイヤックの中のポイヤックである。2004年にフィリップ・ダルアンが加入して以来、追い求めて手に入れた洗練されたタンニンとよく溶け込んだ樽香は、いつでもただひたすら感心してしまう。」と大絶賛!し、この2004年に18/20点(2011年4月28日)!

レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス誌(旧クラスマン)18.5/20点獲得!
うきうきワインの玉手箱より)





★英仏協定調印100周年祝賀記念
CH.ムートン・ロートシルト 2004年
「プリンス・オブ・ウェールズ」画

 メドック地区四大シャトーのひとつで、1855年の格付けでは当時のオーナーがシャトーを取得して日が浅かったため2級格付けでした。
 故・フィリップ・ロートシルト男爵の努力が実り、1973年の格付け見直しで例外的に第2級から唯一昇格し1級を取得しました。

その年のラベルには、ラベルには、
PREMIER CRU EN  1973の文字と、かの有名な
PREMIER  JE SUIS,  我 一級たり、
SECONDE JE FUS,  かつては 二級なりき、
MOUTON NE CHANGE.  されど ムートンは変わらず
の文字が書かれ、男爵のその喜びが表されています。

また、1945年以来ラベルを毎年世界の著名な画家がデザインすることでも知られており、コレクターに高い人気があります。

ミロ、ピカソ、シャガール、コクトー、1979年は日本人の画家堂本尚郎氏、1991年はSETSUKO(巨匠バルテュス夫人)の絵がラベルを飾っています。

1988年1月の男爵の亡き後は、その娘フィリピーヌが後継者として、現在、パトリック・レオン率いる有能な醸造チームと共にムートン帝国を率いています。(・・・詳細&一覧)


※ボルドー赤2004ヴィンテージ情報:
 2004年はボルドーにとって理想的とはいえなかったものの、パーカー氏が、「ワインバイヤーや愛好家のためのヴィンテージ」と語っており、より輝くワインが誕生したポイヤックのある北部メドック、マルゴー、グラーヴ、ポムロールなどを成功した産地として列挙。
※WA:91~93+点 / WS:93点
 (詳細はこのページの下方にあります。)

★英仏協定調印100周年祝賀記念★
シャトー ムートン・ロートシルト [2004]年(750ml)
「プリンス・オブ・ウエールズ」【フランス/ボルドー赤】

Chateau Mouton-Rothschild 2004 《HRH The Prince of Wales》 / Bordeaux Red Dry
シャトー ムートン ロートシルト
「プリンス オブ ウエールズ(チャールズ皇太子)」

格付け ボルドー・メドック地区格付第1級(1973年以前)
A O C ポイヤック
畑位置 ポイヤック村
 (CH.ラフィット・ロートシルトと隣接)
畑面積 75ha
年間生産量 平均:約 25,000ケース/約30万本
平均樹齢 45年以上
ブドウ品種 平均:カベルネ・ソーヴィニョン77%
       メルロ11% カベルネ・フラン10%
       プティ・ヴェルド2%
収 穫 全て手摘み
収 量 平均40~50hl/ha
醗 酵 木製の醗酵槽で21~31日間
熟 成 オーク樽(新樽率100%)でおよそ19~22ヶ月間の熟成期間
諸処理 清澄される
タイプ 赤のフルボディ
特 徴 驚くほど濃い色調で、豊かな果実香にモカのような香りと並外れて芳醇な味わいで丸みのある力強いタンニンと大変長い余韻が特徴的なスタイル。
料理
チーズ 牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。
チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。
セカンド ル・プティ・ムートン・ロートシルト
2004
ヴィンテージ
情報 ヴィンテージ・チャート:18/20点
WSヴィンテージチャート:86~88点
アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:88
 2004年はボルドーにとって理想的とはいえなかったものの、パーカー氏が、「ワインバイヤーや愛好家のためのヴィンテージ」と語っており、より輝くワインが誕生したポイヤックのある北部メドック、マルゴー、グラーヴ、ポムロールなどを成功した産地として挙げています。
※ボルドー委員会2004ヴィンテージ情報:
  「高品質なヴィンテージ」
 2004年の生育シーズンでは、6月8日に開花の最盛を向かえ、8月10日にブドウの果実の成熟のピークとなり、収穫期に不規則な降雨に見舞われたものの、概して乾燥して太陽が良く照った例年並みの気温の条件下で、9月16日から遅い収獲が執り行われました。
2004年の赤ワインは、緩やかな成熟過程の結果、ブドウ園では良好な早期の収獲を達成し、最も評判の高いテロワールとして、偉大な熟成能力を持つ、古典的なボルドースタイルのワインになりました。パーカー氏評価(2006.6):91~93点
 紫を帯びたルビーの濃厚な色をした、初々しい、快活なムートン・ロートシルト2004は、新品のなめし革、トリュフ、カシスやトーストパンの風味を湛え、刺激的な酸味と厳格な趣をも備え、さらに適度な重さとコク、最新のスタイルの控えめな個性があり、この豊潤で、純粋な赤ワインの非常に気高いタンニンを流すためには10年間の熟成が必要で、忍耐強さを強いられるでしょう。
予想飲み頃は、2015年から2045年あたり。スペクテーター誌評価(2007.3.31):93点
 2004ヴィンテージは、ムートン・ロートシルトにとって新しい醸造チームで臨んだ初めてのワインで、実に良く出来ています。
 潰したベリーやチョコレートの美しい芳香にインド風香辛料の趣がり、重さとコク、シルクのような、ヴェルヴェットのような滑らかなタンニンも持ち合わせ、長い余韻が優しく撫でられるように続き、2004ヴィンテージの中でも魅力的なワインの一つです。
予想飲み頃は、2011年あたり以降にピークへ。シャトーコメント:
 青色系のほぼ真っ黒な美しい深い色を見せ、ブラックベリーやレッドカラントの香りやスモークな趣を感じさせながら、いまだに慎み深いオーク風味もあります。
口当たりは豊かで、なおかつ寛大で、タンニンは甘草やモカ、ヴァニラの風味を優雅に包み込み、長い余韻は、新鮮味と果実味がいっぱいの風味に溢れ、トーストのおいしそうな風味によって引き立てられています。
ムートン・ロートシルトにとって2004ヴィンテージは、優美であると同時に、将来有望なヴィンテージ。
2004
ラベル
デザイン HRH The Prince of Wales
HRHプリンス・オブ・ウエールズ(チャールズ皇太子)
1945年以来毎年、ムートン・ロートシルトのラベルは、当代きっての芸術家による独創性に富んだ芸術作品が描かれてきており、概して、ワインとブドウ木を題材に、時折、歴史的な出来事を祝っています。
いかにも2004年は、1904年4月8日にフランスとイギリスの間で調印された英仏協商から100周年目のムートン・ロートシルトにおいても特別な位置づけの年です。
英仏協定はのちの第一次世界大戦時に真の同盟関係の先駆けとなった協定で、イギリス国王のエドワード7世が著しい指導的役割を果たしたことでも有名で、またこの選択肢は、フランスとイギリスという2つのライバルの力を姉妹関係に永久的に変身させました。
フランスとイギリスの関係における、そのような画期的な出来事の記念祝賀会は、2004年に行われた多くの祝賀会の中でも特別な位置づけがされ、両国の首脳による公式訪問で最高潮に達しました。
 そこで、ムートン・ロートシルトの当主バロネス・フィリピーヌ・ド・ロートシルト女史は、才能ある芸術家でありエドワード7世の直系のHRH(His/Her Royal Highness:王族の称号)プリンス・オブ・ウエールズ(チャールズ皇太子)に働きかけたところ、皇太子は、ムートン・ロートシルト2004年の為のラベルを手がけることを同意し、英仏協定の祝賀会で感情を掻き立てられたフランスの風景を水彩絵の具を用いて描きました。2004ラベル:
 2004年のラベルには、南フランスのニース近くの高級別荘地アンティーブ岬にある松の木が紺青の空を背景に描かれており、土壌の深いところに根を張った松の木の姿を太陽と大地の恵に満ち溢れていた大英帝国のブドウや果実がイメージされています。
また、そこには皇太子の自筆で「英仏協定100周年を祝賀して・・・・チャールズ、2004年」と加筆されています。
アーベンワインショップより)





プレミアム酒販太平より購入。42,000円。
インポーター:ラ・ギャラリー・デュ・ヴァン
色合いは濃い目のルビーパープル。輝きがあります。香りは、まさにカシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、少しの木の香り、ミント香はそんなに強くありませんが、透明感のある香り、ミネラル感がかなりいい感じです。スワリングによって香りに幅が出て来る感じです。味わいは、タンニンもまだまだしっかりとしていますが、エレガント。果実味もしっかりとしていて、パワフルな中にも複雑さと、繊細さを感じる、さすが一級のワインだな~と思わせるものだとおもいました。最初から最後まで、とにかくエレガントさは素晴らしい。仔鹿フィレで、ソースにりんごのピュレと黒胡椒のソースだったのですが、ワインの酸と、この黒胡椒の相性、またりんごのピュレの絶妙な酸とワインの相性が仔鹿のフィレの味と相まって絶品でした!


Champagne Poilvert Jacques Brut NV

2014-12-11 00:00:00 | フランス・シャンパーニュ
Champagne Poilvert Jacques Brut NV
Champagne Poilvert Jacques Brut NV
ポワルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット・ポワルヴェール家・(タリュ・サン・プリ村)・AOCシャンパーニュ
Poilvert Jacques Champagne Brut (Talus St. Prix) AOC Champagne
大人気辛口シャンパーニュ愛好家大注目!コート・デ・ブランの南、コート・デ・セザンヌの北に位置する人口わずか100人足らずの銘醸地!タリュ・サン・プリ村から黒ブドウ主体(ピノ・ノワール種30%&ピノ・ムニエ50%)にシャルドネ20%で造られる、風味豊かな究極辛口シャンパーニュ!造り手は、1663年からなんと!350年もの長い歴史を誇る家族経営の究極老舗ワイナリー!ポワルヴェール・ジャック家!(現在はジャック・ポワルヴェール&ジャン・ポワルヴェール親子で運営)から淡い銅を帯びたゴールド!リンゴや春に咲く花!フルーツのシロップ、トースト、華やかな洋ナシのアロマ!ブラン・ド・ノワールに近いセパージュからは、丸くて幅があり、レモンドロップや花のような要素に伴い、魅力的なクリーミーな舌触り!フィニッシュはソフトだがドライでレモンのような大きく豊かで風味がいつまでも後を引く究極シャンパーニュが円安のこの現在!びっくりプライス!!で限定少量入荷!

