喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

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アラビアのロレンス(1962) ★★★★★

2020-02-02 01:25:55 | 史実

TOHOシネマズ錦糸町オリナス(午前10時の映画祭)にて鑑賞。

 

監督:デヴィッド・リーン

脚本:ロバート・ボルト

製作:サム・スピーゲル

出演:ピーター・オトゥール、アレック・ギネス、アンソニー・クイン

音楽:モーリス・ジャール

製作:ホライズン・ピクチャーズ

配給:コロムビア

上映時間:完全版227分

 

アレック・ギネスが出演していることは知っていたので鑑賞。

てっきりもっと中世頃の話かと思っていたが、現代の話だった。

 

主人公のT.E.ロレンスはヤング・インディ・ジョーンズ・シリーズにも登場するほど著名な探検家である。(観たことないけど)

本作では軍隊に所属していた頃のロレンスがアラブに派遣されて現地の人々を統率する様が描かれる。

 

アレック・ギネスは長老役だがなんとアラブ人の役だった。イギリス人がアラブ人の役を演じている。今だったらあまりない配役だが、当時としては普通だったのだろう。

 

要するにイギリスの二枚舌外交を描いた作品。それに翻弄されるアラブの人々と主人公。

 

昔の映画だけど、完全版が2009年にリバイバル上映されているため、宇多丸さんがタマフルで評論していらっしゃいます。

躊躇いもあまりなく規則を犯した部下や助かる見込みもない部下を処刑していく主人公とか、胸に詰まるものがありましたね。

ゲイ描写もあり。軍人てホモが多いんか?そういえばアレック・ギネスもそっち系だったな…

 

以上

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