ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。
監督:ヤン・コマサ
脚本:マテウシュ・パツェヴィチュ
出演:バルトシュ・ビィエレニア
音楽:エフゲニー・ガルペリン、サーシャ・ガルペリン
製作:オーラル・フィルム
配給:ハーク
上映時間:116分
製作国:ポーランド、フランス
日本では1年半遅れての公開である。
アカデミー賞にもノミネートされた話題作。
宗教的で難解な内容なのだろうと構えて臨んだが、ポップでコメディタッチに仕上がっていた印象。本国なら笑いが起こっていたであろうと想像する場面も多数。
ミニシアターに来たのも久々だけどやはり、こういう人を悪と善に簡単に二分しない作品は好きだなあ。
主人公は悪の世界で生きてきたが、その分信念があるのか、街の負の部分と正面から向き合っているのである。
主人公は元の世界に戻ってしまったが、彼はその後どうなるのだろうか。また出所しても工場しか働き口用意されないのだろう。しかしまた道化として世に繰り出すのだろうなーと想像したり。
クラブでヤった女子大生が心理学専攻であるシーンも良かったな。
以上