ポワルヴェール ジャック シャンパーニュ ブリュット ポワルヴェール家 (タリュ サン プリ村) AOCシャンパーニュ

1663年からなんと!350年もの長い歴史を誇る家族経営の究極老舗ワイナリー!
ポワルヴェール・ジャック家による、人口わずか100人足らずの銘醸地!
タリュ・サン・プリ村から黒ブドウ主体で造られる、風味豊かな究極辛口シャンパーニュ!

ドメーヌ・ポルヴェールについて
生産者は1663年より350年もの歴史を持つ家族経営の老舗のワイナリー!『ポルヴェール・ジャック』!

ドメーヌ・ポルヴェールはコート・デ・ブラン地区の南に位置する人口わずか100人足らずのタリュ・サンプリ村にて1663年より続く350年の歴史を持つ家族経営のワイナリーです。現在、ジャン・ポルヴェールとその父、ジャック・ポルヴェールにより日々、ジャンパンの製造が行われています。

ポワルヴェール・ジャック・シャンパーニュ・ブリュット
■ 使用品種:ピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール30%、シャルドネ20%
■ アルコール度数:12%

淡い銅を帯びたゴールド!リンゴや春に咲く花!フルーツのシロップ、トースト、華やかな洋ナシのアロマ!ブラン・ド・ノワールに近いセパージュからは、丸くて幅があり、レモンドロップや花のような要素に伴い、魅力的なクリーミーな舌触り!

フィニッシュはソフトだがドライでレモンのような大きく豊かで風味がいつまでも後を引く究極シャンパーニュが円安のこの現在!びっくりプライス!
(うきうきワインの玉手箱より)






うきうきワインの玉手箱より2本購入。1,980円。
抜栓日:2014年12月2日
インポータ:ダイセイワールド
グラスはイタレッサを使用。泡立ちは結構いいです。また時間がたっても結構長く泡立っています。色合いは結構深い黄色。香りは、ブランデーというか、カラメルというか、すこし焼きの入った感じの香ばしい香りです。イースト香はあまり感じず、この香ばしい香りが前面でほかの香りがあまりとれません。味わいは、香ばしさのまま、残糖感、というかカラメル感が思いの外主張しています。酸はそこそこで、値段を考えるとおもしろいシャンパーニュだと思います。が、造られた、ってイメージがしてしまいます。けっこうな濃厚さを感じます。ピノ・ムニエのセパージュ率が多いからなんだろうか? もうちょっと酸がでているといいなぁ~と思いました。


Chambertin Grand Cru Domaine Rossignol Trapet 2007

2014-12-10 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Chambertin Grand Cru Domaine Rossignol Trapet 2007
Chambertin Grand Cru Domaine Rossignol Trapet 2007
シャンベルタン・グラン・クリュ・特級[2007]年・ドメーヌ・ロシニョール・トラペ元詰・AOCシャンベルタン・グラン・クリュ・特級
Chambertin Grand Cru [2007] Domaine Rossignol Trapet AOC Chambertin Grand Cru
ブルゴーニュ高級赤ワイン愛好家大注目!非凡!品格!美麗!精妙!ナポレオンが賞揚したシャンベルタンの極致!特有のダイアモンドを想わせるような硬い輝きを内に秘めた銘酒中の銘酒!赤の最高峰!!しかも飲み頃!6年熟成バックヴィンテージ!しかも造り手はワイナート誌43号でもビオデナミをいち早く採用した力強い味わい」として3ページ大特集!!M.W.のセレナ・サトクリフ女史も「ブルゴーニュ」の中で大注目の人気ドメーヌ!長い熟成により綺麗に花開く、銘酒中の銘酒!この2007年のシャンベルタンが、今やパーカーをも凌駕する勢いの、アラン・メドゥのバーガウンド・ドット・コムで、92点(今~2017年+(Issue 37))獲得!ステファン・タンザーのインターナショナルワインセラーで92点の高評価!自然派(ビオ100%)の平均樹齢40年以上の古樹のパーセルをこれまた1919年植樹の樹齢90年以上の古樹を含む3つの区画のピノノワールから造られた!ブルゴーニュ赤の最高峰!!シャンベルタン・グラン・クリュがインポーターさんとの協賛プライス!で極少量入荷!!
シャンベルタン グラン クリュ 特級[2007]年 ドメーヌ ロシニョール トラペ元詰 AOCシャンベルタン グラン クリュ 特級



バーガウンド・ドット・コムで92点!
ステファン・タンザーIWCで92点獲得!
ナポレオンが賞揚した銘酒中の銘酒!
赤の最高峰!シャンベルタン特級の
6年熟成バックヴィンテージ!!


ジュヴレイ・シャンベルタンでも名高い区画の持ち主として知られたルイ・トラペの名を聞いたことがある方はいらっしゃると思いますが、そのルイ・トラペには子供が2人いました。子供2人に畑を均等に相続させると後、長男はジャン・ルイ・トラペを、ロシニョール家に嫁いだ娘は夫と共にロシニョール・トラペを始めました。

もともと名高い区画の持ち主として知られたトラペの畑を受け継いでいますから、テロワールの持つポテンシャルは十分。さらに孫のダヴィとニコラが参加し、若い情熱を葡萄栽培に注ぎ、1997年にはビオディナミでの栽培を始め、現在ではフランスの公的な認証であるエコセールやABを取得しています。 また職人気質なワイン造りへの情熱で、彼らがドメーヌを取り仕切るようになってから、ロシニョール・トラペはブルゴーニュの中でも品質の高さで評価を得ています。


ワイナート記事より
ロシニョールトラペは、14haを所有する。そのうちシャンベルタンは1,7ha、収量は05年で36ha/hl06年で28hl/ha07で25hl/ha。新樽は50~60%で18ヶ月熟成(05年は20ヶ月熟成)。2004年から所有する畑14ha、すべてビオデナミ。


ワイン王国29号より抜粋
ここの当主のジャン=ルイ・トラペは、いとこのダヴィットとニコラや、近年増えている有機栽培を手掛ける若手生産者に倣って、環境に配慮した栽培を実施している。そのかいあって「ドメーヌ・ロシニョール・トラペ」のワイン造りは、ここ数年向上している。

以前は少々気になった点-例えばフォクシーフレーバーなどは改善され、どのワインも構造がしっかりしてきた。特にここ3年はテロワールが忠実に反映されており、『ル・シャンベルタン』には風格が感じられる。

シャンベルタン・グラン・クリュ2007年

シャンベルタン グラン クリュと言えば、マット クレイマー氏は
「シャンベルタンほどブルゴーニュをよく象徴しているワインはない。それは胸が高鳴るようなよろこびを意味する。赤ワインのなかの赤ワインである。ナポレオンのお気に入りだったというのはたしかだが、以後彼はワインの通人であったかの気配がただよっている。シャンベルタンを飲んでいたのは本当で、どの遠征のときにもお供をさせた。・・・ナポレオンが賞揚したことをシャンベルタンの最高の賛辞とするワインサークルもある。

ナポレオンの識別力のほどはさて おき、シャンベルタンがブルゴーニュ最長寿の人気銘柄であることはまちがいない。

極上のシャンベルタンは、ブルゴーニュをもっとも雄弁に物語るものだ。よく誤解されているが、重いワインなのではなく、むしろ肉付きがよいというほうがふさわしい。はりがあって深い強さをもち、色調も深く、はなやかなまでに豊かで複雑な味わいがする。」

「ではどうして同格のワインのなかで、シャンベルタンが第一の座を占めているのだろうか。この答えは、ヴォルネイ=カイユレやムルソー=ペリエールの非凡さをいいあらわそうとするのに似ていて、いわばシャンベルタンは、他にまさって多くの特性をかねそなえているのだ。マジにせまるほどの風味をもちながら、リュショットのように洗練されていて、ラトリシエールのよな品格(フィネス)をあわせもつ。ジュヴレ=シャンベルタンの美質のすべてを増幅し、融合させたようなものだ。ワインでなく人物であれば、わたしたちは、尊い、といわないだろうか。シャンベルタンの極致とはこのようなものである。 」と最高の賛辞をおくっています。


バーガウンド・ドット・コムで92点! ステファン・タンザーIWCで92点獲得!
(うきうきワインの玉手箱より)





うきうきワインの玉手箱より購入。13,980円。
抜栓日:2015年1月20日
インポーター:エノテカ
比較的薄めのルビーガーネット。ヴィンテージの影響なのかこういう抽出なのか、色合いは薄め。しかしエッジまでしっかりと色づいています。香りは、赤い実の香り。ラズベリー、木の実、すこし樽香ありますが、どんどん甘い香りが漂ってきます。しかし、その香りの中にほどよいミネラル感と複雑さを感じます。また、すこしスーボアのニュアンスもありますでしょうか。味わいは、しっかりとしたタンニンで、どちらかというとパワフル。甘さはタンニンからくるものでしょうかしっかりと感じます。酸はさほど伸びやかではありませんが、全体を占めています。時間とともに香りにカカオのようなニュアンスがでてきました。


Batard Montrachet Grand Cru Domaine Prieur Brunet 2007

2014-12-09 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Batard Montrachet Grand Cru Domaine Prieur Brunet 2007
Batard Montrachet Grand Cru Domaine Prieur Brunet 2007
バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ・特級[2007]年・ドメーヌ・プリュール・ブリュネ元詰・年産わずか420本のみ!AOCバタール・モンラッシェ・グラン・クリュ・特級
Batard Montrachet Grand Cru [2007] Domaine Prieur Brunet AOC Batard Montrachet Grand Cru
入手困難!ブルゴーニュ最高級辛口白ワイン愛好家垂涎!年産わずか420本のみ!超希少!偉大なブルゴーニュ最高辛口特級白ワインのひとつ!ミネラリーなワインを産出する、世界的な白の銘醸地!モンラッシェ特級に次ぐ最高のクリマ!最も卓越したブルゴーニュ辛口白ワインの、超希少!限定品!しかも造り手はアシェットガイド誌2013年版でも、バタールが星付き高評価!Dussert-Gerber 2013年版で、このバタールが1er Grand Vins Classe(プルミエ・グラン・ヴァン・クラッセ)に選出!ロバート・パーカー「ブルゴーニュ」でも★★★★4つ星高評価!「1804年にプリュール家が設立したもので、コート・ド・バールで最も古いドメーヌのひとつ!美味至極なサントネ・ラ・マラディエール。白ワインも見事で、桁外れのバタール・モンラッシェ!いかにも信頼できる本物のブルゴーニュ。」と大絶賛!現オーナーのギョーム・ユニ・プリュールで8代目の、代々家族経営の歴史あるドメーヌ!ワインのスタイルは、長熟タイプのクラシックな味わいで、このバタール・モンラッシェは、なんと!自然派リュット・レゾネの、南向き斜面の畑からの、平均樹齢50年以上のヴィエイユ・ヴィーニュのシャルドネを、フランス、アリエの森産とトロンセの森産、ヴォージュの森産のフレンチオーク100%、しかも新樽100%で12ヶ月熟成!で造られる、究極バタール特級!マット・クレイマー氏はバタール・モンラッシェについて「最高のバタールはよろこびそのもので、濃厚、芳醇で飲み応えがあり、しかも寿命が長い。すぐれたものなら10年の熟成に値するし、そのあかつきには、瓶から太陽の光を飲む心地がするだろう。」と大絶賛!「リッチで口の中に風味が溢れ、もはやワインの域に止まらないでほとんど食物といえる存在感を持つ」と言わしめたモンラッシェ特級に隣接する究極バタール・モンラッシェ!ミネラル感に溢れ、バターや蜂蜜、ローストしたアーモンドの複雑でリッチな風味。骨格とミネラル、そしてまろやかさが見事に調和した究極高級辛口白ワインが、限定で極少量入荷!
バタール モンラッシェ グラン クリュ 特級[2007]年 ドメーヌ プリュール ブリュネ元詰 年産わずか420本のみ!AOCバタール モンラッシェ グラン クリュ 特級


超希少!年産わずか420本のみ!
Dussert-Gerber 2013年版で、この貴重なバタール・モンラッシェが、「1er Grand Vins Classe」に選出!
1804年から代々家族経営を続ける、歴史ある名門造り手による、「もはやワインの域に止まらないでほとんど食物と言えるほどの存在感」と言われるバタール・モンラッシェ特級!

