喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

クリード2 炎の宿敵(2018) ★★★☆☆

2019-02-19 14:05:49 | ドラマ

TOHOシネマズ錦糸町 楽天地にて鑑賞。

クリードの続編である。

監督:スティーヴン・ケープル・Jr.

脚本:シルヴェスター・スタローン、チェオ・ホダリ・コーカー

出演者:マイケル・B・ジョーダン、シルヴェスター・スタローン、テッサ・トンプソン、ウッド・ハリス、ドルフ・ラングレン

音楽:ルドウィグ・ゴランソン

製作・配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー

上映時間:130分

 

無謀にも『ロッキー4』を観ていない状態で観に行ったが、『クリード』も『ロッキー』を観ずに鑑賞しても面白かったため問題なかった。

一躍有名となったクリード。そこに立ちはだかるのがロッキーのかつての宿敵の息子。

もはや王道すぎる展開である。

 

試合ではまたしても10ラウンド以上もつれる。現実の試合だったらとっくに中止である。

試合の終え方は良かったが、やはりスポ根映画だなぁ

 

ドルフラングレン演じる悪役に感情移入しやすい設定だったのが良かった。

 

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ラビリンス 魔王の迷宮(1986) ★★☆☆☆

2019-02-19 13:56:16 | ファンタジー

 

ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション [AmazonDVDコレクション]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

BSプレミアムで録画したものを鑑賞。

監督:ジム・ヘンソン

脚本:テリー・ジョーンズ

製作総指揮:ジョージ・ルーカス

出演者:ジェニファー・コネリー、デヴィット・ボウイ

音楽:トレヴァー・ジョーンズ

製作:ルーカスフィルム

上映時間:101分

 

登場人物のほとんどはマペットである。

人間として登場するのはジェニファー・コネリーとデヴィット・ボウイくらいなもんである。

監督はセサミストリートなどを手掛けるマペット界の権威ジム・ヘンソンであり、ヨーダを演じたフランク・オズも製作に関わっている。

ストーリーを説明する。

 

ジェニファー・コネリー演じるファンタジー好き少女サラは、泣きじゃくる弟トビーに嫌気がさし、「お願い、今すぐこの子をどこかへ連れ去って。」というファンタジー絵本に出てくる呪文を唱える。

すると、本当にファンタジー絵本の登場人物であるデヴィット・ボウイ演じる魔王ジャレスが、窓から登場し、弟トビーを連れ去ってしまう。

サラはトビーを取り戻すために魔王の迷宮ラビリンスへと足を踏み入れるのであった・・・

 

ジャレスは迷宮の最深部に君臨しているが、頻繁に主人公たちの前に姿を現し、なんだか軽い存在のように思える。

本作には脱力系ギャグが所々に散りばめられており、ファンタジーにとって重要な要素である恐怖心を台無しにしているように思える。

私は小さい頃、不思議なアリスを観た際に怖いと感じたものだ。

しかし、怖い場面も存在する。

身体のパーツを自由自在に切り離すことができる、ビッグバードを想起させるモンスター集団が、「君の身体も切り離してあげるよ♪」と愉快に口ずさみながら追いかけてくるシーンである。小さい子供がこれを観たらトラウマになるであろうことは想像に難くない。

本作ではチューバッカのような巨体モンスターの仲間も登場するが、いかんせん彼が強すぎてパワーバランスを台無しにしている。

しかし、本作のためにデヴィット・ボウイが書き下ろした楽曲は素晴らしい、歌詞が独特で。

以上

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コラショの海底わくわく大冒険!(2019)★★☆☆☆

2019-02-14 19:41:53 | アニメ

イオンシネマ市川で鑑賞。

監督:奥村よしあき

脚本:広田光毅

音楽:青木しんたろう

製作:ベネッセコーポレーション

出演:大谷育江、岡村明美

配給:ギャガ

上映時間:60分

 

進研ゼミのキャラクター、コラショの20周年記念作品。

まさかコラショが映画になるとは…しまじろうなら分かるが。

しまじろうと比べるとマイナーだしイオンシネマ系列のみで公開。

しまじろうが幼稚園生対象なのに対してコラショは小学校低学年向けのキャラである。私は進研ゼミを受講していたため、懐かしい気持ちで本作の鑑賞に臨んだ。

(赤ペン先生と文通でしょうもない話ばかりしていた)

なお、小学4年生に進級して突然冊子からコラショが消えたため、受講を辞めた。

だってランドセルは6年生まで使用するのだから突然消えるなんておかしいじゃんか!!

