喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー (2023) ★★★★☆

2023-05-02 13:53:07 | CGアニメ

東急の新宿109プレミアムシアターにて字幕版を鑑賞。

監督:アーロン・ホーバス、マイケル・イェレニック

脚本:マシュー・フォーゲル

原作:宮本茂

製作:クリス・メレダンドリ、宮本茂

出演:クリス・プラット、チャーリー・デイ、アニャ・テイラー=ジョイ、チャールズ・マーティネー

音楽:ブライアン・タイラー

製作会社:イルミネーション、任天堂

配給:東宝東和

上映時間:93分

 

ついにマリオの映画が作られる時が来るとはな。。

どうぶつの森とかは既にあったけど任天堂じゃないし。

 

東京国際映画祭で公開されたピクミンの短編が記憶に新しいですが、任天堂にとって長編作品は初。

宮本茂が製作総指揮なわけですから、まあ間違いありませんわな。

マリオの映画化、といっても最近のマリオって既にCGで、ゲーム内にムービーとか頻繁に挿入されるわけですよ。それを長尺でやるだけじゃないの?というわけではないそうです。

イルミネーション風にマリオも可愛く若干デフォルメされ、質感もリアルになってるし、そもそもゲームのマリオは無口なわけですが、台詞もあるからキャラ作りも重要になってきますよね。

色々期待しながらも、まあ意外性とかあるわけじゃないし、マリオファンを満足させられるものならそれでいいんじゃないのくらいの期待値で観に行ったわけです。

東急プレミアムシネマは、オープンして半月。

4500円のA席を、1日だったため4000円で購入。

TOHOでもプレミアムシートなるものは座ったことがないため、これが初体験。

まあ、確かに座り心地はええが、ひじ掛けこんなに広くなくてもええがな。

 

ポップコーンとドリンク食べ放題いうけど、上映開始時刻までしか注文できないというのはどういうわけなのか。

高橋ヨシキ氏が指摘しているように、上映中も注文できるようにして、席まで運んでくれるくらいするべきだ。

柳下さんが指摘するように、あえて映画観ないでラウンジにいるという過ごし方もありかもしれないが、結局ドリンク頼めないから割高だ。

ポップコーン以外に普通にスナック類をメニューに追加するべき。

 

まあ、字幕版でかつここで観たから、うるさいガキが一人もいないのは良かった。ガキの反応も見たかったが。

私以外の客はほとんどS席に座っていた。DVD買える値段やで。

 

音質とかは流石に文句なかった。

ニンテンドーロゴムービーを初めて観る。イルミネーションロゴムービーも、マリオカート仕様。

驚いたのは、設定が魔界帝国そのものだったということ。キノコ王国に引き込まれるところまで、完全にオマージュといえるだろう。

マリオの父が魔界帝国のマリオオマージュかと思ったが、タロンのオマージュだったっぽい。

ポリーンやスパイクといったキャラまでは知らなかったので、本当にマリオファンが設定を細かに作っているといえる。

ゲームファンにとっては、アクションシーンが横スクロールで描かれると本当に涙が出てくる。

キノじいが出てこないことに違和感があったが、最近のマリオのゲームにはキノじいはなぜか登場していないらしい…老衰かな?

本作はヨッシー、ワリオといった面々は登場せず、脇役はドンキー一家のみである。第二弾ではヨッシーが登場するのは確定的に明らか。

クッパがピアノを弾けるという一面を見せたので驚いたが、なぜ亀が人間と結婚したいのかという動機は語られない。クッパが暴力的に描かれていて、悪役に徹していたのは良かったといえる。

結婚式のシーンでボムキングやキングテレサといったクッパ軍団の幹部たちが登場したのには痺れた。

そういえば、テレサは登場していなかったので次回は登場してほしいところ。

レインボーロードのカーチェイスが、マリオカートそのもので良かったなあ。

個人的には、最後はクッパをジャイアントキリングで倒してほしかった。

 

まあ、本作は終始和やかな雰囲気で描かれているが、スーパーマリオ64のような日常が失われた『不思議の国のアリス』のようなファンタジーテイストの方が、マリオに感情移入できて良かったかもしれない。

地上波登場時に日本語吹き替えでも鑑賞したい。以上

 

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THE FIRST SLAM DUNK (2022) ★★★★★

2023-02-13 23:39:32 | CGアニメ

TOHOシネマズ錦糸町 楽天地にて鑑賞。

監督・脚本・原作:井上雄彦

製作:製作委員会

制作:東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ

音楽:武部聡志、TAKUMA

出演:仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太

主題歌:The Birthday、10-FEET

配給:東映

上映時間:124分

演出:宮原直樹etc

プロデューサー:松井俊之

 

原作は未見の状態で鑑賞。バスケのルールも勿論分かってない。

ダブルドリブルとかあったなあ。

 

それでも、面白い!!高橋ヨシキの感想が早く聴きたい。

いや、何が凄いかって、漫画の2Dのキャラを違和感なくCGで描いたことだと思う。

沖縄で1ON1やってるシーンとか、CGが一昔前のゲームの動きっぽくて気持ち悪く思えるのだが、ほとんど全編試合のシーンで構成されているため、あまり気にならないのだ。

観客とかはかなり適当に描かれている。

とにかく、試合を描くのに注力しているのが分かる。

 

『ブレット・トレイン』よろしく、試合(事件)が進行しながら各々の人物のナラティブが描かれる構成だが、飽きさせないよう工夫させられている。

実際の試合であんなに喋ったりするとは思えないが。

あいつら皆、高校生には見えないが、あの筋骨隆々としてるとかリアルで、バスケしてる奴らってなぜか決まって女にモテる奴らばかりだったことを思い出させやがる。

しかし、桜木が背骨を痛めてからも試合を続行するのは流石にどうかと思う。あそこだけ漫画的だ。

常に試合の残り時間との闘いだから飽きさせない。というか、バスケって他のスポーツと比べて点が入りやすいから、こういう描き方ができたのだろう。

アニメの最高潮まで達した作品。

以上

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ロボッツ(2005) ★★☆☆☆

2014-09-25 07:35:47 | CGアニメ
ロボッツ 特別編 [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

ユアンマクレガーが出演してるから観たけど30分アニメを観る程度の価値しかない。アイスエイジと同じ。
世界観は良かったが

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クローン・ウォーズ (2008) ★★★☆☆

2014-09-07 11:49:08 | CGアニメ
スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ 特別版 [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ

今日から昔観た作品の感想も書いていこうと思います。

クローンウォーズの映画版はそんなに
面白くない。
テレビシリーズのアニメを総合的に観ると面白いが…

しかし、クローンウォーズのアニメは大抵4話つづきとかなので、他にもっと面白い4話を映画のために構成してもよかったのでは。

強いていえばジャバの息子は可愛かった

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アイスエイジ2 (2006) ★★☆☆☆

2014-09-07 06:42:44 | CGアニメ
アイス・エイジ2 豪華2枚組特別編 爆笑どんぐり伝説ディスク付 (初回限定生産) [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



やはり太田光の演技はいい。
ていうかエリー以外皆タレントじゃねーか!

しかし、面白くなってきたというところで相変わらずつまらなくなるなあ。
3にも期待できない、はっきりわかんだね

けどナマケモノは可愛かった

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