ドメーヌ・プリュール・ブルネはサントネー村に位置し、設立は1804年、代々家族経営を行なっているコートドールで最も古いドメーヌの1つです。 現在は8代目に当るギョーム・ユニ=プリュール氏がこの歴史あるドメーヌの運営を行なっています。
祖父方のプリュレ家が所有していたサントネの畑と、祖母方が所有していたムルソーの畑を中心に、コート・ド・ボーヌの主要な六つの村に20ha以上の畑を所有しています。
ワインのスタイルは、どのレンジも長熟タイプのクラシックな味わいで、サントネーマラディエールを筆頭に、安定した信頼のおけるワイン造りを目指しています。

ブドウの栽培方法はリュット・レゾネ。出来る限り自然にブドウを栽培します。 ブドウ樹の仕立ては単式ギュイヨ式。必要に応じて摘芯、摘房を行っています。 畑の管理は、ブルネ家で代々ワイン造りに携わっているスタッフの手でしっかり行われてます。

ワイン造りは、伝統的な方法に則って行われます。 赤ワインは、厳しい選果ののち、破砕・除梗を経て8℃で1週間の低温浸漬を行います。 発酵は木桶で、ルモンタージュで色を十分に抽出し、発酵終了が近づいたら日に一度櫂入れします。 ワインはアリエ産のオーク樽で18~24ヶ月熟成させ、ボトリング前に清澄、ろ過は可能な限り行いません。 こうして、ドメーヌのワインは、果実味豊かでストラクチャーのしっかりしたクラシックな味わいに仕上がります。

バタール・モンラッシェ
グラン・クリュ2007年

畑:南向き 粘土交じりの石灰質土壌
標高:180m
仕立て:ギュイヨ
樹齢:平均樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュ
平均収量:40hl/ha
熟成:フレンチオーク樽で12ヶ月間(新樽比率100%)

平均樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュのシャルドネから造られる、年産わずか420本のみのバタール・モンラッシェ・グラン・クリュ。バタール・モンラッシェはコート・ド・ボーヌ地区の偉大な白ワインをうむモンラッシェの畑に隣接しています。

畑ではリュット・レゾネ栽培を実践。収穫したぶどうは空圧式プレス機で優しく圧搾し、22℃で1ヶ月間の発酵。醸造はフレンチ・オーク樽(新樽比率100%)を使用する。その後シュール・リーで12ヶ月の樽熟成。樽はアリエ、トロンセ、ヴォージュ産のオーク材からのもので、焼は軽め。

火打石のニュアンスにバターや蜂蜜、ローストしたアーモンドの複雑でリッチな風味。骨格とミネラル、そしてまろやかさが見事に調和したワインです。

その重厚な果実味でならびたつのは、ひとりコルトン=シャルルマーニュだけだが、バタールのほうにはピュリニゆずりの、はりつめた感じがある。

最高のバタールはよろこびそのもので、濃厚、芳醇で飲みごたえがあり、しかも寿命が長い。すぐれたものなら10年の熟成に値するし、そのあかつきには瓶から太陽の光を飲む心地がするだろう。

Dussert-Gerber 2013年版で、このバタールが1er Grand Vins Classeに選出!
うきうきワインの玉手箱より)





うきうきワインの玉手箱より購入。16,800円。
抜栓日:2015年1月20日
インポーター:飯田
色はなかなかのイエローで、琥珀までは行きませんがそこそこ熟成した色合い。抜栓直後にアカシアの花系の甘い香りを感じましたが、その後すぐにバターのような香り、ほんのりとした樽香、ミネラルも結構あります。時間とともに香りの要素が円くまとまっていく印象がありました。とにかく、ほんとどっしりとした味わい! 果実味もしっかりと感じますが、酸がとてもおしとやかで、アフタがとても長いです。熟成感がまだこれから、と言った感じで、蜂蜜感はさほど強くありませんでしたが、いまでも、これ、うまし!


Vermentino Toscana IGT BIBI Graetz 2011

2014-12-08 00:00:00 | イタリア
Vermentino Toscana IGT BIBI Graetz 2011
Vermentino Toscana IGT BIBI Graetz 2011
ビービー・グラーツ・ヴェルメンティーノ[2011]年・限定輸入品・ビービー・グラーツ元詰・マレンマ産のヴェルメンティーノ100%・IGTトスカーナ
VERMENTINO [2011] Az.Agr.BIBI GRAETZ IGT Toscana
イタリア高級辛口白ワイン愛好家大注目!トスカーナ州・フルボディ辛口白ワインファン大注目!今やトスカーナ州の代表的な“ザ・カルトワイン”として有名なテスタマッタのビービー・グラーツによる2012年初リリースで日本市場では非常に珍しい“ヴェルメンティーノ”を入手!!このワインでロバート・パーカー、ワインアドヴォケイト誌で88点の高評価!マレンマ産のヴェルメンティーノ種100%をステンレスタンクの発酵&熟成!独特のキャラクターを持つ品種として有名なヴェルメンティーノ種!この2011年は、反射色が金色の明るい色合い!フルーティーでリッチなアロマ!南国の花やミネラル!印象的な様々なフルーツにかすかに草が漂う香り!調和のとれたフルボディ辛口白ワインが限定で極少量入荷!
ビービー グラーツ ヴェルメンティーノ[2011]年 限定輸入品 ビービー グラーツ元詰 マレンマ産のヴェルメンティーノ100% IGTトスカーナ


ワインアドヴォケイト誌で88点獲得!
今やトスカーナ州の代表的な
“ザ・カルトワイン”として有名な
ビービー・グラーツによる
日本では非常に珍しい葡萄品種
“ヴェルメンティーノ”100%の白ワイン!


裕福な芸術家一家に育ったビービー・グラーツが、母親の切り盛りしていた近隣の住民に販売するハウスワインを製造するワイナリーを受け継いだ時、そこで作るワインの遥かな可能性に気づき、ワイン製造の従来の概念にとらわれることなく、新バリックに直接葡萄を入れ発酵から熟成までを行ってしまう作り方で新たに立ち上げたワイナリー。
2003年のVINEXPOで、TestamattaがThe Best Red Wineの栄光に輝き、サクセスストーリーは始まった。

彼の芸術的センスはラベルにも活かされている。今やトスカーナ州の代表的*カルトワイン。
生産数が非常に少なく手に入れにくいワインを、ごく少数の有名なソムリエ・または著名人が美味しいと評価したために高価になったワイン。


ワインアドヴォケイト誌はビービー・グラーツについて
“私はいつもビービー・グラーツの美しいワイン達に感銘を受け続けている。非常に並外れており、表情が豊かなワインで、真剣に向き合うことに値するワインだ。” 2009年8月 ワイン・アドヴォケイト誌


ワイン評論家のジェームス・サックリング氏は
“トスカーナの本当のカルトワインの一つ。テスタマッタ。ピュアなサンジョヴェーゼの風味とブルゴーニュの血統を持つワインだ。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのラ・ターシュを思い起こさせるよ。”2010年 ジェームス・サックリング氏

ビービー・グラーツ
ヴェルメンティーノ 2011年

葡萄品種:マレンマ産ヴェルメンティーノ100%

ステンレスタンク発酵、熟成。 ブドウ樹齢は10年以上

テイスティングノート
独特のキャラクターを持つヴェルメンティーノ種、反射色が金の明るい色合い。 フルーティでリッチなアロマ、花にわずかに草が漂う香り。 調和のとれた白のフルボディワイン。

ワインアドヴォケイトで88点の高評価!
2011 Bibi Graetz Vermentino
88 points
The 2011 Vermentino is a pretty wine laced with expressive varietal fruit. The warmth of the vintage has given hte Vermentino a little more body than is typically the case. White flowers and pears linger on the articulate finish.
うきうきワインの玉手箱より)




うきうきワインの玉手箱より購入。3,280円。
ワイン会にて
抜栓日:2014年12月9日
色はやや濃い目のイエローで、艶やかさがありました。香りは最初あまり立たず、白いお花がイメージとして感じられました。時間が経つと、とてもフローラルな香りで、柑橘系の心地よさが出てきていました。味わいは自分はよくわからなかったけどアルコール感があり、重厚な印象と教えてもらいました。酸があって、果実味に溢れ、最後に独特の苦味を感じます。
これは自分の持ち込みでした。
正解者あり! すばらしい!!


Dom Perignon Vintage 2004

2014-12-07 00:00:00 | フランス・シャンパーニュ
Dom Perignon Vintage 2004
Dom Perignon Vintage 2004
ドン ペリニヨン[2004]箱なし(泡・白)
正規輸入品[Y][J][A]
超有名シャンパンを、非常にお得な価格で、仕入れることが出来ました!
さてさて…
ワインを飲まない人でも、この『ドンペリ』という名前くらいはご存知だと思います。

それほど有名なシャンパンで、まさに『シャンパンの王様』と言っても過言ではない存在。

【ロバート・パーカー.comより抜粋】
Lily-of-the-valley perfume and scents of lightly toasted brioche and almond rise from the glass of Moet’s 2004 Brut Dom Perignon, along with hints of the apricot, pear and grapefruit that then inform a luscious and creamy yet strikingly delicate as well as consummately refreshing palate.

Sweet-saline savor of scallop ? also already intimated in the nose ? lends compulsive saliva-inducement to a ravishingly rarified and persistent finish, joined by alkaline, nutty, liquid-floral, and nori seaweed notes for a performance of head-scratching subtlety and intrigue. (In case my description hasn’t already made clear, we have here inter alia a fantastic sushi wine.)

