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喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

長い間ご愛読ありがとうございました。

2025-05-02 14:51:05 | その他
まさかこんな日が来るとは思っておりませんでした。
有料プランに加入して使っていた頃もあったなあ。

このたびのサービス終了につき、はてなブログ
へ移行致しましたので、今後はそちらでよろしくお願いします。

以上

ベン・ハー (1959) ★★★☆☆

2025-04-13 12:16:46 | アクション
TOHOシネマズ市川にて字幕版を鑑賞。

監督・製作:ウィリアム・ワイラー
原作:ルー・ウォーレス
脚本:カール・タンバーグ、マクスウェル・アンダーソン、ゴア・ヴィダル他
出演:チャールトン・ヘストン、ジャック・ホーキンス、スティーヴン・ボイド
音楽:ミクロス・ローザ
製作会社:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給:ワーナー・ブラザーズ
上映時間:212分
製作国:アメリカ

歴史的スペクタクルはやはり劇場のスクリーンで観なければという思いから、午前十時の映画祭にて鑑賞。
3時間40分という上映時間を感じさせない(体感2時間くらい)

本作、登場人物は架空だがイエス・キリストの誕生を絡めて描かれている不思議な構成である。
原作は南北戦争にも参加経験のあるルー・ウォーレスで、ベン・ハーは作者の半生の生き写しのような人物。
ユダヤの王族でローマ帝国に支配されながらも優遇されていたが、ユダヤ人側につき島流しにされる。しかしローマ軍長官を救ったことにより養子になり権力の座に復帰。
自分を島流しにしたメッサラに馬車レースで復讐を果たすが、地下牢に入れられた母と妹を救うことはできなかった。
最後はキリストの奇跡の力でハンセン病に侵された母妹が治ってしまう…という宗教色の強いオチ。

メッサラとの馬車レースのシーンは、スターウォーズファントムメナスのポッドレースのシーンの完全なる元ネタ、メッサラがセブルバすぎるだろう。
ハンセン病を扱っている映画としては『砂の器』とも被るか。

ローマ帝国を悪と描いてるが、現在観ると複雑だ。復讐心で成り上がっている人生だが最後は復讐心を否定する構成、だが人生に復讐心は必要だと思う。

「イエス」「ノー」のイエスは別にキリスト由来でないことを本作きっかけで知った。

以上

教皇選挙 (2024) ★★★☆☆

2025-03-30 07:51:57 | ミステリー
TOHOシネマズ八千代緑が丘(初訪問!)で鑑賞。

商業施設内の中華屋で飯食ってから。

監督:エドワード・ベルガー
脚本:ピーター・ストローハン
原作:ロバート・ハリス
製作:テッサ・ロス、ロバート・ハリスetc
製作総指揮:トーマス・アルフレッドソン、エドワード・ベルガー、レイフ・ファインズetc
出演:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニ
音楽:フォルカー・ベルテルマン
製作会社:フィルムネイション・エンターテインメント、インディアン・ペイントブラッシュ
配給:キノフィルムズ
上映時間:120分
製作国:アメリカ、イギリス

本作の登場人物は実際の人物をある程度モデルにしているが、話はフィクションである。
主演はハリー・ポッターのヴォルデモート役を演じるレイフ・ファインズ。
スタンリー・トゥッチは『スーパーノヴァ』が記憶に新しい。
イザベラ・ロッセリーニはなんとイングリッド・バーグマンの娘なのか!

コンクラーベを描いた話ではあるが、なんだか日本の国会の揚げ足取りみたいな話。ひたすら政敵のスキャンダルをなぜか進行役の首席枢機卿が暴いていく。
それによって有力候補が次々と失脚していき、最後にこれでいいのか?という候補が選ばれてしまう。
保守強硬派の候補が庵野秀明にしか見えない。
最後のサプライズは、正直ありきたりな気がする。カトリックが旧態依然としていて、家父長制の極みであることが示される。
本作ではアカデミー賞はそりゃ取れんでしょう。
中盤は案の定寝てしまったので配信で吹き替え版が出たらもう一度観てみたい。

以上

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 (1995) ★★★★☆

2025-03-13 15:45:44 | SF
TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞。

監督:押井守
脚本:伊東和典
原作:士郎正宗
製作:宮原照夫、渡辺繁、ANDY FRAIN
出演:田中敦子、大塚明夫、山寺宏一
音楽:川井憲次
制作:Production I.G
製作会社:講談社、バンダイビジュアル、MANGA ENTERTAINMENT
配給:松竹
上映時間:85分

難しすぎて途中で寝た模様。
映像は終始かっこいい。
押井守のクレジット出し惜しみすぎだろ。
押井守作品は実は観るの初めて。
設定が難しすぎるんだよな。まあ、解説本とか読まんきゃわかんねーなこりゃ。

主演の田中敦子は既に亡くなっている。

以上

映画 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- (2025) ★★★☆☆

2025-03-06 00:03:04 | アニメ
TOHOシネマズららぽーと船橋にて鑑賞。

監督:辻本貴則
脚本:百瀬祐一郎
原作:EVIL LINE RECORDS
出演:木村昴、速水奨、小林ゆう他
主題歌:ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +
配給:TOHO NEXT
上映時間:100~106分
製作国:日本

観客がスマホでラップバトルの勝敗を投票し、投票結果によって映像が変わるというシステムを導入。柳下毅一郎と渡辺麻紀の配信で知った。
上映前の3分くらい映し出されるQRコードがなかなか読み込めず、焦った。ライトの加減か?
観客は10人ちょいしかいなかったので、一票の価値は重い。
船橋なので特にどこが強いとかないだろうと思ったが、まさかの悪役エンドで笑った。
投票結果は公式サイトで確認できる。

私は特に推しはいないので、リリックで判断して投票
結果、FirstROUNDは ①池袋VS名古屋 名古屋に投票→結果、池袋
          ②横浜VS大阪  大阪に投票→結果、大阪
          ③渋谷VS新宿  新宿に投票→結果、渋谷
   SECOND  は 池袋VS大阪VS渋谷→大阪に投票、結果、大阪
   FINAL    大阪VS女→女に投票→結果、女

まさか女が勝つとは、、推しが女の人っておるんか?
劇場ではペンライト振ってる人は1人しかいなかった。男は自分含めて2人だけ。

時間と金があれば、三回くらいは観に行ってもいいかな。もう行かんけど。
FIRSTまでは強制的に同じ映像見せられるのは懲り懲りだしね。BDに期待。
しかし、まさかこんな世界があったとは。アニメとラップの融合で、ホンモノのラッパー達が
曲提供してるのだからすげえわ。

以上