 

あとコラショはランドセルを擬人化した面白い発想のキャラである。

愛くるしいことこの上ない。声はピカチュウと同じ。

もうそのくらいコラショが好きなのだ。

 

で、映画について。

本作はコラショ一同が題名通り、海底まで冒険に行くという話である。

JAMSTECの全面協力のもと、しんかい6500がアニメーションでリアルに再現されている。

 

物語は丁寧にもコラショとキッズの出会いから始まる。

のだが、なぜ祖父が赤いランドセルを買ったのか理由は明かされなければ、

いけのかんがえると兎についての説明は全くなしである。

バランスを欠いた作品。

結論も説教臭いし何が言いたいのやら。

 

糞作品。もうコラショ嫌いになった。ふぁっきゅー。

 

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ワンス・アポン・タイム・イン・アメリカ(1984) ★★★★★

2019-02-14 19:40:01 | ギャング
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (完全版 2枚組) [AmazonDVDコレクション]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

 

監督・脚本:セルジオ・レオーネ

製作総指揮:クラウディオ・マンシーニ

出演者:ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、

    ジェニファー・コネリー

音楽:エンニオ・モリコーネ

製作:リージェンシー・エンタープライズ

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:251分(エクステンデッド版)

 

TOHOシネマズ錦糸町 楽天地にて鑑賞。

 

本作はブレードランナー並にバージョン違いのある作品であり、今回午前10時の映画祭にて公開されたのは、エクステンデッド版であり251分、実に4時間11分もある。

エクステンデッド版には中々お目にかかることができない。大抵世に出回っているのは完全版のDVDである。エクステンデッド版のDVDはプレミア価格。

エクステンデッド版には劣化したフィルムが継ぎ足しされており、映像としては不自然な出来に仕上がっている。そのため完全版で観た方がすっきりしそう

エクステンデッド版(午前10時の映画祭のHPではディレクターズ・カット版と表記されていた)での上映ということもあってか、観客はほぼ満員だった。それに加えて日曜だったし。外国人も来ていた。世界的にもエクステンデッド版の上映は珍しいからである。

ジャイアンツ同様、内容がすこぶる面白かったから特別長いとは感じなかった。

3時間越えたところで休憩がある。

 

エンニオ・モリコーネの音楽が『アンタッチャブル』を想起させるメロディーだ。

(『アンタッチャブル』の方が公開は後だが)

 

午前10時の映画祭の事務局オフタイムの言葉を借りればまさに男の友情と裏切りの映画である。が、しかし本作ではそれがどこまでが真実であり夢なのか、ということが曖昧になっている。

セルジオ・レオーネの西部劇シリーズではそんなことはなかったが、本作は彼の遺作にして実験的な作品?

時代を行き来する構成は『ゴッドファーザー2』に近いものがあるが、内容的には同じギャングものでもだいぶ異なる話だ。

まず性描写が多い。子供時代含めてリアルに描いている印象。ヤリマンのシーンとか劇場公開版では削除されてそう

というかずっとちんこの話してるんですが 大人になってからもちんこ当てゲームするわ、車内で勢い余ってレイプはするわ。

 

『ラビリンス』で主役を張ったジェニファー・コネリーがデボラの少女時代役で出演しておりますが、彼女のお尻を一瞬拝見することができます(笑)

しかし大人になってから顔のレベル落ちてて草

 

ジェームズ・ウッズは『コンタクト』でのテロリスト役のイメージが強い。

最後の実は黒幕でした、の流れにはあまり乗れなかった。

 

しかし少年時代の細かい描写と、ヌードルスに感情移入できるところが多々ある点で★5!!

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