This will be worth following for at least the next 6-8 years, in the course of demonstrating that iconic status as a luxury brand, and elevated (albeit secret) production numbers by no means preclude a wine of understated as well as profound beauty.

◆評価:95点
◆飲み頃予想:2013~2021年
(『eRobertParker.com No.1113』より抜粋)
【公式サイトより抜粋】

THE 2004 HARVEST
The 2004 vintage leaves its mark on the history of Dom Perignon for its ease and generosity. In contrast with the year before, vine growth was regular and progressed wihtout incident, while the bunches were of a significant number and size.

While the weather remained moderate for sometime with the month of August particularly cool. the vintage was defined by the dry heat of the final weeks before the harvest. The harvest began on 24th September with the grapes desplaying excellent ripeness and health.

ON THE NOSE
On the nose, aromas of almond and powdered cocoa develop gradually into white fruit with hints of dried flowers.Classic toasted notes give a rounded finish and denote a fully realized maturity.

ON THE PLATE
On the palate, the wine instantly traces an astoundingly fine line between density and weightlessness. Its precision is extreme, tactile, dark and chiselled. The full taste lingers with the utmost elegance on a sappy, spicy note.
タカムラより)




ドンペリニヨン [2004]
2004年の収穫 “2004年のヴィンテージは、ドン ペリニヨンの歴史に豊かさと気品を刻み込むことでしょう。 2003年とは対照的に、葡萄の木は順調に生育し、葡萄の粒の数と大きさも充実しました。


『ドン・ペリニヨン』
■ドン・ペリニヨンを味わうということ、それは最良のシャンパンーニュを楽しむまたとない経験です。

■ドン・ペリニヨンは、作柄の特にすばらしい最良の収穫年にのみ、シャンパーニュ地方の中でも最古にして最良のクリュ(葡萄畑)で収穫された葡萄から作られます。

■シュイィのモンタギュやクラマンのビュイッソンのシャルドネが洗練と気品をもたらす、アイのグラン・クリュやオーヴィレール大修道院に隣接した古い葡萄畑のピノ・ノワールがワインに力強さと持続性を与えます。
河内屋より)





タカムラより購入。12,760円。
抜栓日:2015年1月20日
インポーター:モエ ヘネシー ディアジオ 株式会社
抜栓時なかなかの圧を感じましたが、なんとか吹かせずに抜栓しました。
少し濃い黄色で、泡立ちは繊細。香りにナッツ、白桃の香りとともに、ほんのりとした蜂蜜感を感じました。味わいはまさにビロードのような感覚と、キレの良い苦味。アフタも繊細ながらも長い余韻です。
やっぱりこれが王道なんだろうな~。


Alsace Blanc Marcel Deiss 2012

2014-12-06 00:00:00 | フランス・アルザス
Alsace Blanc Marcel Deiss 2012
Alsace Marcel Deiss 2012
アルザス・ブラン[2012]年・蔵出し限定品・ドメーヌ・マルセル・ダイス・自然派・ビオディナミ・エコセール&AB公式認定ワイン
ALSACE BLANC [2012] Domaine Marcel Deiss AOC ALSACE BLANC
アルザス辛口白ワイン愛好家大注目!最高評価!ロバート・パーカー氏満点5つ星★★★★★生産者であり(しかも“世界の最高級品と同等”のアルザス・ベストワインにマルセル・ダイスの5つのワインが選ばれています)ゴーミヨ誌も5つ星を付け、クラスマンでは最高評価の★★★3つ星(トリプルスター・3つ星はマルセル・ダイスとヴァインバックとズィント・ウンブレヒトの3人だけ)クラスマンをして「敬意を表すべきドメーヌ…“忘我の境”があなたに訪れるだろう」と言わしめ大絶賛させた大人気ドメーヌ!マルセル・ダイス!による地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド!ピノ・ブラン、リースリング、ケヴュルツトラミネールが70%!ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%!平均樹齢20年!究極アルザス・ブラン!ワイン評論家の田中克幸氏も「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」とコメント!アルザスの大御所マルセル・ダイスのコスパ抜群!のアルザス・ブラン!がなんとアルザスのグレイトヴィンテージ[2012]年(アシェットガイド誌2014年版でもグレイトの'89や'97や2007年と同評価の16/20点)もので、しかも現地のセラー数ヶ月前の蔵出しで極少量入荷!
アルザス ブラン[2012]年 蔵出し限定品 ドメーヌ マルセル ダイス 自然派 ビオディナミ エコセール&AB公式認定ワイン


パーカー満点5つ星★★★★★!
ゴーミヨ誌5つ星★★★★★!
クラスマン満点3つ星★★★生産者!
ドメーヌ・マルセル・ダイスによる
コスパ抜群!アルザス・ブランの
グレイト・ヴィンテージ[2012]年もの!


「何かをよくしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。

「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」

「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。

厳しい評価で知られるル・クラスマンは
クラスマンで最高評価!3ツ星★★★評価獲得!!
「敬意を表すべきドメーヌ…“忘我の境”があなたに訪れるだろう」と言わしめ大絶賛!

アルザス・ブラン2012年

地元ベルグハイムの各品種畑区画のブレンド!ピノ・ブラン、リースリング、ケヴュルツトラミネールが70%!ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%!平均樹齢20年!究極アルザス・ブラン!

ワイン評論家の田中克幸氏も「最も安い(この)ワインですら、他のドメーヌの最高価格品よりは上という驚異的な品質」とコメント!アルザスの大御所マルセル・ダイスのコスパ抜群!アルザス・ブランがグレイトヴィンテージ[2012]年!(アシェットガイド誌2014年版でもグレイトの'89や'97や2007年と同評価の16/20点!)
うきうきワインの玉手箱より)




アルザス・ブラン
ALSACE BLANC
/ マルセル・ダイス MARCEL DEISS
・ ヴィンテージ : 2012 年
・ タイプ : 白ワイン
・ サイズ : 750ml[フル]
・ 生産地 : > フランス > アルザス
・ アペラシオン、生産者 : マルセル・ダイス

● 基本情報
・ 品種 : ゲヴュルツトラミネール、ピノ・ブラン、リースリング
・ おすすめ料理 : エスニック系、中華料理


アルザスワインの革命児である三ツ星生産者。
一級畑の15年未満のブドウを7品種ブレンドした、スタンダードキュヴェ。
濃厚な果実味と洗練された酸を持ち、爽やかな印象を残す1本。

最も権威あるワインガイドである「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス(クラスマン)」にて、最高の3つ星評価を獲得しているドメーヌ、マルセル・ダイス。
アルザスのトップ生産者の一人であるのはもちろんのこと、アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込み、フランスのワイン法を変えたことでも有名です。

マルセル・ダイスにより法律を変えられるまでのアルザスワインは、ブドウの個性が最優先されていたため、ブドウ品種のブレンドは行わずラベルに単一ブドウ名を明記するのが当たり前の産地でした。

マルセル・ダイスが1番大切にしたのは、アルザス特有の土地。
その土地で出来る味を最大限に引き出すためには、ブドウは複数ブレンドされるべきだという考え方を提唱し続け、ついには、それまでラベルに1番大きくブドウ品種を記載しなければいけなかったのに対して、品種名よりも畑名を大きく表示するよう改正された上に、ブドウ品種は記載しなくても許されるまでに法律が改正されました。
現在でも、畑の個性に基づく"プルミエ・クリュ"を実現させるべく運動を続けています。

ダイス家は、コルマール市の7km北方、ベルグハイム村に1744年から続いています。
1945年にマルセル・ダイス氏が創業し、自社ビン詰めを開始しました。
息子のアンドレ・ダイス氏を経て、現当主であるジャン・ミシェル・ダイス氏に継承。
大いなる発展を遂げ、アルザスの頂点と言われるまでになりました。

今日、9つの村に220区画、合計26ヘクタールの斜面畑を所有。
マルセル・ダイスでは、"ブドウ品種、ヴィンテージ、テロワール"という3要素それぞれの特徴や個性を、バランスよく完全にワインに表現しています。
中でもマルセル・ダイスが最も重視しているのが「テロワール」で、1997年からビオディナミを採用し、クローン樹を極力使用せず、ブドウと土の関係に徹底的にこだわっています。

こちらのアルザス・ブランは、地元ベルグハイムの7品種混色畑のブドウが50%、マルセル・ダイスが所有する全プルミエ・クリュの15年未満のブドウが50%使用されています。

ゲヴュルツトラミネール由来のライチやバラ、アプリコットのような華やかな香りに、リースリング由来の白い花のようなフローラルなアロマ。
石灰を思わせるミネラルや爽やかなハーブ、スパイスのニュアンスも感じられます。
口に含むと、濃縮感のある甘さを兼ね備えた果実味があり、時間の経過と共に徐々に力強さや洗練された酸味を感じることができます。
後味にある軽い苦みが、濃縮した果実味と相まって爽やかな印象を残します。
エノテカ・オンラインより)





(*)うきうきワインの玉手箱より2本購入。2,480円。
抜栓日:2014年12月28日
インポーター:ヌーベル・セレクション
コルク:結構眺めのコルクで、マルセル・ダイスとVintageが刻印されていました。
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用
色合い:山吹色、というか結構濃い目の黄色。色からもやや粘調度を感じます
脚:そこそこの粘調度。
ディスク:比較的厚めのディスク
 
香り:最初、さほど立たず、柑橘系、青リンゴ系の香りと思いましたが、ものの1時間ほどで、レモン、白桃、杏子の香り。ややオイリーな感じで、ほのかにペトロール香を感じました。すっと透き通るようなニュアンスもあります。ライチの香りはそんなに強くないなぁ~。ある、っていえばあるような気もするけど。
味わい:最初、甘味がメインに感じましたが、二口目はしっかりとした酸があり、きりりとした印象を持ちました。残糖はさほどないと思います。ほのかなハチミツ感を感じ、後口の苦味が口の中をピシっと締めてくれます。程よいアフタにミネラルを感じます。あんまり冷やしすぎないで飲むほうがむしろいいと思いました。なんか、味わいのバランスがとてもいいです。


抜栓日:2015年2月17日
濃い目の黄色。黄金色っぽいニュアンスがあり、輝きがあります。粘性高し。香りはトロピカルフルーツ、あんず系の心地よい香り。甘さの中にキリリとした酸があり、やっぱり女性ウケする、とてもピュアなワインだな~と思いました。


