喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

関心領域 (2023) ★★★☆☆

2024-06-11 18:22:19 | 史実

ユナイテッドシネマ幕張にて鑑賞。

監督・脚本:ジョナサン・グレイザー

原作:マーティン・エイミス

製作:ジェームズ・ウィルソン、エヴァ・プシュチンスカ

製作総指揮:レン・ブラバトニックetc

出演:クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラーetc

音楽:ミカ・レヴィ

製作会社:フィルム4、アクセスetc

配給:ハピネットファントム・スタジオ

上映時間:105分

製作国:アメリカ、イギリス、ポーランド

 

アカデミー音響賞を受賞したということで、観に行ったが。。

ほぼ寝た。。。

 

まさに私は、関心領域の外側にいた人間だったというわけだ。。

 

しかし、あえて本作は音楽やドラマなど劇的な要素をすべて排除し、

私のような馬鹿には鑑賞に耐えられない作りにしているのだ。

監督があのジャミロクワイのPV作った人ていうのは衝撃。

配信されたらヘッドホンでもう一度観よう。

 

ポーランドにあるアウシュビッツ収容所、一度足を運んでみたい。

 

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俺たちに明日はない (1967) ★★★★☆

2023-04-22 15:16:23 | 史実

BSプレミアムで録画したものを字幕版で鑑賞。

 

監督:アーサー・ペン

脚本:デヴィッド・ニューマン、ロバート・ベントン

製作:ウォーレン・ベイティ

出演:ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイ、マイケル・J・ポラード

音楽:チャールズ・ストラウス

配給:WB7

上映時間:112分

 

こんなに有名な作品なのに、今まで観てこなかったことを反省。

向こうの国では実在した、有名な2人組のようですが、日本では誰だそれ?なので、こんな格好いい邦題が誕生した。

まじで後先考えず刹那的に殺人に染まっていく2人…だけかと思いきや、

兄夫婦までモラルの欠片もないのが凄い。

最初は決して他人を傷つけるつもりはなかったが、1人殺してしまったことからもう後戻りはできなくなっていく。

ボニー、新聞の投書欄に投稿していたとはねえ。

人生をもしやり直せたらとの質問に、今度は用意周到に強盗すると答えてしまうクライド。なぜボニーはそんなことを思ったのか?これは根っから強盗のことしか考えてないクライドの方が納得できるシーンだった。

てっきりクライドはインポで、C・W・モスとじゃれ合っているからホモなのかと思いましたが。

ボニーの人相が悪くて本当に男みたいに見えてくるんですよね。

以上。

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REVOLUTION+1 (2022) ★★★☆☆

2023-01-31 23:38:34 | 史実

シネマジャック&ベティにて鑑賞。(ベティ)

監督:足立正生

脚本:井上淳一、足立正生

出演:タモト清嵐

音楽:大友良英

配給:太奏

 

学生時代以来だろうか?何度来ても良い映画館だ。

日ノ出町から歩いたのは初めてかもしれない。

 

観客は5人程度。この手の映画は、観たい人は即観てるだろうからね。

平日9時からの上映、通勤ラッシュにもまれて苦労して観に行った。

若松組出身の元テロリストでもある足立監督の作品。

 

正直、わざわざ映画館で観るほどの内容ではないが、ソフト化されるとは思えないので、観て良かった。

最後の妹の台詞、どうなのか。

監督の思いそのままだが、安倍さんが民主主義を破壊したとは思えない。

映画Comに右翼も左翼も安倍さんを巨大化させて利用してるだけという趣旨のレビューをしてる方がいて、的確だと思った。

映画本編では相当犯人は安倍さんを憎んでいる描写があるが、実際は打倒統一教会のためなら、政治思想的にはそんなに憎んでない安倍元総理を殺せるほど冷徹であったと、町山智浩が切通理作の動画で述べていたのはその通りだと思う。

ABEMAの動画で、若新雄純が「画面越しで観ても悲壮感が伝わってくる」と実際の山上容疑者のことを述べていたのは、酷すぎると思ったが。

山上と境遇が同じだが扱いは反対の人物に小川さゆりがいるが、

小川さゆりも山上のおかげでクローズアップされた。

病室で女が出てくるシーンは、てっきり後の小川かと思った。

 

あ、山上じゃなくて川上でしたね。爽快感に包まれて幕を閉じるが、川上には本当にこれしか方法がなかったのか?

小川さゆりならあったが、悲壮感漂ってくるような無敵の人にはそれしかなかったのか。

まず大学に行けなければ人生終了て前提になってるんだが、それはどうか。効率のいいやり方を派遣社員が指摘するというのはよくある話だ。日本社会が硬直しているのを示している。

あと、父親もテロリストで近隣住民もテロリストていうのは、やばすぎやろw

以上

 

P.S. 3月31日

父親もテロリストと書いたが、テロリストなのは父親ではなく、父親の大学時代の友人だった。

これは実話であるらしく、監督はそこから着想を得て脚本を書いたとか。

いや、父親の友人と山上が親しかったわけではないだろう。

そういえば映画に雀荘のシーンが出て来たわ。

父親自身は京都大学卒のエリートだ。

 

 

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八甲田山(1977) ★★★☆☆

2021-12-12 23:19:22 | 史実

TSUTAYAで借りてきたものを鑑賞。

監督:森谷司郎

脚本:橋本忍

原作:新田次郎

出演:高倉健、北大路欣也、加山雄三、三國連太郎

音楽:芥川也寸志

撮影:木村大作

製作:橋本プロダクション、東宝映画、シナノ企画

配給:東宝 上映時間:169分

フリーターなのになぜか忙しくて頭がパンクしそうなんですがいかがお過ごしでしょうか。 本作は友人と共に鑑賞していたのですが、途中で私があまりの長さにリタイアしてしまったため途中までしか観れておらず、改めてTSUTAYAで借りてきて鑑賞した次第でございます。 どこのサブスクでも配信していなかったものですから、久々に蔦屋にお世話になった。 本作は実際にあった事件を脚色したものです。 実際に八甲田山に行って撮影したというのがウリです。 出演陣もオールスターな布陣にもかかわらず、画面暗くて誰が誰だかほぼ分からない。 たかが訓練で200人も死ぬとか悲しすぎますね。 生き残った者も日露戦争で亡くなったそうですが、訓練は生きたのでしょうか。 私も冬山は経験ありますが、吹雪地帯は5分が限界です。 これからまた冬山行く予定ではありますが、行きたくなくなってきました。 おしっこするのも大変なこと、思い出しましたよ。 八甲田山、本作の幻想シーンに出てくるように春か夏のシーズンに行ってみたいと思います。

春日太一さんの解説が面白いのでおすすめ↓

 

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大脱走 (1963) ★★★★☆

2020-02-13 14:47:57 | 史実

午前10時の映画祭見納め!これが俺にとって最後の作品だ!

 

 

監督:ジョン・スタージェス

脚本:ジェームズ・クラヴェル

原作:ポール・ブリックヒル

出演者:スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンetc

音楽:エルマー・バーンスタイン

配給:ユナイテッド・アーティスツ

上映時間:172分

 

『シェーン』同様、高校の教室にポスターが飾ってあった作品。

てっきり脱獄囚が逃走する話かと思っていたが、戦時中の捕虜の話だった。

「大脱走」というくらいだから、皆で脱出に成功する話かと思いきや、ほとんどが失敗する。どころか法外に殺される。

諦めずに不屈の精神で戦った結果がこれ。先の読めない戦時下では仕方がなかったかもしれないが、堀の下で大人しくしておいた方が利口だったのかも。価値があったのかなと思ってしまった。

以上

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