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Bourgogne Chardonnay Guy Amiot 2011

2014-12-27 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Chardonnay Guy Amiot 2011
Bourgogne Chardonnay Guy Amiot 2011
AMIOT Guy et Fils
アミオ ギイ エ フィス

所在地 フランス ブルゴーニュ シャサーニュ=モンラッシェ
FRANCE BOURGOGNE CHASSAGNE-MONTRACHET
モンラッシェとドゥモワゼルを所有するシャサーニュの隠れたスター

ドメーヌ・ギィ・アミオ(以前のドメーヌ名はアミオ・ボンフィス)はシャサーニュ・モンラッシェに4代続く造り手で、3代目のギィに代わって、現在はふたりの息子、ティエリーとファブリスがもっぱらドメーヌの運営を取り仕切る。

珠玉のクリマ、特級モンラッシェを所有する造り手のひとりだが、その面積はわずか9a10ca。ふたつの区画をシャサーニュ側最上部にもつ。
これは第一次大戦の後、初代アルセーヌ・アミオが買った区画であり、1920年にブドウが植えられた。
ドメーヌはこの他にも、シャサーニュ・モンラッシェにマレシャル、ヴェルジェ、シャンガン、クロ・サン・ジャン、カイユレなど数々の1級畑を所有。ピュリニー・モンラッシェには、モンラッシェとピュリニー・モンラッシェ1級カイユレに挟まれた、幻のような狭小の区画ドゥモワゼルも所有している。

遅摘みによるリッチな味わいがこのドメーヌの特徴で、それぞれのクリマが本来持つミネラル感とともに荘厳な世界を提供してくれる。
シャサーニュ・モンラッシェの造り手なだけにクロ・サン・ジャンやマルトロワなど赤ワインのラインナップも揃っており、同じクリマであれば赤のほうが2割近く安い一方、洗練された味わいに仕上がっており、お値打ち感が強い。

またドメーヌでは買いブドウながらクレマン・ド・ブルゴーニュの白とロゼも手がけている。これがラベルもお洒落で値段もこなれており、シャンパーニュでは気取り過ぎるが本格的な味わいを求める向きにおいて、ぴったりのスパークリングワインである。

ブルゴーニュ シャルドネ
Bourgogne Chardonnay

ブルゴーニュ シャルドネ
生産者:アミオ ギイ エ フィス /AMIOT Guy et Fils
容量:(750ml)ヴィンテージ:2011
格付 レジオナル(ブルゴーニュ)
ヴィンテージ 2011
容量 (750ml)
色 白
種類 スティル ワイン
甘辛 辛口
色 白
種類 スティル ワイン
原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ地方
生産地区 ブルゴーニュ・ブラン
生産村
原産地呼称 Bourgogne Blanc
格付 レジオナル
味わいコメント シャサーニュ・モンラッシェ村の地方名区画から造られるブルゴーニュ・ブラン。軽やかな一方、果実味は十分。フレッシュで生き生きとした味わい。アフターにはミネラルも感じられる。若々しさを楽しみたいワイン。
甘辛 辛口
醸造・栽培
発酵(樽/タンク) フレンチオークの小樽+タンク
発酵温度 18?22度
発酵期間 15?30日間
使用酵母 自生酵母
熟成(樽【新樽率】/タンク) 0%
熟成期間 12ヶ月
マロラクティック発酵の有無 する。自発的に
瓶詰め時のフィルターの有無 する
所有面積 0.3ha
土壌 粘土石灰質
ぶどう品種(セパージュ) Chardonnay 100%
ぶどうの仕立て シングルギュイヨ
平均樹齢 35?40年
密植度 9000?10000本/ha
平均年間生産量(本数) 2000本
収穫量 45?50hl/ha
収穫方法 手摘み
農法 リュット・レゾネ
ラックコーポレーションより)





緑道の竹八にて、グラスで頂きました。
抜栓日:2014年12月22日
色合いはさほど濃くないイエロー。最初はそんなに香り立たず(抜栓直後)、柑橘系、青りんご系の香りと思いましhたが、時間とともにどんどん開いてきました。冷涼なイメージがベースにあるのですが、どことなくほのかに蜂蜜を思わせるような香りと、フロール香も若干あるでしょうか。とても趣きのある香り。ほんの少しの酸化的ニュアンスがいいです。味わいは、なかなか濃厚な味わいです。もうすこし熟成させてからのほうがもっと楽しめるかもしれません。
ギィ・アミオって、酸化のニュアンスという先入観があるのですが、いい意味で裏切られました。