Le Haut Medoc De Lagrange 2012

2014-12-05 00:00:00 | フランス・ボルドー
Le Haut Medoc De Lagrange 2012
Le Haut Medoc De Lagrange 2012
ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ[2012]年・蔵出し特別限定品・フレンチオーク樽100%で驚異の14ヶ月熟成・AOCオー・メドック(シャトー・ラグランジュ元詰)(白鳥デザイン)
Le Haut Medoc de Lagrange [2012] AOC Haut-Medoc (Chateau Lagrange)
ついに待望の入荷!ボルドー・メドック・グラン・クリュ・クラッセ!高級格付フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!メドック格付第三級のシャトー・ラグランジュが、2009年にラグランジュのあるサンジュリアン村の隣村のサン・ローラン村(16.3ha)とキュサック村(3.2ha)に新たに畑を取得!その畑から満を持して!!ついにラグランジュの手による元詰のオー・メドックの初ヴィンテージ登場!その名もル・オー・メドック・ド・ラグランジュ!!ずばり!ワイン愛好家垂涎の記念すべき1stヴィンテージが初リリース!しかも日本市場ではサントリーが認めた(限られた)一部の流通業者のみのルートでしか入手不可の超希少ワイン扱い!!もちろん造り手は、すべてシャトー・ラグランジュのチームが格付と同じラグランジュのスタイルで、同じスタッフで造られます。この初ヴィンテージは、サンジュリアンの隣のサン・ローラン村100%の小石を含む粘土質の16.3haの自社畑からの、ずばりシャトーの思い入れを感じさせる、完熟した状態を見極めて収穫した、カベルネ・ソーヴィニヨン種驚異の70%に、メルロ30%というグラン・ヴァン並みのセパージュで、しかも平均樹齢約30年のブドウ樹で、しかもフレンチオーク樽100%でしかも驚異の14ヶ月熟成で造られる、“果実味に富み、エレガントで柔らかな口当たり”をコンセプトに造られた究極フルボディ赤ワイン!記念すべきこのファーストヴィンテージは、輝く濃縮された赤色!チェリーやスグリなど赤果実の砂糖漬けにスパイスなどの官能的でエキゾティックなアロマ!!ワインを含むと最初は甘く、やがてまろやかで愛撫されているような感覚がある。触感もタンニンもシルクのようで、まさに早飲みでも感じられる魅力満載のフルボディ辛口赤ワインが、ずばり当店スタッフも満場一致!!の超おすすめワインが限定で極少量入荷!

ル オー メドック ド ラグランジュ[2012]年 蔵出し特別限定品 フレンチオーク樽100%で驚異の14ヶ月熟成 AOCオー メドック(シャトー ラグランジュ元詰)(白鳥デザイン)

ル・クラスマンはシャトー・ラグランジュについて
「特筆に値する厳格なセレクションによってシャトー・ラグランジュは堅牢で色が濃く、古典的なメドックのタンニンを持つ、実に安定したワインを産出している。」 として★★付高評価しています。

ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ
2012年

■ 使用品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ30%
■ アルコール度数:13%

【ワインづくり】
1stヴィンテージである2012年はサンローランの畑のぶどうのみを使用しています。平均樹齢は約30年。温暖な海洋性気候。表土は小石混じりの粘土質で、その下は石灰質粘土層。植樹密度は1ヘクタールあたり6700~8700株で、仕立て方は3本の針金を張ったメドック仕立て。多くの日照量を得るために添え木を多く使い、枝を広げています。7月には摘房を行い、湿度環境を良くするために、摘葉も行いました。 ぶどうの成熟状態を区画ごとに管理し、完熟した状態を見極めて収穫。

ラグランジュの醸造棟に運ばれたぶどうは、光センサーシステムと手作業で丁寧に選果します。醸造は温度管理したステンレスタンクを使用。マセラシオンは15日~3週間かけて行います。100%フレンチオーク樽で14ヶ月熟成。伝統的な方法で3ヶ月ごとに澱引きを行い、卵白による清澄を行います。

【ヴィンテージ】
記念すべきファーストヴィンテージである2012年は、近年稀にみる難しい年でした。 記録的な寒さの2月。8月、9月は好天に恵まれましたが、9月下旬から10月に入り雨がちな天候が続きました。収穫はぶどうが完熟するぎりぎりまで待って、10月12日にスタート。22日に終了しました。

【味わい】
香り華やかで、スグリや赤いさくらんぼを思わせる柔らかいニュアンスと、フレッシュハーブを連想させる涼やかな心地良さがあります。素直な凝縮感と、ピュアな果実味を持つ、ほど良い厚みのワイン。 ラグランジュらしく、清楚で控え目、エレガントなワインに仕上がっています。

【ラグランジュと白鳥】
シャトー ラグランジュのシンボルでもある池の白鳥。フランスでは「優雅さ」を象徴します。自然でエレガントなワインづくりをフィロソフィーとするラグランジュの池で、大切に飼育されおり、本製品のラベルにも、優雅な白鳥がデザインされています。

ラグランジュの新たな挑戦

~グランクリュシャトーのエレガンスをより多くのお客様に~
ここ数年ボルドーの高級ワインの価格は高騰、一部の消費者にしか手の届かないものになってしまいました。そこで、「もっと気軽に食卓で開けてもらえるボルドー」を目指し、2012年にオー・メドック地区に新たに畑を取得。1stヴィンテージをリリースしました。それが「ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ」です。ラグランジュチームが、ラグランジュのスタイルで作ったワインは、自然な果実味でエレガント。「今開けて、飲んで美味しい」、ラグランジュが提案する新ボルドースタイルです。

「想像のステージ」 ~2012年スタート 新たな挑戦~
ラグランジュのあるサンジュリアン村の隣村のサン・ローラン村(16.3ha)と、キュサック村(3.2ha)に、新たに畑を取得しました。(1stヴィンテージはサン・ローラン村のぶどうのみを使用)

2012年は収穫時期に雨がちの天候となり、決して恵まれたヴィンテージではありませんでしたが、平均樹齢約30年の畑から収穫した葡萄を、ラグランジュチームがラグランジュで醸造、フレンチオーク樽で14ヶ月で熟成させたワインは、果実味に富み、エレガントでやわらかな口当たりに仕上がりました。
うきうきワインの玉手箱より)




(*)うきうきワインの玉手箱より2本購入。2,480円。
抜栓日:2014年12月30日
インポーター:サントリー
コルク:コルクにはワイン名、Vintageが刻印されていました。48mm。
液漏れ:液漏れなし。1mmくらいの染み
グラス:リーデルのボルドータイプを使用しました。
 
色:濃い目のガーネットルビー。ほんの少しガーネットがかった印象があります。グラスの向こう側に指をやるとかろうじて指が見えるくらいの濃さ。艶やかさあり。
エッジ:エッジはきれいなルビーで、中心までしっかりとした色合い。
脚:細い足が、しと~っと幾筋にもわたって流れ落ちてきます。結構な粘稠度が伺われます。グリセリン成分が多いものと思われます。
 
香り:抜栓直後より黒スグリの香りとほのかな樽の香りがしてきました。グラスに注ぐと、黒果実、黒スグリ、ブラックチェリーの香り、やや木の香り。スワリングで、果実香が結構強くなり、その後にすっとするようなハーブ系、明らかなミントまでは行きませんがそんなニュアンスを感じます。若干の血液のような成分もあるような気がします。とてもよい香り。香りの要素にどこか鋭さを感じさせるイメージがあります。ところが約1時間ほどで、チョコ、カカオのような甘い香りが出てきました。これはメルローから来ているのでしょうか。
 
タンニン:若い、良質なタンニン。歯茎には若干の渋味が残りますが、とても上質で心地よいタンニンだと思います。
 
味:黒果実、カシスを思わせる果実味がとっても豊富です。ほのかに、カシスを煮詰めたようなニュアンスの甘みもあり、味全体のバランスがとても良く感じられます。純粋に美味しい。アフタも思いの外長くて、ミネラル感も結構感じます。すごくきちっと作られた優等生タイプのボルドーという感じ。で、味わいがさほど重たくないので、食中酒として飲むには持って来いだし、もちろんワイン単独で飲むのも全然OKです。1時間ほどすると、味わいにかなりの甘味が出現してきました。また鉄っぽさも味わいに感じます。


Miani Merlot 2002

2014-12-04 00:00:00 | イタリア
Miani Merlot 2002
Miani Merlot 2002
Miani (Merlot)2002
『ミアーニのない人生なんて…』
と、ワイン専門誌が大絶賛!
コレは、飲まずにいられない!!

あの眼。
全てを見通すような、曇りのないあの眼。
オーラを持つ人というのは、こう言う人なのかと実感させられる、吸いこまれるような力を感じるあの写真。
ワイナート誌13号、巻頭で取上げられた、フリウリの生産者、ミアーニ。
畑で惜しみ無く発揮される、芸術的と言えるほどの力で、極端に生産量を落とし生み出した、完全主義の賜物。

『ミアーニの無い人生なんて…。』
それでもあえて言う。
ミアーニは飲まねばならない。
簡単に買えないからと言って放棄するほどミアーニは半端な存在ではなく、またそれで諦める程度の情熱ならば、情けないではないか。
ミアーニの無い人生など、もはや考えられるはずもないのだ。
(『ワイナート誌13号』よリ抜粋)

そんな表現が自然に受け入れられてしまうほどの風格を備えたワイン。
『いつか飲んでみたい!』
一体、世界中の何人がそう思い、その内、何人がその思いが現実になったのでしょう。
こんなに出回っている数が少ないのに、その素晴らしさがささやかれるのは多分、そのワインに出会えたごく僅かな人が皆、そのワインに驚かされるからなんじゃないでしょうか。

いずれにしても、ごく僅かな人のみに許された出会いである事は間違いありませんが…。
タカムラより)



イタリア ■□ Miani □■ フリウーリ
ミアーニ
● ミアーニです。知っていると思っているはずですが、実はほとんど知られていない、飲まれていないのがミアーニです。資料ではワイナート誌の第13号、「北イタリアのワインを狙え」 が唯一でしょう。巻頭のオールカラー9ページがミアーニのメルロの房です。手の大きさに比較しての房・粒の小ささにびっくりしてください。それに同じく17ページのレフォスコの房!カルヴァリになるこの葡萄の感動的なまでに小さく、隣の粒までの空間の大きさにたまげてください。味わいは..やっぱり素晴らしい!と言えるものです。 カルヴァリ..飲みたいですねぇ!

