Amazonプライムにて鑑賞。
監督・脚本・原案:園子温
出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、渡辺真起子、渡部篤郎etc
音楽:原田智英
主題歌:ゆらゆら帝国
配給:ファントム・フィルム
上映:237分
4時間という長尺のB級映画、といったところか。(キャストは豪華。)
園子温が本作がきっかけでブレイクした。
元々はドラマにする予定だったという話があるが納得。ドラマ10話分を詰め込んだような構成だ。
ありとあらゆる要素が詰め込まれすぎていて、観ていて疲れるところはあるが、馬鹿馬鹿しくて笑える。
絶対につながれない主人公とヒロインの愛をキリスト教と絡めて描いているが、最終的にハッピーエンドになるのは意外だった。現実だったら結ばれないはずだと思うが、あれは監督の願望なのかな。
愛をむきだしにした行動をとり続ける登場人物たちだが、(車ぶつけたり)、映画だからできることであって現実でやったら迷惑でしかない。そういう表現も、観ていて不快になる。
満島ひかりがとにかく可愛い!俺好みの女優だ!!
性的な表現ばかりだが馬鹿馬鹿しいタッチなので嫌らしくない。
ちんこ切るのは愛のコリーダのオマージュかな?
不快な思いをしながらも、真剣に愛を叫ぶ監督に魅せられて最後まで観てしまう映画。