喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

マッドマックス:フュリオサ (2024) ★★★★☆

2024-06-16 18:15:28 | アクション

TOHOシネマズららぽーと船橋にて鑑賞。

監督:ジョージ・ミラー

脚本:ジョージ・ミラー、ニコ・ラサウリス

製作:ジョージ・ミラー、ダグ・ミッチェル

出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワーズ、トム・バーク、アリーラ・ブラウン、チャーリー・フレイザー

音楽:ジャンキーXL

製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

配給:ワーナー・ブラザーズ

上映時間:148分

製作国:オーストラリア、アメリカ

 

前作フューリーロードの前日譚となっている。

登場人物もフュリオサ、イモータン・ジョー一味などは被っている。

本作の敵役はクリス演じるディメンタス。

ディメンタス一派とイモータン一派の覇権争いの中でフュリオサがうまいこと生き延びていくといった感じ。

ディメンタスに母親を殺された恨みから復讐までの過程を描く。

ディメンタスは暴走族みたいな感じで、イモータンはカルト教団に近い印象。

結局、ディメンタス一派は敗退するのだが。。

 

あの体格で男の振りをするのは無理があるだろう。

 

フュリオサは復讐を果たしたが結局その過程でディメンタスと同類になってしまい残ったのは虚しさだけであった。

そんなフュリオサを次作で救ったのがマックスだったんか。

 

ディメンタスは仲間を盾にしたり糞野郎であることには変わりないが

人間臭さもあり、嫌いにはなれない人物。

確かに本作観たあとだとバイクに乗りたくなりますね。。

 

以上

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MEMORY メモリー  (2022) ★★☆☆☆

2023-05-13 22:55:29 | アクション

TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて字幕版を鑑賞。

監督:マーティン・キャンベル

脚本:ダリオ・スカーダペイン

原作:ジェフ・ヒーラールツ

製作:キャシー・シュルマン、モシュ・ディアマントetc

出演:リーアム・ニーソン、ガイ・ピアース、モニカ・ベルッチ、タジ・アトワル

音楽:ルパート・パークス

製作会社:オープン・ロード・フィルムズ、ブラックベアピクチャーズ、ウェレエンターテイメント

配給:ショウゲート

上映時間:114分

 

実は、肛門が化膿してしまっていて、二時間座っているのはなかなかしんどいものがありました。

土曜だからか、半分は席が埋まってたか。リーアムニーソン、こんなに人気あんのか…ガイ・ピアース人気もあるのかな。

リーアムニーソン映画出すぎだからどれか1本くらい観ておこうと思って鑑賞。

アクションは力入れてるが、脚本が残念過ぎる作品。

殺し屋リーアムニーソン、子供を殺された過去があるからなのか、児童買春に対してはなぜか正義感を発揮し、雇い主でさえ殺していく。

ニーソン演じるアレックスはアルツハイマーを患い仕事がままならないため引退を決意するも足を洗わせてくれず、なんかやけくそになって雇い主殺すために奔走する、みたいな話。

並行してガイ・ピアース演じる捜査官パート。

そんなに正義感ある奴が殺し屋やってるとは思えないんですが。

そして、『メメント』みたいな話かと思いきや、全然記憶喪失が脚本に絡んでこないという面食らわせ。予告詐欺じゃねーか!!

ジャニーズ問題が未だに地上波で取り扱われない日本に向けた、イギリスは児童買春したら殺す。という強いメッセージ性を感じ取れた(俺だけ

まあメキシコの犯罪王、児童養護施設運営しながら児童買春し、警察とも癒着しているという本当にありそうな話ではあった。

アバズレだらけの船上パーティーは羨ましいですがね(笑)

ただ、終わり方あれでいいんでしょうか。殺し屋より酷い。東映ヤクザ映画みたいな終わらせ方すなーーーっ!!

あんな簡単に犯罪王が殺されるのも不自然。

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名もなき野良犬の輪舞 (2017) ★★★☆☆

2023-02-06 14:57:35 | アクション

GYAO!にて字幕版を鑑賞。

監督:ビョン・ソンヒョン

脚本:ビョン・ソンヒョン、キム・ミンス

出演:ソル・ギョング、イム・シワン

製作:CJエンタテインメント、ポルルクス・バルンソン

配給:CJエンタテインメント

上映時間:120分

いそのさん、島鉄とともに鑑賞。王道のコメディ調刑事ものと思わせておいて、実は仁侠映画だったというオチ。

主人公以外全員死ぬとは…

途中で刑事だってこと自白してんのにそれでも組織に招き入れてんのに納得いかん。

時系列を交差させながら、「実は●●でした」という展開が重なっていき、登場人物同士皆、騙し合っているのと同時に、観客も作り手に騙されているのではないか?という疑念を持つため、引き込まれるうまい作りにはなっている。

「囚人になって潜入捜査」にまず無理がある。色々と突っ込みどころが多い。重大な機密事項をオープンカフェで話しているのはおかしい(しかも、そのせいで主人公の母親が殺される始末。)

その後、主人公がどうやって生きていくのだろうか。

ヤクザとして新しい道を歩んでいくしか選択肢はなさそうですけどね。

以上

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ブレット・トレイン (2022) ★★★☆☆

2022-09-16 11:18:23 | アクション

TOHOシネマズ日比谷TCXスクリーンにて字幕版を鑑賞。

 