 ところでトカイ・フリウラーノに関してですが、「ブリ」と「フィリップ」の二つのワインに分けられています。それぞれ、

Buri が Buttrio(ブットリオ)村
Filip が Badie (Abbazia バディエ)村
の畑のキュヴェ・・・ということらしいです。

 ソーヴィニヨンはサウリンとバネルというぶどう園単位に分かれています。生産量が少なかったのでしょう、単にソーヴィニヨンとしてリリースされています。


 まあ、ほとんどの方が飲まれていないと思いますし、
「ミアーニ?なにそれ?」
という方さえ沢山いらっしゃると思います。仕方が無いことでは有ります。リアルワインガイドでさえ、今まで一度たりともテイスティングレヴューをしていない訳です。

 それに、noisy としては、縁有って・・・というか、何故か細い糸の綱渡り状態とは言え、とても希少なミアーニのワインを、それなりに長いこと扱わせていただけているんです。奇跡っちゃあ奇跡です。

「で、お主はどれだけ飲んだのよ?」
と聞かれると・・・これがなかなかに辛いところで、メルロが2度ほど、白はまあ何度も・・たった600本という生産量!のカルヴァリは1度キリ・・・滅茶苦茶硬かった・・・(T.T

  トカイ・フリウラーノは村別のキュヴェ。中量級ながらもミアーニならではの美しさを誇ります(分かれてからは飲んでませんが!)尖った香りがノーズを突き刺すことも無く、さりとて、アロマティックなミネラルの複雑さはしっかりと有る・・・という素晴らしいワインです。

 ソーヴィニヨンは例年それなりに有るのですが、今回はかなり少ないです。こちらも中量級ながら、トカイの軽めなアロマティックさとは変わって、やや重みの有る石灰系ミネラルに富み、飲み応えの有る味わいです。(おそらく・・)こちらは1200本ほど造ったようです。

 シャルドネは・・・・実は飲んでいないので、何も言えません。毎年1本か2本・・・購入できれば良い方なんです。有る意味、カルヴァリと同様の600本という生産量ですから、滅茶苦茶レアです。

 リボッラ・ジャッラは、これまた600本という生産本数。ポテンシャルは白ワインの中ではトップかもしれません。若いうちでもそれなりに美味しく飲めますが、このブドウが持つ未知数の力を引き出していますから、グラヴネールのように10年置いたら大化けするかもしれません。


 正直、ミアーニという生産者のワインを知らずにイタリアワインがどうこう・・・とは語れないと思います。そしてミアーニを知ってしまえば、フランスワインがどうだ、イタリアワインは好みじゃない、などは意味を成さなくなり、ワイン生産地による好み、国境は無いものと同義になります。noisy を見ていればおそらくそう感じていただけるはず・・・。

 生産量のかなりの部分をバルク売りしてしまいますが、それも凄いことではあるにせよ、極端に古い古木、収穫量の抑制が有ってのことですから・・。1本のブドウの樹から500gくらいしかワインにしていないんです。15ヘクタールから7000本強という数字は、1アール(100平方メートル、10メートル×10メートル、約30坪)で、ワインがたったの5本弱ほどですよ。美味しさを別としても、1年間の賃料だけ考えたら・・・ミアーニのワインのプライスも納得できると思います。

 今回はそれぞれのコラムにはコメントは有りません。飲んでいないものは、さすがに偉そうには書けませんが、世界を代表するワインです。カルヴァリは・・・ごめんなさい!セットです。是非、お仲間同士、助け合いながら・・・飲んでみて欲しいと思います。
Friuli-Venezia Giulia

Miani
ミアーニ

地区 コッリ・オリエンターリ地区
造り手 エンツォ・ポントーニ
 ブドウ園は母方一族のものだったが、1980年代にエンツォが引き継いで元詰めを開始。1984年がファースト・ヴィンテッジ。元々は父と一緒にワイナリーの運営は行っていて、エンツォもメカニックの仕事との兼業だったが、1990年代に入って父が死んだので、ワイン造りに専念しはじめた。家族経営のワイナリーで、エンツォ・ポントーニがオーナー/ワインメーカー/アグロノミスト。雇われコンサルタントはなし。エンツォは、メカニックとして17年間働いた人物。非常に控えめな人で、ワインフェアや試飲会には一切顔を見せず、黙々と自らのワイン造りに専念している。

栽培 ビオロジック(一部ビオディナミ)
栽培品種 メルロ、レフォスコ、タッツェレンゲ、カベルネ・ソーヴィニョン、ピニョーロ、シャルドネ、 トカイ、ソーヴィニョン・ブラン、リボッラ・ジャッラ
自社畑面積 12ha(うち、8haはリース)
土壌 泥灰質土壌

醸造
(白ワイン)ステンレスタンクでデブルバージュしてからフレンチ・オーク樽で発酵。破砕・除梗ののちプレス。長時間かけてプレスは優しく行う。
(赤ワイン)ステンレスタンクと木製発酵槽で発酵。
NOISY'S WINE SELECTSより)



Miani
ミアーニ

Friuli Venezia Giulia
名前は広く知られているが、実際口にしたことがある人は多くない。そのようなワインの代表格といえるのが、ミアーニだ。イタリアワインの中でカルト的な存在として有名であり、地元ウリウリでも容易に手にすることはできない幻のワインのひとつとして知られいる。一代でこのワインを造り上げた醸造家のエンツォ・ポントーニは、イタリアの生ける伝説といっても過言ではない。

1980年代にエンジニアとしてのキャリアを離れ、母方から受け継いだ畑にて独学でワインを造り始めて以来、エンツォは文字通り畑に生きている。手を洗うぐらいでは取れない泥が、割れた爪の中やひび割れた皮膚に入り込んだグローブのような大きな手が、黙々と畑と向き合う彼の姿勢を物語る。

現在、フリウリのグランクリュと目されるブットリオとロザッツォの13haの畑でブドウを栽培しているが、ミアーニの名を冠してリリースされるのは多くても年間12,000本のみ。生産量は通常では考えられないほど少ない。「良いワインを造りたい」その一心から、徹底的な剪定とグリーン・ハーヴェストによりフリウリで最低といわれるレベルまで収量を下げ、厳しい選果で最高のブドウのみがセラーに入ることができ、バレル・セレクションにより求める基準に達しないワインは瓶詰めされないからである。

「年を重ねるごとに畑仕事にのめり込んでいった」というエンツォのブドウ栽培には本当に一切の妥協がない。世間の評価や周囲の評判など気にかけず、畑仕事に没頭する中、ワインも徐々に変化しており、パワーだけでなくフィネスも求めたスタイルへと移行している。また、更なるテロワールの個性の表現を目指し、十分な樹齢やクオリティに達した地所ではブレンドせず個別に瓶詰めするようになった。

ワイン造りにおいてブドウがワインのクオリティを決定する、とよく言われるが、彼のワインほどその言葉を実感させられるものはないだろう。恐ろしいほどの低収量が生み出す途方もない凝縮感とエネルギーに圧倒され、同時に対照的な透明感と爽やかさに驚かされる。優れた畑を買い足し、新たなキュヴェをリリースするなど、世界的な名声を確立した今もエンツォのワイン造りへの探求はまだまだ続く。

テクニカルデータ

オーナー
Enzo Pontoni
醸造責任者
Enzo Pontoni
所有畑面積
約13ha
土壌
ポンカと呼ばれる泥灰土、石灰
栽培方法
ビオディナミ
醸造方法
白の発酵・熟成にはバリックを用いるが、シャルドネ以外はマロラクティック発酵を行わない。メルロは木製の開放桶でアルコール発酵後、バリックでマロラクティック発酵と熟成を行う。
フィラディスより)



ミアーニ メルローは、2004年より Merlot Buriメルロ・ブリとMerlot Filip メルロ・フィリプに分けたようです。

Merlot Buri メルロ・ブリ
産地 D.O.C. Colli Orientali del Friuli タイプ 赤
ブドウ品種 メルロ100% 熟成 バリック24ヶ月(新樽100%)
評価 ワイン・アドヴォケイト95-98
ブットリオにある様々な区画のブドウを使用。樹齢20-70年。完全除硬し、木製の開放桶で2-4週間アルコール発酵。マロラクティック発酵はバリックで行う。ろ過せず瓶詰め。年産約1,800本。


Merlot Filip メルロ・フィリプ
産地 D.O.C. Colli Orientali del Friuli タイプ 赤
ブドウ品種 メルロ100% 熟成 バリック24ヶ月(新樽100%)
評価 ワイン・アドヴォケイト92-95
ロザッツォにある古樹の2区画のブドウを使用。樹齢60-80年。完全除硬し、木製の開放桶で2-4週間アルコール発酵。マロラクティック発酵はバリックで行う。ろ過せず瓶詰め。年産約1,500本。



ワイン会にて。
抜栓日:2014年11月27日
まさにパープルに見えるくらいの濃いガーネット! 艶やかな色合いで、濃厚感があります。向こう側は見えません。香りは、ブラックチェリー、プラム、カシスの香りが複雑に入り混じっています。とてもいい香り。味わいは、もう12年もたっているのに、全然果実味に衰えがありません。タンニンもまだまだしっかりと、でもかなりシルキーな感じの上質なタンニンです。もう複雑な液体で、各要素が緻密に存在している、そんなイメージ。インキーな感じもあります。存在感がハンパないです。大変貴重な体験をさせていただきました。有り難うございます。


Fonterutoli Siepi Mazzei 2010

2014-12-03 00:00:00 | イタリア
Fonterutoli Siepi Mazzei 2010
Siepi Toscana Mazzei 2010
もっとも古いキャンティの造り手として1398年の文献にも残っている名門フォンテルートリ。所有する畑の中でもっとも標高が低い単一畑「シエピ」は、メルローに最適な条件を備えています!サンジョヴェーゼの巨匠がそのメルローの特徴を最大限生かして彼らのサンジョヴェーゼとブレンドさせて造り上げた、究極のスーパートスカンです!

バラやスミレ、ラベンダーなどの花の香りやベリー系フルーツ、スパイス、たばこやカカオのニュアンス。また土壌のミネラルも感じる香り。上品なタンニン、程よい酸味。長期熟成させるにふさわしい偉大なワインです!!
フォンテルートリ社のアレッサンドロ氏と一緒に試飲しました!(2010年10月7日)

アレッサンドロ氏:サンジョヴェーゼとメルローで造るワインとして、最も評価されるワインです。過去15年のヴィンテージで、ガンベロロッソの最高賞トレビッキエリを13回、ワインスペクテイターでも同じく、90点以上を13回獲得しています。『ガンベロロッソ』が選んだ「イタリアを変えた50本」の中にも選ばれています。

アレッサンドロ氏:シエピはフォンテルートリの中で唯一、単一畑で造っています。所有する畑の中で最も低い場所にある畑「シエピ」は肥沃な土地のため、痩せた土地を好むサンジョヴェーゼを育てるにはちょっと難しい場所なのですが、メルローには最適。トスカーナで肥沃な土地というと、サッシカイアやオルネライアなどのボルゲリがありますが、あそこは元々赤ワイン産地ではなく、ロゼワイン産地でした。それが、カベルネを植えると非常に高品質なものができたのです。シエピの畑はメルローが最適なことがわかったので、サンジョヴェーゼとメルローという組み合わせが実現したのです。サンジョヴェーゼの酸とタンニン、メルローの果実味のふくよかさ。お互いの特徴を補完し合って、素晴らしいワインができあがったのです。

アレッサンドロ氏:シエピは、ヴィンテージの影響を受けやすいので、良い年にしか造りません。ただ、最近はずっと良い年なので、雨の多かった2002年以外はすべて生産しています。

