goo blog サービス終了のお知らせ 

喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド (2025) ★★☆☆☆

2025-02-24 13:52:41 | アメコミ
TOHOシネマズららぽーと船橋で字幕版を鑑賞。

監督:ジュリアス・オナー
脚本:ロブ・エドワーズ、マルコム・スペルマン、ダラム・ムッソン、ジュリアス・オナー、ピーター・グランツ
原作:マーベル・コミックス
製作:ケヴィン・ファイギ、ネイト・ムーア
製作総指揮:ルイス・デスポジート、チャールズ・ニューワース、アンソニー・マッキー
出演:アンソニー・マッキー、ダニー・ラミレス、シラ・ハース、カール・ランブリー、
   ティム・ブレイク・ネルソン、リヴ・タイラー、ジャンカルロ・エスポジート、平岳大、
   ハリソン・フォード
製作会社:マーベル・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
上映時間:118分
製作国:アメリカ

マーベルはそもそも興味ないからほとんど観てないが、ハリソンフォード出演するならと。
職場のマーベルに詳しい先輩と観に行ったが、初見者には厳しい内容で、中盤で寝た。
そもそもハリソンフォードは代役だし。
ハルク強すぎるやろ。黒幕の研究者、何者やねん。ファルコンもキャプテンアメリカも襲名性というのは分かったよ。落語家みたいやな。
しかし洗脳いくらなんでもチートすぎるのでは?サンダーボルツに出てくる主人公も登場して、知らん人達のオンパレード。
日米同盟の話でもあるから、日本語が飛び交うのは日本人としてはとっつきやすい点もあるが、あのくらいで日米同盟が崩れるほど日本の立場強くねーだろという。
ロスってそんな悪い奴だったん?前作観ないとわかんねーなこりゃ。

以上

バットマン リターンズ (1992) ★★★☆☆

2024-12-30 04:56:16 | アメコミ

HULUで鑑賞。今年のクリスマス映画!

監督:ティム・バートン

脚本:ダニエル・ウォーターズ

原案:ダニエル・ウォーターズ、サム・ハム

原作:ボブ・ケイン

製作:ラリー・J・フランコ他

製作総指揮:ベンジャミン・メルニカー、ジョン・ピーターズ、ピーター・グーバー他

出演:マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー、ダニー・デヴィート、クリストファー・ウォーケン他

音楽:ダニー・エルフマン

主題歌:スージー・アンド・ザ・バンシーズ

製作会社・配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:126分

製作国:アメリカ

 

ジョーカーの死後の話で、ジョーカーは出てこない。

有名なペンギンやキャットウーマンが登場。

ほとんどバットマン含めて、悪役というか闇を抱えている虐げられてる者しか登場しないことに面白味がある。

正義VS悪役みたいな話ではないのだ。

キャットウーマンは結婚相手が見つからない独身女だし、ペンギンは奇形児に産まれ親に捨てられた悲惨な子。

猫やペンギンがたくさん出演してて可愛い。

アクションとかに見ごたえはなく、ペンギンも報われなくて可哀想だが、原発に細工した真の悪役の社長は死んでよかったね。

クリスマスに憎しみを持つ者たちの映画なので俺にも共感持てた。ティム・バートン最高!!

これも町山さんが解説しています

 


バットマン(1989) ★★★★☆

2020-08-25 00:45:06 | アメコミ

Amazonプライムにて鑑賞。

監督:ティム・バートン

脚本:サム・ハム、ウォーレン・スカーレン

原案:サム・ハム

原作:ボブ・ケイン

製作:ピーター・グーバー、ジョン・ピーターズ

製作総指揮:ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン

出演:マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン

音楽:ダニー・エルフマン

主題歌:プリンス

製作:ポリグラム・ピクチャーズ、ザ・グーバー・ピーターズ・カンパニー

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:127分

 

記念すべきバットマンの劇場公開第1作目(多分)

バットマンについては全くの予備知識もなく観たが、普段は日常に溶け込んで暮らしている青年が実はスーパーヒーローであるというのはスーパーマンと同じだ。

 

完全に本作は主役が悪役に食われている映画である。

ジョーカーを演じるジャック・ニコルソンの怪演っぷりが凄い。

観ていて本当に不快にさせてくれる。

あと、主題歌はプリンスが担当しているが、本編とは関係なくなるが、

そのMVが時代を先取りしすぎている感がある。そちらもぜひご覧あれ。

 

Prince - Batdance (Official Music Video)

"Batdance" from 'Batman' (1989) ☔️ Listen to more Prince here https://...

youtube#video

 

 

 


