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喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

任侠ヘルパー (2012) ★★★☆☆

2025-02-22 22:18:14 | 邦画
TSUTAYAで借りてきて鑑賞。

監督:西谷弘
脚本:池上純哉
製作:亀山千広、飯島三智、市川南、和崎信哉
出演:草彅剛、安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之、堺正章、宇崎竜童
音楽:高見優
主題歌:LOVE PSYCHEDELICO
製作会社:角川大映撮影所プロダクション事業部
配給:東宝
上映時間:134分
製作国:日本

職場の介護士の先輩に薦められたのであった。知り合いのケアマネやってる人曰く、任侠が介護やるとか舐めんな!と。
草彅剛演じる極道の男が、介護施設を経営する話。元々詐欺まがいで入居させて劣悪な環境で乳母捨て小屋同然だったところを、改善していくのだが。
一般的な介護施設よりもこっちの方が人間らしさが尊ばれてて良かった!て描写が、確かに介護やってる身からすれば怒るわな。
主人公は認知症患者に対して適切な接し方してるし、製作陣の思いは伝わってくるが、介護施設の冷徹さの描き方があかん。
あんだけ暴れてたらカンファレンスした上で精神薬投入か病院に送るかするだろうよ。
面会行ってやれよっていうのはその通りではあるが、帰宅願望強い人の家族が面会に来ると逆に不穏になってしまう場合もあるよなーw
介護の辛さをストレートに描いているのは良かった。

以上
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バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ (1991) ★★☆☆☆

2025-02-12 16:10:54 | 邦画
AMAZON PRIME VIDEO でレンタルして鑑賞。
いつの間にか配信されていてありがたい。

監督:太田光、加藤良一、明石和幸
脚本・製作総指揮:森田芳光
製作:鈴木光
出演:春風亭小朝、真行寺君枝、田中裕二、松永光代(太田光代)、沢田研二、松田美由紀、尾藤イサオ、ひさうちみちお、ユン・ピョウ、原久美子、寺田農、イッセー尾形
音楽:東京おとぼけCATS、近田春夫、久米大作
配給:松竹
上映時間:97分
製作国:日本

1話を爆笑問題の太田光が監督していることから、いつか観なければと思っていた。
脚本は森田芳光だから太田色はない。
最後に電車に乗り込んできたところ、怖すぎ。松永光代ははまり役。

2話は潔癖症の男の話だが、つまらない。潔癖症でなくなったら仕事はできなくなりそう。食事のシーンで反論する男の意見がもっともすぎる。

3話はオチが適当すぎる。本当の恋、俺もいつかできるのか…
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劇映画 孤独のグルメ (2025) ★★★☆☆

2025-01-16 16:29:28 | 邦画
2025年初の劇場での鑑賞!

監督:松重豊
脚本:田口佳宏、松重豊
原作:久住昌之、谷口ジロー
製作:祖父江里奈ほか
製作総指揮:吉見健士ほか
出演:松重豊、内田有紀、磯村勇斗、ユ・ジェミョン、オダギリジョー
音楽:Kan Sano、The Screen Tones
主題歌:ザ・クロマニヨンズ
制作:共同テレビジョン、FILM
配給:東宝
上映時間:110分

孤独のグルメは知ってる店が出た時に観る程度で、別にファンでもないが、私自身が孤独のグルメを常に実践している人間であり観たいと思っていた。
一人で飯を食うのは寂しいが、何を頼むのも自由である。
本作はてっきりパリが舞台かと思いきやそうではない。五島列島、韓国、と転々とする。
脚本は正直撮っ散らかっているが、心を閉ざしたラーメン店店主に「作戦を練って」臨もうとする姿は、恋愛も作戦を練ってリベンジする心意気を私に与えてくれた。
しかし、スタンダップパドルボードで韓国まで漂流とかあり得ない。
五郎は馬鹿なのか。

機内食の経験がないので、予習になった。決断はすぐに。

五郎は食にこだわりありそうに見えて、メニューの選び方は安直だなあ。
しかし、かき込むように食べるのがおいしそうでたまらん。

以上
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釣りバカ日誌 (1988) ★★★★☆

2024-11-02 14:50:10 | 邦画

HULUにて鑑賞。

監督:栗山富夫

脚本:山田洋次、桃井章

原作:やまさき十三、北見けんいち

製作:山内静夫

出演:西田敏行、三國連太郎、石田えり、谷啓、戸川純etc

音楽:三木敏悟

配給:松竹

上映時間:93分

製作国:日本

 

恥ずかしながら釣りバカシリーズは観たことがなかった。

まず、釣りに興味がないからである。

そういえば死んだ祖父が晩年借りてきて観ていたな。

 

「合体!」の文字が出てくる独特の表現が面白い。

まあ寅さんシリーズとそこまで趣は変わらない気がするが、寅さんと違って奥さんとラブラブなので憤懣やるかたない。

しかし、課長、女子社員を「鶏ガラ」てひどすぎるだろ。

戸川純て女優もやってたんだね。

 

バキ童チャンネルでもぐんぴぃが紹介してた浜ちゃんのプロポーズの言葉は有名。「僕はあなたのことを幸せにする自信はないけれど、僕が幸せになる自信はあります。」そのまま借用したい。

けど、出会って二回目でプロポーズするとか正気の沙汰じゃないだろ。

 

人のことを好きになれば、相手も好きになってくれるというのもどうなんでしょうか。むしろ嫌われることの方が多い気がする。浜ちゃんみたいに楽観的になりたい。

釣りはかなり難しそうです。今後人生で一度くらいはやってみたいな。

 

以上

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男女残酷物語 サソリ決戦 (1969) ★★★☆☆

2024-06-11 18:05:19 | 邦画

新宿武蔵野館にて鑑賞。

監督・脚本:ピエロ・スキバザッパ

製作:ジュゼッペ・ザッカリエーロ

美術:フランチェスコ・クッピーニ

音楽:ステルビオ・チプリアーニ

出演:フィリップ・ルロワ、ダグマー・ラッサンダー

上映時間:90分

製作国:イタリア

配給:アンプラグド

提供:キングレコード

 

いや、どうしてこんな作品を発掘できるんでしょうか。

しかし、テーマ曲は有名みたいなので日本で配給できなかった何かしらの

事情があるのでしょうね。

ほぼ男女一組しか登場しない風刺映画?男が必要とされない社会、てまさに

現代のことやないか。

男、写真に収まるときの表情が情けなさ過ぎる。

最終的にやはり女の方が上手だったという話。

 

日本でいうと鈴木清順みたいな作風なんですかね?

 

以上

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