◆ 6世紀、24代に渡りワイン造りを家業とするキャンティ・クラシコの名門
●栽培
ぶどう畑の管理からワイン醸造まで、「Mr. サンジョヴェーゼ」と時に称されるカルロ・フェッリーニがコンサルタント兼醸造家を務めています。

◆徹底した高密度、低収量
フォンテルートリでは通常のキャンティの3倍の密度でぶどうの木を植え、収量は通常の1/4~1/3しか収穫しません。

◆区画ごとのぶどう品種、苗木の選択
複雑な地形とミクロクリマを持つそれぞれの区画の特徴を最大限に生かすため、区画ごとに最適な品種、サンジョヴェーゼに限っては、最適な苗木を植えています。

●醸造
デキャンター誌で「キャンティ地区で史上、最も素晴らしいセラー」と評された、天然の地形を生かしたセラーと最新の設備と規模を誇る醸造施設。

◆グラヴィティーシステムを利用した醸造施設
◆天然の地形と湧き水を利用した地下のセラー
◆区画ごとの特徴を最大限に生かすための醸造、熟成はすべて区画ごとに行っています。76のステンレスタンクで、100を超える区画から収穫されたぶどうを別々に醸造しています。

トレビッキエリ獲得数トスカーナ州ナンバー1の実力ワイナリー
カステッロ ディ フォンテルートリ -Castello di Fonterutoli-
シエナ県カステッリーナ・イン・キャンティでマッツェイ家が1435年に創業した、非常に長い歴史のあるワイナリー。
1435年よりカステッロ・ディ・フォンテルートリはマッツェイ家が所有し、現在はその24代目です。

ワイナリーがある場所「フォンテルートリ」は、キャンティ・クラシコのシンボルである『ガッロ・ネーロ』の由来となった、フィレンツェとシエナの領地争いの際に、双方の兵士の代表が出会い、領土境界と定められたまさにその場所。代々継承する土地、テロワールへの敬意を表し、更に上質であること、エレガンスを追求し続けています!トスカーナ州、キャンティの生産地域の中心、カステッリーナ・イン・キャンティに位置しています。
つまり、キャンティ・クラシコを語る上ではずせない、重要な場所に構えるワイナリーなんです。

他のワイナリーに先駆けて、バリックの樽を熟成に取り入れたり、カベルネ種などの栽培に着手。変化に富んだ土壌と気候を持ち、区画ごとのテロワール、ミクロクリマを生かしたぶどう栽培と醸造を行っています。

ガンベロロッソではトレビッキエリ獲得数が通算で全ワイナリーの中で第5位、トスカーナ州では第1位という実力!
特に、ワイナリーを代表するキャンティ・クラシコ・カステッロ・ディ・フォンテルートリとスーパートスカンのシエピはどちらもトレビッキエリ常連のワイナリーを代表する2本。


マッツェイ
商品情報 単一畑(シエピ)の中でも最も良い区画(約6ha)から収穫されたぶどうで醸造。凝縮感と複雑さを持つワインは、ユニークでありながら本格派の風格を持っています。フォンテルートリのアイコン・ワインです。
内容量 750ml
品種 サンジョヴェーゼ50%、メルロー50%
産地 イタリア・トスカーナ
カテゴリー トスカーナIGT


サンジョヴェーゼとメルローで造るワインとして、最も評価されるワインです。過去15年のヴィンテージで、ガンベロロッソの最高賞トレビッキエリを13回、ワインスペクテイターでも同じく、90点以上を13回獲得しています。『ガンベロロッソ』が選んだ「イタリアを変えた50本」の中にも選ばれています。

アレッサンドロ氏:シエピはフォンテルートリの中で唯一、単一畑で造っています。所有する畑の中で最も低い場所にある畑「シエピ」は肥沃な土地のため、痩せた土地を好むサンジョヴェーゼを育てるにはちょっと難しい場所なのですが、メルローには最適。トスカーナで肥沃な土地というと、サッシカイアやオルネライアなどのボルゲリがありますが、あそこは元々赤ワイン産地ではなく、ロゼワイン産地でした。それが、カベルネを植えると非常に高品質なものができたのです。シエピの畑はメルローが最適なことがわかったので、サンジョヴェーゼとメルローという組み合わせが実現したのです。サンジョヴェーゼの酸とタンニン、メルローの果実味のふくよかさ。お互いの特徴を補完し合って、素晴らしいワインができあがったのです。

アレッサンドロ氏:シエピは、ヴィンテージの影響を受けやすいので、良い年にしか造りません。ただ、最近はずっと良い年なので、雨の多かった2002年以外はすべて生産しています。
(トスカニーより)






1435年より24代に渡りキャンティ・クラシコでワイン生産を行うマッツェイ家。カルロ・フェリーニがコンサルタント兼醸造家を務める。トスカーナの名門貴族がエレガンスを追求し造り出すワイン。フォンテルートリのアイコンワイン。サンジョヴェーゼ種とメルロ種で造ったスーパータスカンワイン。

FONTERUTOLI SIEPI[2010]
Vineyard Locations:イタリア/トスカーナ/トスカーナIGT
Varieties: サンジョヴェーゼ / メルロ
Bottle Size:750ml
Wassy'sより)




ワイン会にて。
抜栓日:2014年11月27日
色合いはかなり濃いルビーパープル。向こう側は見えません。さすがスーパータスカン!。香りもカシス、ブラックチェリー系の濃い香りですが、とてもいい香りです。味わいは、濃厚ですが、全体的にとても良くまとまっていて、まろやかな酸もあり、アフタもかなりの余韻を残してくれます。とても良く造られているな~、という印象。時間とともに紅茶、タバコ、なめし皮のニュアンスが出てきました。


Barbaresco Falletto di Brune Giacosa 2005

2014-12-02 00:00:00 | イタリア
Barbaresco Falletto di Brune Giacosa 2005
Barbaresco Falletto di Brune Giacosa 2005
Barbaresco Casa Vinicola Bruno Giacosa 2005
バルバレスコ 2005 ブルーノ・ジャコーザ イタリア ピエモンテ 赤ワイン 750ml

サント・ステファノ畑のブドウを使用。
紅茶の清々しさ、イチゴやチェリーの完熟果実香。
滑らかな舌触り。
しまりあるタンニンとミネラル。
長い余韻が心地よく、果実の香りが鼻腔に戻る。
Barbaresco Casa Vinicola Bruno Giacosa
高崎ワインアカデミー研究コースにて
葡萄品種 : ネビオーロ
仲沢酒店より)




静かなる巨匠「ブルーノ・ジャコーザ」が造る究極のバルバレスコ「アジリ」
ティスティングした者だけが得られる充実感と感動はさずがです♪

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
ピエモンテ銘酒、いや、イタリアを代表するワインとして知られる「バルバレスコ」。
その中でも“ピカイチ”と言われる造り手「Bruno-Giacosa=ブルーノ・ジャコーザ」のバルバレスコが入荷しました!

●2005 バルバレスコ/アジリ・リゼルヴァ
      *Barbaresco/Asili Riserva*
ブルーノ・ジャコーザの希少なバルバレスコが楽しめるチャンス到来♪

ちなみに、このワインは通称「赤ラベル」と呼ばれる「アジリ・リゼルヴァ」と比べると樽熟成は24ヶ月と同じですが、瓶熟成が12ヶ月。。。(リゼルヴァは24ヶ月)

※同じ畑内でも場所によって葡萄の出来栄えに差が出る

ということを知るブルーノ氏は、その小さい区画毎にワインを熟成させるそうです。
そうすることによって、ワインが完成されていく過程の中で、樽毎にリリースのタイミングをはかる術(すべ)を知るブルーノ氏快心のワイン・・・と言えるでしょうね♪

簡単な様でなかなか出来ないこと・・・
ブルーノ・ジャコーザって凄いですね♪
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この希少なアジリ。。。
>>> 開けるのはまだもったいない!
>>> でも、飲み頃まで待てない!
という罵声?のなか、当店ワインバーでも開栓しました。。。

開栓してます驚かされるのは長~いコルク栓!
5センチ強のシッカリとした栓は、長期熟成にも耐えうるものです。

まずグラスに注ぐと、、、、
※なんて淡い色♪
リゼルヴァと変わらないはっきりとした透明感があり、「淡い赤色」という表現がピッタリです。
色だけ見てしまうと軽いワインに思われてしまいそうですが、10分、20分、、、と経つうちにも香りが開きはじめます。
その香りは熟したチェリーを連想させ、後からふんわりと紅茶を思わせる香りも漂ってきて、、、
味わいの「強さ」を感じさせてくれます。
口当りはミネラル感たっぷり♪
タンニン(渋味成分)もありますがそれは滑らかで、果実味と酸の相乗効果で複雑性豊か!
リゼルヴァと比べて、最後の余韻にやや硬さを感じますが、それも許容範囲です。
複雑性・・・ネッビオーロ種単体で造られているにも関わらず、これほどのものを感じさせるワインは多くはありません。
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>>> 2005年産なんて、まだ早すぎる!
という声もあるでしょうが、逆にティスティングもしていないのに、なぜ早いと言えるんでしょうか。。。
「飲んだ者だけが得られる充実感と感動」
それがアジリなんでしょうね。
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ブルーノ氏は小さい頃から父親と祖父と共にワイン造りに携わっていたと言います。
その間にワイン造りの奥深さに魅了され、、、
気が付くと自然とその技術を身につけた。。。そうなんです!
スターエノロゴ(醸造家)全盛の今では考えられないですね♪
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〔ワイナリー名の表示について〕
このワインのラベルやコルク栓には
※Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa
 (ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ)
の表示がされています。
これは、「自社で所有する畑から収穫された葡萄で造るワイン」
を意味しています。
もう一方では、、、
※Casa Vinicola Bruno Giacosa
  (カーサ・ヴィニコラ・ブルーノ・ジャコーザ)
という表示のワインもありますが、これは「長年契約している畑から購入した葡萄で造るワイン」を意味しています。
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〔お召し上がりのタイミングについて〕
個人的におすすめするのは 「前日抜栓」。

でも、これを逆手にとると、、、
 ※抜栓当日にボトル半分
 ※その翌日に残りのボトル半分
を楽しむ方法もあります。
銘酒のこなれていく様を2日間お楽しみいただけます♪
もちろん、5年~10年以上熟成させていただいてもOKですよっ!!
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【産地】イタリア ピエモンテ州
【生産者】ブルーノ・ジャコーザ
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ネッビオーロ100%
【料理との相性】お肉を使った各種料理 etc.
ワイン・グローリアスより)