監督:デヴィッド・リーチ

脚本:ザック・オルケウィッツ

原作:伊坂幸太郎『マリアビートル』

製作:ケリー・マコーミック、デヴィッド・リーチ、アントワーン・フークア

製作総指揮:ブレント・オコナー、三枝亮介(株式会社CTB)、寺田悠馬(同上)、etc

出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、真田広之、マイケル・シャノン、マシ・オカ

音楽:ドミニク・ルイス

製作:コロンビアピクチャーズ、87ノース・プロダクションズ

配給:ソニー

上映時間:126分

製作国:アメリカ、日本、スペイン

 

日本の売れっ子作家伊坂幸太郎の小説が原作。原作に日本の重厚でない直木賞作家のような小説を持ってくるのはいいことだ(※伊坂幸太郎は直木賞作家ではない。)

ホワイトウォッシングとかいう批判があるそうだが、全人種登場してるんだからいいじゃん♪

本作は劇場で予告編を観て存在を知った。「アメリカ(外国)から観たあり得ない日本」映画が好きな自分としては、見逃すわけにはいかない作品だと確信した。

結果、大半見逃した。。

映画の構成が各々の登場人物の過去を振り返りがてら人物紹介する形式になっているため、同じような展開が続き飽きてしまい、中盤で爆睡していた。

今度、配信されたタイミングで吹き替え版で観るから許せ。(本作のようにわざわざブラピが日本語を話してくれるようなありがたい映画で、わざわざ字幕でなく吹き替えで最初から観ようとする人間は理解しがたいがな)

まず、本作はソニー配給。この時点で日本アピール。

87ノース・プロダクションズのロゴの映像、少しうっとおしいな。

本作を観る前にDOMMUNEの配信を聴いていたので、新幹線なのに夜に東京を出発して京都に朝に着くという、日本を大陸と勘違いしている馬鹿映画であることは知っていた。(007では車で30分で移動していたが、その逆か)

ただし、映画の長さがなんと東京京都間の移動時間と同じらしい!これは…そうですかといったところ。

今度京都行くときはブレットトレイン観ながらもいいかもな

ストーリーはブラピ演じる殺し屋が新幹線内のブリーフケースを回収するだけのはずがなぜか同業者と車内で撃ち合いになるというもの。ハードなアクションが見どころだ。

突っ込みどころ

・車内販売員がなぜかギャル

これは、高橋ヨシキのメルマガによると、秋葉原のイメージらしい。まだ10年以上前の日本=秋葉原のイメージが残っているそうだ。

駅構内はまんまブレードランナーだし。

・車掌が切符の提示を求めてくる

新幹線ではそのようなことはないはず。ちなみに車掌演じる日本人俳優は、なんとILMに勤めている天才。

・なぜか新幹線なのに夜行列車

・富士山通過するの遅すぎる

 

などなど。

ラストの新幹線が京都の街に突っ込んだ瞬間のスローモーションの馬鹿っぷりもいい。

終始警察が出動してこないのが笑えるが。

確か文春だかキネマ旬報で指摘されていたが、坂本九の起用も良い。日本語の曲を多用していて、曲を掘りたくなる気持ちも生まれた。

BLACKHOLE

以上。家のWifi屑すぎて一度せっかく書いた全文消えた●せ。

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トップガン マーヴェリック (2022) ★★★★★

2022-06-04 00:22:27 | アクション

TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。

日本橋来るの、実に2年半ぶりであった。

日比谷できてから本当に来なくなってたんだなぁ。

 

監督:ジョセフ・コシンスキー

脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー

製作:ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズetc

出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、グレン・パウエル、エド・ハリス、ヴァル・キルマー、モニカ・バルバロ

音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、レディー・ガガ、ハンス・ジマー

主題歌:レディー・ガガ

製作:スカイダンス・メディア、ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ

配給:東和ピクチャーズ

上映時間:131分

 

前作は4年前に午前10時の映画祭にて鑑賞した。 同じ日本橋で鑑賞したんだな。しかし、何の感想も書いてなくてひどい。グースが誰だったかも全く覚えていないし、これは近いうちに見返す必要があるかも。

本作は大画面で観るのにうってつけの作品であった。

錦糸町じゃなくて日本橋TCX観てよかっぱ。

 

私は本作に初めは興味がなかったが、急遽BLACKHOLEでの配信が予定されたため、せっかく前作を観ているのだから観に行くことにした。

 

日本橋、上映前に喧嘩しているケンカップルがいて笑った。映画観る前から喧嘩するとは…上映後、仲直りできたかな。

(もしかしたらカップルではないかもしれん、外出が不自由な人の引率て印象も受けた。)

本作、HANABI以来の★5です。

爽快感満載の馬鹿映画といったところか。

007が最近重苦しいのに対して、本作は海軍入隊促進効果の意味を大分持つ明るい作品に仕上がっているから、観ていて心が軽くなる。

トム・クルーズが還暦近いのに現役という設定が無理ありすぎるが。

教官になって部下育てる話かと思ったら結局現役貫いてて笑った。

 

ジェニファー・コネリー、すっかりセクシーマダムになって。

あんなロリだったのにねえ。

 

トムの笑顔が、他人だったらむかつくのに、トムだと許せるのはなぜか。

それは大スターゆえにほかならないのだ。

 

ヴァル・キルマーが病気で声を出せないゆえに、役柄も同様の設定にしていることには感動した。

 

マーヴェリック、ルースターの請願書を破棄した過去があるらしいが、一人の権限でそんなことできるんか?

モニカ・バルバロ、美女すぎる。好きになってインスタフォローしてもうたw

アメリカが昔は世界の警察として平然とならず者国家といえど、敵基地に攻撃していたと思うと(そして、今でも本作作られるようにそれが願望である)、改めて日本人とは精神が違いすぎると感じさせられる。

いや、今でもそうなのか。

ドローンとの確執について、描いてほしかった。

というか人間が出陣した必然性はあったか?

以上

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