喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

ファンタスティック・プラネット(1973) ★★★★★

2021-04-30 20:33:38 | アニメ

久々に衝撃的な作品を観た。

BSプレミアムにて鑑賞。

 

監督:ルネ・ラルー

脚本:ローラン・トポール、ルネ・ラルー、スティーヴ・ヘイズ

製作:サイモン・ダミアーニ、アンドレ・ヴァロ=カヴァグリオーネ

音楽:アラン・ゴラゲール

配給:ケイブルホーグ

上映時間:72分

 

本作について予備知識は何もなかったが、チェコのアニメで珍しいと思ったのと絵柄を観てすぐ興味を惹かれた。

ビジュアルも気持ち悪いし、切り絵アニメで動きも気持ち悪いが。

これ子供が観たらどんな反応するんだろうか。

 

最後のシーン、衝撃的すぎる。あの発想はどこからくるのか。

 

絵本をそのまま映画にしたような絵と展開に、強烈なオリジナリティーを感じた。ルネ・ラルーのファンになりそうだ。

人間が実際に飼われたらこういう扱い受けるのをリアルに描いているよな。

しかし、人間は知性を持つ巨大生物を相手にしても強い。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013) ★★★★☆

2021-04-29 23:06:01 | アニメ

職場の後輩に薦められてⅾアニメストアにて鑑賞。

監督:長井龍雪

脚本:岡田麿里

原作:超平和バスターズ(長井龍雪、岡田麿里、田中将賀)

出演:入野自由、茅野愛衣etc

音楽:REMEDIOS

主題歌:Galileo Galilei

制作:A-1 Pictures

配給:アニプレックス

上映時間:99分

 

社会現象を巻き起こした作品として記憶に新しいが、もう10年も前の作品とは。テレビアニメを後輩に薦められ、全話視聴後に劇場版も視聴。

爆笑問題の太田光も観たということからいつかは観ようと思っていたが、こんなに月日が流れていたなんて。

アニメ自体は極めて良作。観始めるまで、ずっと青春の儚さを描いたアニメだと思っていたから、内容がかなりファンタジー色が強くて意外だった。

もう劇中の人物も立派な社会人になってるんやろなあ。

劇場版で、てっきりめんまが再び降臨するものかと思いきや、そんなことはなく完全に成仏したことを証明してしまって切ない。

 

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style wars スタイル・ウォーズ (1983) ★★☆☆☆

2021-04-05 15:38:37 | ドキュメンタリー

新宿武蔵野館で鑑賞。

 

監督:トニー・シルバー

プロデューサー:ヘンリー・シャルファント

配給:シンカ

上映時間:70分

 

かなり地味な作品である。正直、映画館で観るメリットはない。

 

私の地元にはよくこの類のグラフィティが壁に落書きされていたので、観ていて懐かしかった。今では元から壁に絵を飾ることによって対策されたが。

スプレーで絵を、しかも見つからないように描くのは器用な行為だよなぁ。

彼らの大半は、大人になったらもうグラフィティという行為からは卒業しようとしている。青春の自己表現の場なのだ。まあ、大人からしてみればいい迷惑だが。

落書きが過去の話となった今もニューヨークの地下鉄では突き落としがあったりと物騒な事件を耳にするが。グラフィティーが治安に与えた影響てどのくらいなんだろね。まあ、性的なグラフィティーとか目にしたくないだろう。

だが、日本の電車は落書きはないものの、下らん広告で溢れている。どっちが健全かとも思う。

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