喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 (1980) ★★★☆☆

2024-06-30 15:13:18 | コメディ

Huluで鑑賞。26作目。折り返し地点超えた!

監督・原作:山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆

製作:島津清

出演:渥美清、伊藤蘭、松村達雄、村田雄浩、青坂満

音楽:山本直純

上映時間:100分

製作国:日本

 

本作で長唄を初めてちゃんと聴いたが、これカラオケにも入ってるんですけど歌うのは無理ですね。大会があるのも納得いきます。

長唄の歌手の青坂さんがちゃんと出演されてるんです。

でも、現地の人はいくらか歌えるんだから凄いですよね。

ところで、伊藤蘭は当時25歳。色っぽい…

伊藤蘭演じるすみれに求婚したのを演じたのは、『ミンボーの女』に出演していた村田雄浩じゃないですか!!

幸せになりやがって畜生。寅さんの気持ちが分かるぜ。

 

寅さんの学歴は実は変動制。商業高校中退のはずが本作では中学中退になっている。寅さんが願書出してたの素直に感動したな。元おいちゃん役の松村達雄も出演。俺もこんな国語の教師が良かったな。

 

以上

 

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マッドマックス:フュリオサ (2024) ★★★★☆

2024-06-16 18:15:28 | アクション

TOHOシネマズららぽーと船橋にて鑑賞。

監督:ジョージ・ミラー

脚本:ジョージ・ミラー、ニコ・ラサウリス

製作:ジョージ・ミラー、ダグ・ミッチェル

出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワーズ、トム・バーク、アリーラ・ブラウン、チャーリー・フレイザー

音楽:ジャンキーXL

製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:148分

製作国:オーストラリア、アメリカ

 

前作フューリーロードの前日譚となっている。

登場人物もフュリオサ、イモータン・ジョー一味などは被っている。

本作の敵役はクリス演じるディメンタス。

ディメンタス一派とイモータン一派の覇権争いの中でフュリオサがうまいこと生き延びていくといった感じ。

ディメンタスに母親を殺された恨みから復讐までの過程を描く。

ディメンタスは暴走族みたいな感じで、イモータンはカルト教団に近い印象。

結局、ディメンタス一派は敗退するのだが。。

 

あの体格で男の振りをするのは無理があるだろう。

 

フュリオサは復讐を果たしたが結局その過程でディメンタスと同類になってしまい残ったのは虚しさだけであった。

そんなフュリオサを次作で救ったのがマックスだったんか。

 

ディメンタスは仲間を盾にしたり糞野郎であることには変わりないが

人間臭さもあり、嫌いにはなれない人物。

確かに本作観たあとだとバイクに乗りたくなりますね。。

 

以上

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関心領域 (2023) ★★★☆☆

2024-06-11 18:22:19 | 史実

ユナイテッドシネマ幕張にて鑑賞。

監督・脚本:ジョナサン・グレイザー

原作:マーティン・エイミス

製作:ジェームズ・ウィルソン、エヴァ・プシュチンスカ

製作総指揮:レン・ブラバトニックetc

出演:クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラーetc

音楽:ミカ・レヴィ

製作会社:フィルム4、アクセスetc

配給:ハピネットファントム・スタジオ

上映時間:105分

製作国:アメリカ、イギリス、ポーランド

 

アカデミー音響賞を受賞したということで、観に行ったが。。

ほぼ寝た。。。

 

まさに私は、関心領域の外側にいた人間だったというわけだ。。

 

しかし、あえて本作は音楽やドラマなど劇的な要素をすべて排除し、

私のような馬鹿には鑑賞に耐えられない作りにしているのだ。

監督があのジャミロクワイのPV作った人ていうのは衝撃。

配信されたらヘッドホンでもう一度観よう。

 

ポーランドにあるアウシュビッツ収容所、一度足を運んでみたい。

 

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男女残酷物語 サソリ決戦 (1969) ★★★☆☆

2024-06-11 18:05:19 | 邦画

新宿武蔵野館にて鑑賞。

監督・脚本:ピエロ・スキバザッパ

製作:ジュゼッペ・ザッカリエーロ

美術:フランチェスコ・クッピーニ

音楽:ステルビオ・チプリアーニ

出演:フィリップ・ルロワ、ダグマー・ラッサンダー

上映時間:90分

製作国:イタリア

配給:アンプラグド

提供:キングレコード

 

いや、どうしてこんな作品を発掘できるんでしょうか。

しかし、テーマ曲は有名みたいなので日本で配給できなかった何かしらの

事情があるのでしょうね。

ほぼ男女一組しか登場しない風刺映画?男が必要とされない社会、てまさに

現代のことやないか。

男、写真に収まるときの表情が情けなさ過ぎる。

最終的にやはり女の方が上手だったという話。

 

日本でいうと鈴木清順みたいな作風なんですかね?

 

以上

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男はつらいよ 寅次郎春の夢 (1979) ★★★★☆

2024-06-06 01:26:46 | コメディ

Huluで鑑賞。

監督:山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆、栗山富夫、レナード・シュナイダー

製作:島津清

出演:渥美清、林寛子、ハーブ・エデルマン、香川京子

音楽:山本直純

配給:松竹

上映時間:104分

製作国:日本

 

脚本にレナード・シュナイダーが!英語の台詞は彼が担当したのでしょう。

顔が広い。

 

寅さんが大のアメリカ嫌いであることが判明。

アメリカ人と寅さんが邂逅する話、なのだが、相手も普通のアメリカ人ではない。

寅さんよりヤバい奴。

商売の内容は寅さんと似たようなものなのだが、まるで営業の才能がない。

もっと向いてる仕事があると思うのだが。

 

寅さんと同じく独身。だが母親思い。

しかし、まさか既婚者であるさくらに告白するとは…

 

本作は中学生に日米の文化の差を教えるのにちょうどいい作品ではなかろうか。

説明口調で教えてくれるシーンもあるし、なぜアメリカ人のマイケルがさくらに惚れたかも理解できる。

(日本人は愛情表現が乏しく、夫婦仲がうまくいっていないと勘違いしたため)

 

さくらみたいな誰にでも優しくするタイプは、俺は嫌いだわw

 

以上

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