喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (2019) ★★★☆☆

2020-01-27 20:25:53 | SF

TOHOシネマズ日比谷にてIMAX 3D字幕版を、

TOHOシネマズ錦糸町にて吹き替え版を鑑賞。

 

監督:J・J・エイブラムス

脚本:J・J・エイブラムス、クリス・テリオ

原案:コリン・トレヴォロウ

製作:キャスリーン・ケネディ

出演:キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ナオミ・アッキー、イアン・マクダーミド、ビリー・ディー・ウィリアムズ、リチャード・E・グラント

音楽:ジョン・ウィリアムズ

製作:ルーカスフィルム、バッド・ロボット

配給:ウォルト・ディズニー

上映時間:142分

前作の感想はこちら↓

https://blog.goo.ne.jp/watasihadare_2011/e/75cd38342c1db41c4f26920f43f834d6

スターウォーズのシークエルの最終作にして、正式ナンバリングタイトルの9部作の最終作!

12月20日…この日をどんなに待ち望んでいたことか。(パルパティーン風に)

小学校低学年の頃からスターウォーズを追いかけ続け、そしてとうとう社会人になった今、スターウォーズサーガが完結する!

自分にとっても人生の節目を迎えているような気がした。(言い過ぎか)

思えば小学校5年の夏、俺のスターウォーズ人生は『シスの復讐』完結に伴い、一旦は幕を降ろしたのであった。

それからもスピンオフ作品は定期的に消化していたが、実写のスターウォーズは作られる可能性は低いと考えていた。一時期実写版で100話のドラマ作るみたいな企画も持ち上がったが予算の都合上不可能だったのだろう。

クローンウォーズやゲームで作品の世界観を補強することで、スターウォーズの世界観にさらに深く浸り、拡張世界の小説にも手を出すことで『ジェダイの帰還』以降のまだ私の知らない未来の未知な話を読むという楽しみも残っている。

スターウォーズは俺にとって永遠のもので、いつも側にあるもの。

正史も完結したことで、これからは映画公開前の情報合戦に参加することもなくなるし、自分の好きなときにスターウォーズの世界に顔を出すことができるという意味でもほっとしていた。

しかし、2015年新たなシリーズがスタートしたことで、またしてもスターウォーズを追いかける日々が始動してしまったのであった…

前置きが長くなったが、感想はというと。。

駄作です。

うん、8の後始末をすることはできなかった模様。

 

・まず、早すぎる展開にめまいがする。

前半のいつまでもレイとレンが追いかけっこするくだりはなんでしょうか?

・パルパティーン復活はない。

エピソード6の感動を無下にしやがって。なんのためにベイダーは死んだんだ?パルがクローンで復活、自体はレジェンドからの引用ではあるが。

俺は予告編でパルパティーンが登場したのはてっきりフォースの強い時空間で帝国全盛期にタイムスリップするとかいう展開かと思っていたが、

復活したパルパティーンをまた殺したところでなんのカタルシスもないし。

 

個人的にはエピソード3でも触れられていたダース・プレイガスがラスボスだったらまだ納得できたが、一般の客には受け入れられないだろうからな。

商業映画だからこういうことになってしまう。

・フォースの描写、雑すぎ。

これが最もひどい。カイロ・レンが改心するであろうことは誰しも分かり切っていたわけだが、結局はフォースの力でなんとかした。

レイアがいかにしてカイロ・レンを説得するかというのが見所になるはずだったが。エピ6ではルークが粘り強くベイダーを説得。少しずつ心が揺れ動いていた。ただし、ハリソン・フォードがサプライズ出演した描写には感動した。けど、なんでもフォースで解決するんですね。。

正直、シークエルは作られなくて良かったなと思います。

それよりマンダロリアン面白いぜ!以上。

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ウエスト・サイド物語(1961) ★★☆☆☆

2020-01-14 00:45:39 | ミュージカル

TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。

午前10時の映画祭上映作品。

 

 

 

監督:ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ

脚本:アーネスト・レーマン

原作:ジェローム・ロビンス、アーサー・ローレンツ

出演:ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、

音楽:レナード・バーンスタイン他

配給:ユナイテッド・アーティスツ

上映時間:152分

 

 

 

2019年最後に観た映画。

あまりにも有名な作品。

 

中途半端に真面目に感想書いてもつまらないと思ったので、これからはもうふざけて書こうと思う。しかしふざけるには掟ポルシェのように徹底的にふざけなければ面白くならないか…まあ適当でええわ。どうせ誰も読んでいないし(

まず、名作だが違和感ありすぎ。不良少年を演じている俳優たちが歳をとりすぎているため、いい歳してこいつら何やってんだ?という印象しかない。ミュージカルだから大目に見てやろうと思ったが痛々しさは拭えない。

ジェット団だかシャーク団だか知らねえが名前がださすぎ。小学生並のネーミングセンス。

最後は全員不幸になって終わる。スケールの小さな反戦映画とでも言えようか。非リアの俺からすればトニー死んでさまさまである。しめしめ

トニーは被害者だから可哀想ではあるがな。

 

ダンスが見もの。華やかな恋人同士とかではなく不良少年が一斉に踊るのは観ていて楽しさもある。不良のおっさんにしか見えないが

 

 

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