荒町といえば、都市化の進む仙台駅前市街地からほんの1kmのロケーションながら昭和の風情を色濃く残す商店街が印象的。ご当地ヒーローもいましたっけね。「ドラマチック戦士アラマチマン」※2003年夏に市の助成金をエネルギーにして生まれ、助成切れとともに活動を休止したヒーロー。ライバルはセイヨーギドラやモールドン、っておい(笑)面白すぎ
そんな荒町商店街にもうすっかり馴染んできました「麺屋誠和」にて、ちょっと前になりますが限定メニュー「片口鰯の煮干しラーメン」750円(写真上)です。
写真では伝わらないのが残念ですが、運ばれてきた時から煮干の香りが強く、更に一口啜れば予想以上の煮干しの香りが鼻から抜けてゆきます。煮干はおそらくスタンダードな小型の片口鰯と思われますが、よく「おやつ煮干」とか売ってますがあれに近い風味を感じます。
醤油ダレは弱めで油量はやや強め、麺はストレートでコシの強い細麺。兎にも角にも煮干ダシの分量が多い。ダシのみではなく粉でも投入されてますね。ラーメンを啜っているのに口中には煮干しがぶわっと広がる不思議な初感覚です。旨味もMAX強いですが、煮干特有の苦みやエグミも全て内包してますので食べる人を選びそう。でも煮干好きには堪らないという限定メニューならではの一杯ですね。
←連れは定番の「みそラーメン」770円を注文。
ガラ味は強め。とろりとした豚骨ベースは粉っぽさがなく雑味も少なめ。このあたりの丁寧さが相変わらずの好印象です。
味噌ダレをふんわり乗せて節っぽさは今日はやや控えめ印象。油量は多めで程よいコッテリ加減。玉葱で甘めなのはもはや「誠和」の味噌のカラーなのでしょうね。ニンニクの香りも高く万人向けに食べやすさも向上してるような気がします。
←こちらは過去に食した未UP分「みそラーメン」770円
ガラ味濃厚でトロミがあるスープは香りのよい鰹節がギュっと効いてくるが突出はしない程度。今回は玉葱が特に甘く感じられました。
(09/02/12食)
←こちらは「しお味玉ラーメン」750円で細麺をチョイス。
ガラベースに節を効かせて、元ダレは燻味のある煮込み野菜スープ的な味わいのものをブレンド。肉味も十分にあり力強い美味さを感じます。塩味はやや強めですがその分ベースにしっかり芯が通ってまとめてきてます。
#「しお~」には玉葱が入らないので、肉味もこの分量で十分以上に感じられるようです。
←こちらは連れの「みそラーメン」770円
塩も醤油も美味いけど「誠和」と言ったらやっぱ味噌が一番かなぁ。との事。やっぱ人気ありますね。
(08/07/30食)
定番も限定メニューもますます見逃せないですね。ごちそうさまでした。
(09/11/21)
麺屋誠和/仙台市若林区荒町171
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