喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

007 ユア・アイズ・オンリー(1981) ★★☆☆☆

2019-06-25 14:01:39 | アクション

久々に007シリーズを鑑賞。

監督:ジョン・グレン

製作:アルバート・R・ブロッコリ

脚本:リチャード・メイボーム

音楽:ビル・コンティ

主題歌:シーナ・イーストン

出演:ロジャー・ムーア、ジュリアン・グローヴァー

配給:ユナイテッド・アーティスツ

上映時間:127分

 

ユア・アイズ・オンリー(デジタルリマスター・バージョン) [AmazonDVDコレクション]
ロジャー・ムーア,トポル,キャロル・ブーケ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

BS-TBSにて007一挙放送が組まれており、まだロジャー・ムーアの途中までしか観ていない私にとって007シリーズを制覇する絶好の機会だと思って録画して鑑賞。

なお、一挙放送と謳いつつ4か月もかけて放映するという。

明らかに番組制作者が007シリーズの大ファンとしか思えないほどの豪華な番組用のオープニング映像、吹越満が番組終了後たっぷりとトリビアを解説。

ただし、ノーカットではないのが残念ではある

 

本作のストーリーは割と複雑なため正直のところ説明できるほど理解できていない。

このころのボンド作品は大体、時代が時代だけに敵がKGB絡みとなっている。

(スペクターも権利関係で出せないし)

しかしどう見てもブロフェルドにしか見えない男が冒頭、登場する。

まるでバイキンマンを思わせるほどの幼稚な演出で登場するやいなや即、煙突に落とされて退場する。

これは今までのギャグ路線からの決別を表しているといえるだろう。

 

本作からアクションシーン満載のハード・アクション映画と化す。

ロジャー・ムーアは50代なのにそんなに動けるわけないんだよなあという違和感。

 

見所はやはりスキーのシーンだろう。

スタントマン頑張ってる。

 

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スノー・ロワイヤル(2019) ★★★☆☆

2019-06-09 19:45:29 | コメディ

TOHOシネマズ錦糸町 オリナスで鑑賞。

監督:ハンス・ペテル・モランド

脚本:フランク・ボールドウィン

原作:ハンス・ペテル・モランド

出演者:リーアム・ニーソン、ローラ・ダーン

音楽:ジョージ・フェントン

製作:スタジオカナル

配給:KADOKAWA

上映時間:118分

 

リーアム・ニーソン無双シリーズということで鑑賞。予告編で「タランティーノが96時間を撮ったらこうなる」と宣伝されていたから、てっきりタランティーノが監督したのかと勘違いしていた。本作はモランド監督がセルフリメイクした作品である。

復讐が復讐を生み、最後には何も残らない、という作品。

今までのリーアム・ニーソン無双シリーズに対する皮肉が込められている。

人が1人死ぬたびに十字架と共にブラックバックに死者の名前がスクリーンに映し出されるのは観客の失笑を買う。

本作のニーソン演じるネルス、使い走りクラスの敵も無惨に殺すため同情できないのである。

終盤になるにつれ墓標が連なっていくのが良い。

 

けど期待ほど無双するわけでもないため、途中で寝てしまった。なぜギャング同士の抗争に発展したのか分からなくなってしまったため、もう一度観直そう。

以上

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする