監督・脚本:セルジオ・レオーネ
製作総指揮:クラウディオ・マンシーニ
出演者:ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、
ジェニファー・コネリー
音楽:エンニオ・モリコーネ
製作:リージェンシー・エンタープライズ
配給:ワーナー・ブラザーズ
上映時間:251分(エクステンデッド版)
TOHOシネマズ錦糸町 楽天地にて鑑賞。
本作はブレードランナー並にバージョン違いのある作品であり、今回午前10時の映画祭にて公開されたのは、エクステンデッド版であり251分、実に4時間11分もある。
エクステンデッド版には中々お目にかかることができない。大抵世に出回っているのは完全版のDVDである。エクステンデッド版のDVDはプレミア価格。
エクステンデッド版には劣化したフィルムが継ぎ足しされており、映像としては不自然な出来に仕上がっている。そのため完全版で観た方がすっきりしそう
エクステンデッド版(午前10時の映画祭のHPではディレクターズ・カット版と表記されていた)での上映ということもあってか、観客はほぼ満員だった。それに加えて日曜だったし。外国人も来ていた。世界的にもエクステンデッド版の上映は珍しいからである。
ジャイアンツ同様、内容がすこぶる面白かったから特別長いとは感じなかった。
3時間越えたところで休憩がある。
エンニオ・モリコーネの音楽が『アンタッチャブル』を想起させるメロディーだ。
(『アンタッチャブル』の方が公開は後だが)
午前10時の映画祭の事務局オフタイムの言葉を借りればまさに男の友情と裏切りの映画である。が、しかし本作ではそれがどこまでが真実であり夢なのか、ということが曖昧になっている。
セルジオ・レオーネの西部劇シリーズではそんなことはなかったが、本作は彼の遺作にして実験的な作品?
時代を行き来する構成は『ゴッドファーザー2』に近いものがあるが、内容的には同じギャングものでもだいぶ異なる話だ。
まず性描写が多い。子供時代含めてリアルに描いている印象。ヤリマンのシーンとか劇場公開版では削除されてそう
というかずっとちんこの話してるんですが 大人になってからもちんこ当てゲームするわ、車内で勢い余ってレイプはするわ。
『ラビリンス』で主役を張ったジェニファー・コネリーがデボラの少女時代役で出演しておりますが、彼女のお尻を一瞬拝見することができます(笑)
しかし大人になってから顔のレベル落ちてて草
ジェームズ・ウッズは『コンタクト』でのテロリスト役のイメージが強い。
最後の実は黒幕でした、の流れにはあまり乗れなかった。
しかし少年時代の細かい描写と、ヌードルスに感情移入できるところが多々ある点で★5!!