ジョーカー (2019) ★★★★☆

2019-10-27 22:48:34 | アメコミ

TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞。

監督:トッド・フィリップス

脚本:トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー

出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ

音楽:ヒドゥル・グドナドッティル

製作:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:122分

 

空前の大ヒットを記録している本作。

バットマンシリーズ未見の俺でも 普通に楽しむことができた。。

 

バットマンシリーズにおける悪役ジョーカーがいかに誕生したのかを描く。

 

一言で言ってしまえば精神障害者の母を介護する精神障害者のハナシ。

突発的に笑ってしまう発作を持つ役を怪演したホアキン・フェニックスあっぱれ。

 

ジョーカーの影響で、今年は太田光もDDTのレスラーもコスプレしていた。

ハロウィンでもさぞかしジョーカーが多かったことだろう。

 

ジョーカーは貧困層の象徴として祭り上げられ、タクシードライバーのトラビスの如く好き勝手に人を殺していく。

俺はタクシードライバーは好きな作品だが、好き勝手に人殺ししているのに憧れているわけではない。

ジョーカーに関しては、自分の不遇をいいことに現状に甘えてるだけという印象で別に感情移入はできなかったな。

 

ただ、どこの劇場でも散見するリア充が鑑賞後に全く意味が分からない、と呟く光景には唖然とする。

貧困がどうのこうのより リア充VS非リアの構図を垣間見た気がした。

 

以上

 


ブラックパンサー(2018) ★★★★★

2018-07-02 00:20:51 | アメコミ

 

ブラックパンサー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

アクアシティお台場のユナイテッドシネマで鑑賞。 

  

今更ブラックパンサーを観るという乗り遅れた行為だが、再上映していることにも驚き。

国王になるか英雄になるかという日本版のキャッチコピーが秀逸で印象深い。

なぜわざわざお台場まで足を運んだのかというと、目的はブラックパンサー(以下国王)を観るためではなく、

日本では唯一アクアシティお台場にしか実装されていないスクリーンXという上映形態を体験したかったからである。

要するに迫力あるシーンに限り、左右270度にまでスクリーンが広がりますよというもの。

プラネタリウムみたいなもんか。

 

宇多丸も言っている通り、前部の席に座ったらなんの意味もないのは想像に難くない。

しかし係員に言えば席を移らせてもらえることて、できるもんなんだな。今度やってみるか。

主に戦闘シーンや合戦のシーンでスクリーンXに突如切り替わる。

画面が奥から手前へ流れていく感じであり、前画面しか観てなくても特に問題はない。

だが、本作とランペイジしか上映してないあたり、対応している作品が少ないということなのかな?

際物の部類でメジャーな上映形式にはならなそうですね。

 

さてでは作品の内容の方へ。

監督:ライアン・クーグラー

脚本:ライアン・クーグラー&ジョー・ロバート・コール

原作:スタン・リー

出演者:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ

音楽:ルドウィグ・ゴランソン

製作国:アメリカ(マーベル)

配給:ウォルト・ディズニー

上映時間:134分

 

アフリカの架空の小国ワカンダが舞台。表向きは少数民族が多数暮らす開発途上国だが、実際は高度な科学技術を誇る超文明国である。ワカンダの地下にはドラえもんに出てくる22世紀に近い世界が広がっている。文明国になれたのはワカンダだけに眠る地下資源ヴィブラニウムのためである。ワカンダの国王には代々漆黒のスーツに身を包んだ闇のヒーロー「ブラックパンサー」として国とヴィブラニウムを守る使命が与えられている。

物語は先代ティ・チャカに代わり、その息子ティ・チャラが新国王に即位するところから始まる。

高度な科学技術を自分たち国民のためだけに温存して、平和にひっそりと暮らし続けてきたワカンダであったが、戦争の絶えない世界で相次ぐ難民のために技術を役立てようと技術を流出させる謀反者が現れた。テロ集団と協力してワカンダに攻撃を仕掛けてくる謀反者の正体とは…

キャストはほとんど黒人で、アメリカのエンタメ大作としては異例なこととか。

キャストばかりかスタッフもほとんど黒人であるらしい。

キルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンは『クリード』でクリードを演じた役者。

 

黒人社会や移民・難民問題についてストレートに現代(特にトランプ政権が誕生したアメリカ自国)を皮肉った話であるといえる。

黒人による白人への復讐を狙う本作の悪役と、それを阻止しようとする主人公。

悪役にもしっかりとストーリーを持たせている。

最終的に主人公と悪役は和解し、お互いに妥協点を見つけ譲り合っている。

今年一番面白かった作品。