ピエモンテの静かなる巨匠、ブルーノ・ジャコーザ
ピエモンテ・ランゲ地区で3世代にわたりワインに携わってきたブルーノ・ジャコーザ。現オーナーであるブルーノ・ジャコーザ氏の祖父にあたる、故カルロ・ジャコーザ氏が醸造と自社瓶詰めを開始。その後、父親の代では第二次世界大戦中であったため、経済的にボトルワインの市場がなく主に量り売りをしていました。
三代目となるブルーノ氏は1929年生まれで、13歳から祖父のカルロ氏の指導の下でワイン造りに携わり始めました。その後、自分の名前を冠したブランド「ブルーノ・ジャコーザ」を1961年にファースト・ヴィンテージとしてリリースしました。
今では半世紀以上に渡りワイン造りへその人生を捧げ、ランゲ地区の畑については誰よりも知り尽くしていると言っても過言ではありません。畑と醸造におけるピエモンテの伝統に敬意を払い、単純にして明瞭な哲学の下に造られるワインは一貫したスタイルを持っています。確固たるスタイルを持ったワインは世代を超えて、時に「バローロのロマネ・コンティ」と称賛され、世界中からイタリアを代表する偉大なワイナリーとして認知されています。

●ピエモンテ・ランゲ地区の歴史 
・ランゲの地区は、ローマの時代から食用のブドウを栽培していた。
・1800年代までは甘口のバローロを生産。これが1800年代に入り、辛口へと変化。
・1880年くらいに、アルバに醸造学校が誕生。
・1950年代に組合が誕生。この組合が他の地域と異なり、「良いブドウだけを買い上げることができる」という流れができる。

 結果、買いブドウでも自社ブドウでも品質に上下はなく、非常に良いワインができるようになった。
・ピエモンテは寒い地域のため、良いブドウができにくい。自然と、「どこでよいブドウが収穫できるのか?」を学習せざるを得なかった。
・戦争中は量り売りのワインしか売れなかった。
・1960年代から、ジャコーザが瓶詰めを開始。

「今日は素晴らしく、明日は驚くほどにうっとりするワイン」
※明日というのは熟成の時を経てという意味です。
昔から変わらない伝統のスタイルを貫いており、特にバルバレスコの造り手としては最高峰となります。ブルーノ・ジャコーザ氏のワインは繊細でいながら、深くフィネスのあるワインです。さらに熟成を経ることにより厚みが増し、壮大なるスケールをみせるイタリア屈指の品質を誇るワイン言えます。近年、もてはやされたピエモンテ州のモダンなスタイルのワインは、凝縮度や色素濃度が高く、ややもするとテロワールやブドウの個性がマスキングされたものも散見されます。このような時代の流行り廃りにも左右されることなく常に高い評価を受け続けているのは、ワインの中に何か訴えかけるもの「フィネス(Fines)」が存在しているからと言えます。
半世紀以上にも渡る長い年月の中で、常に一目置かれる偉大な存在であり続けるブルーノ・ジャコーザ。真に巨匠と呼ぶに相応しい偉人が生み出す、唯一無二の特別な味わいをご堪能ください。

バルバレスコの特級と呼ばれるブルーノ・ジャコーザのクリュワイン
■ バルバレスコのクリュ
バルバレスコの有名クリュ畑を複数所有している歴史あるワイナリーです。筆頭格となる畑をご紹介します。

●アジリBarbaresco Asili(自社畑)・・・精緻にして濃厚な味わいに圧倒される当代最高のバルバレスコ
●サント・ステファノBarbaresco Santo Stefano di Neive(契約畑)・・・ジャコーザの看板ともいうべきバルバレスコ

「バローロのロマネ・コンティ」をはじめ、最高の賛辞を受けるワイナリー
イタリアの偉大なワイン生産者といえるブルーノ・ジャコーザ。時に「バローロのロマネ・コンティ」、「伝説的な人物」など、イタリア国内だけではなく、世界中から最高の賛辞をもって称されています。

また、近年、ブルーノ・ジャコーザが、「コッリーナ・リオンダ(Collina Rionda)」というバローロの赤ラベルの1989年ヴィンテージで、ワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得しました。イタリアワインでは、レディガフィ、サッシカイアに並ぶ、僅か3本目の快挙です。

■各方面から高い評価を得ています■

2008年度AIS主催の国際コンクール「最優秀生産者部門」でトップ
2010年度ガンベロロッソの「最優秀ワイナリー」

<ワイン・スペクテイター(90点以上を50回、うち100点を1回獲得)>
 ~これはバローロのロマネ・コンティである~
 (100点を獲得した、バローロ レ・ロッケ・デル・ファレット リゼルヴァ 2000のコメントより)
<ガンベロロッソ>
 ~ブルーノ・ジャコーザは伝説的人物である~
 (過去3グラスを13回獲得、ヴィニ・ディタリアより)
<ワイン・アドヴォケイト(90点以上を97回、うち98点を6回、99点を2回獲得)>
 ~これはブルーノ・ジャコーザによる途方も無い努力のものである。名誉なことに、私が幾度かこのワインのテイスティングする経験を得たが、まさに息をのむような経験であった。~
(99点を獲得した、バローロ レ・ロッケ・デル・ファレット リゼルヴァ 2004のコメントより)
モトックスより)




ブルーノ・ジャコーザ Bruno Giacosa

ピエモンテ・ランゲ地区で3世代にわたりワインに携わってきたブルーノ・ジャコーザ。現オーナーであるブルーノ・ジャコーザ氏の祖父にあたる、故カルロ・ジャコーザ氏が醸造と自社瓶詰めを開始。その後、父親の代では第二次世界大戦中であったため、経済的にボトルワインの市場がなく主に量り売りをしていました。
三代目となるブルーノ氏は1929年生まれで、13歳から祖父のカルロ氏の指導の下でワイン造りに携わり始めました。その後、自分の名前を冠したブランド「ブルーノ・ジャコーザ」を1961年にファースト・ヴィンテージとしてリリースしました。
今では半世紀以上に渡りワイン造りへその人生を捧げ、ランゲ地区の畑については誰よりも知り尽くしていると言っても過言ではありません。畑と醸造におけるピエモンテの伝統に敬意を払い、単純にして明瞭な哲学の下に造られるワインは一貫したスタイルを持っています。確固たるスタイルを持ったワインは世代を超えて、時に「バローロのロマネ・コンティ」と称賛され、世界中からイタリアを代表する偉大なワイナリーとして認知されています。

●ピエモンテ・ランゲ地区の歴史
  ・ランゲの地区は、ローマの時代から食用のブドウを栽培していた。
・1800年代までは甘口のバローロを生産。これが1800年代に入り、辛口へと変化。
・1880年くらいに、アルバに醸造学校が誕生。
・1950年代に組合が誕生。この組合が他の地域と異なり、「良いブドウだけを買い上げることができる」という流れができる。
 結果、買いブドウでも自社ブドウでも品質に上下はなく、非常に良いワインができるようになった。
・ピエモンテは寒い地域のため、良いブドウができにくい。自然と、「どこでよいブドウが収穫できるのか?」を学習せざるを得なかった。
・戦争中は量り売りのワインしか売れなかった。
・1960年代から、ジャコーザが瓶詰めを開始。

「今日は素晴らしく、明日は驚くほどにうっとりするワイン」
※明日というのは熟成の時を経てという意味です。

昔から変わらない伝統のスタイルを貫いており、特にバルバレスコの造り手としては最高峰となります。ブルーノ・ジャコーザ氏のワインは繊細でいながら、深くフィネスのあるワインです。さらに熟成を経ることにより厚みが増し、壮大なるスケールをみせるイタリア屈指の品質を誇るワイン言えます。近年、もてはやされたピエモンテ州のモダンなスタイルのワインは、凝縮度や色素濃度が高く、ややもするとテロワールやブドウの個性がマスキングされたものも散見されます。このような時代の流行り廃りにも左右されることなく常に高い評価を受け続けているのは、ワインの中に何か訴えかけるもの「フィネス(Fines)」が存在しているからと言えます。
半世紀以上にも渡る長い年月の中で、常に一目置かれる偉大な存在であり続けるブルーノ・ジャコーザ。真に巨匠と呼ぶに相応しい偉人が生み出す、唯一無二の特別な味わいをご堪能ください。

イタリアの偉大なワイン生産者といえるブルーノ・ジャコーザ。時に「バローロのロマネ・コンティ」、「伝説的な人物」など、イタリア国内だけではなく、世界中から最高の賛辞をもって称されています。

また、近年、ブルーノ・ジャコーザが、「コッリーナ・リオンダ(Collina Rionda)」というバローロの赤ラベルの1989年ヴィンテージで、ワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得しました。イタリアワインでは、レディガフィ、サッシカイアに並ぶ、僅か3本目の快挙です。

ブルーノ・ジャコーザ バルバレスコ [2005]750ml
ピエモンテが誇る偉大な伝統主義の造り手「ブルーノ・ジャコーザ」。 の入門編にもってこいの1本!
イタリアの偉大なワイン生産者といえるブルーノ・ジャコーザ。アジリやサント・ステファノというバルバレスコの有名クリュ畑を複数所有しているブルーノ・ジャコーザですが、こちらはサント・ステファノ畑のブドウを使用したバルバレスコ。早い段階からバランスが取れており、柔和で繊細。イチゴやチェリーの完熟果実香。滑らかな舌触り。名手ジャコーザの入門編にもってこいです!

「ブルーノ・ジャコーザ」のワインには2つのラベルが存在します。

Casa Vinicola Bruno Giacosa(カーサ・ヴィニコラ・ブルーノ・ジャコーザ) 長年契約している畑から購入したブドウで造るワイン Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa(ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ) 自社で所有する畑から収穫されたブドウで造るワイン (2つの違いについて)  2つのラベルの間に醸造場所や方法などの違いはありません。両者間に品質差はなく、ただ区別するためのものです。ブルーノ・ジャコーザは、祖父の時代から何十年にも渡り同じ畑、同ブドウ生産者から購入しており、品質も把握しています。  またブドウ生産者は、「ジャコーザさんは良いブドウしか購入しない。」と長年の取引で重々承知しており、購入するブドウの支払いも高価格で、しかもすぐに買い取るため、彼らが作り得る、最高のブドウを提供しているのです。その結果、何とワイナリーでは品質に関しての基準を設けないという、信頼度です。

こちらは、
Falletto di Bruno Giacosa(ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ)
自社畑で収穫されたブドウで造るワイン。
(ウメムラより)



ワイン会にて
抜栓日:2014年11月27日
色合いはやや薄めのガーネット。つややかな色合い。香りはリコリス、茶色い果実の香り、ベリー系の香りもありますか。紅茶のニュアンスも感じられます。味わいは、タンニンがしっかりしていてパワフル。酸もしっかりとしていて、果実味も豊富、濃縮感があり、しっかりとしたパワーを感じます。アフタも長く感じられ、とても美味しいです。このしっかりとした味わいと、バルバレスコのソースを使ったサーロインのローストとの相性がものすごく良かったです。