喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

ルパン三世 カリオストロの城 (1979) ★★★☆☆

2020-11-21 13:53:45 | 漫画

金曜ロードショーでやっていたものを鑑賞。

監督:宮崎駿

脚本:宮崎駿、山崎晴哉

原作:モンキー・パンチ

製作:藤岡豊

出演:山田康雄、小林清志、島本須美、石田太郎

音楽:大野雄二

主題歌:ボビー

製作:東京ムービー新社

配給:東宝

上映時間:100分

 

金曜ロードショーにてこれでもかというほどに放映されているが、観たのは初めてであった。「ウエストランド井口チャンネル」において、井口さんが金ローを観ながら生配信をするというので、たまたま観ることにした。

 

ルパン三世のアニメ自体、そもそも観たことがない。

五右衛門という非現実的なキャラクターに度肝を抜かれる。まあ、全員非現実的なキャラだけど。あんな着物した奴が見張りなんかしていたら目立つに決まってる。

悪役のカリオストロ伯爵は、ラピュタのムスカ大佐にそっくりである。こちらの方が先だが。

伯爵は二回り以上は年下であろうクラリスを「私の妻にふさわしい」と顎を持ち上げるシーンがあるが、最大限に気持ち悪いシーンである。

劇中でルパンにロリコンと突っ込まれているが、監督の宮崎駿こそロリコンとして有名である。つまり、自己批判かなにかか。伯爵は、監督の姿を投影しているのか。と思いきや、伯爵の真の目的は財宝であり、クラリスではない。

物語は軽快で作中の活劇は『インディ・ジョーンズ』を彷彿とさせる(何度も言うがこちらの方が先。)。観ていて楽しいから、何度も観る人が多いのだろう。私は、別に心が揺り動かされるような作品ではないので、また観ようとまでは思わない。

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする