喉飴と鞭による映画・小説・漫画論評~このブログを見る者は地獄を見るだろう~

タイトルの通り、映画、小説、漫画を観終わった後に、感想を書くだけです。コメント頂ければ幸いです。

天気の子 (2019) ★★★★☆

2019-08-09 02:01:02 | アニメ

TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞。

監督・脚本・原作:新海誠

製作:古川南、川口典考

出演者:醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼

音楽・主題歌:RADWIMPS

制作:コミックス・ウェーブ・フィルム

配給:東宝

上映時間:114分

 

また『君の名は。』 と同じような作品やってんな…くらいにしか思っていなかったが、会社の女先輩(この前一緒にキングダム観た子)が熱烈におすすめしてきたので観ざるをえなかった。『君の名は。』はテレビで観たし新海誠作品を劇場で観たことなかったから足を運ぶことにした。

コンセプトは基本的に『君の名は。』とさほど変わらない。特殊な能力を持った少年少女のセカイ系の話、というとざっくりしすぎているが。

災害がテーマとなっていることも似通っている。

本作では舞台が田舎ではなく東京であり、東京のリアルな街を徹底的に描くことにこだわっている。

また、現代の家族との交流のない無機質な生活をしている若者の生活ぶりをあぶり出している。ジャンクフードばっか食べたりとか。

地球温暖化が叫ばれ雨が降り続く異常気象、経済も停滞し少子高齢化…

若者にとってはまさにディストピア的な展望しか描けないこの世界で、ひたむきに生きていく若者の姿に感銘を受けた。

だが、そんな世の中に対しての反抗の象徴として銃を安易に持ってくるところはださいと思ってしまった。

ちなみに私は本作の主人公のことは嫌いである。絶対に受け付けないタイプ。こんな純粋な奴が本当にいるのか?

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

007 ゴールデンアイ (1995) ★★★☆☆

2019-08-08 14:05:00 | アクション

BS-TBSで録画したものを鑑賞。

ゴールデンアイ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
ピアーズ・ブロスナン,ショーン・ビーン,イザベラ・スコルプコ,ファムケ・ヤンセン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

監督:マーティン・キャンベル

脚本:ジェフリー・ケイン、ブルース・フィアスティン

原案:マイケル・フランス

製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ

製作総指揮:トム・ペブスナー

出演者:ピアース・ブロスナン、イザベラ・スコルプコ、ショーン・ビン

音楽:エリック・セラ

主題歌:ティナ・ターナー

配給:MGM/UA

上映時間:130分

 

記念すべきピアース・ブロスナンの主演初作品である。

冒頭から激しい銃撃戦が開始される。

ピアース・ブロスナン演じるボンドは、よくショーン・コネリーとロジャー・ムーアを足して2で割ったような演技と評される。要するにバランスが良い。悪く言えば特徴がない。

トム・クルーズも『ミッション・インポッシブル』シリーズでピアース・ブロスナンを参考にしたとwikiに書いてあったが、確かにその通りだなと思った。

本作を基にしたニンテンドー64のゲームがありましてね…うちにもなぜかあって。当時は大ヒットしたらしい。またやってみたいな。

本作では敵キャラが多く登場する。

まず、なんといっても強烈なのがファムケ・ヤンセン演じるゼニア・オナトップである。男と情事に至っている最中に、声をあげながら絞め技で相手を殺すという、ギャグ漫画みたいな設定である。マシンガンで乱射して殺しまくる際にも笑みを浮かべており、狂気を持った人物として描かれている。

 

20世紀フォックスの公式アカウントが、「オナペット」と誤投していた。

 

さらにオナトップが乗船する船は「マンティコア号」だったりする。いや、そこまで考えてるのは俺だけか。。

オナトップと行動を共にするのがゴッドフリード・ジョン演じるウルモフ宇宙局長官である。小者。上司である防衛長官には序盤から既に目を付けられている。ボンドからの逃走劇の際にもちびちび酒を呑んだりアル中である面も漂わせている。あっけなくボンドに撃たれ死亡。

さらに悪役がもう2人いるが、ここでは伏せておこう。

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トイ・ストーリー4 (2019) ★★★★☆

2019-08-08 14:03:54 | ピクサー

TOHOシネマズ楽天地にて鑑賞。

監督:ジョシュ・クーリー

脚本:ステファニー・フォルサム、アンドリュー・スタントン

製作:ジョナス・リヴェラ、マーク・ニールセン

声の出演:唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子、竜星涼

音楽:ランディ・ニューマン

主題歌:ダイアモンド☆ユカイ

製作会社:ピクサー

上映時間:100分

 

誰がどう観ても3で完結と思われてた本シリーズ、まさか続編ができるとは思わなんだ。期待せずに観たら、これがまあ予想外の結末で面白かった。

おもちゃではなく人間にも置き換えられる話としてこれほどウッディに感情移入できたこともなかった。自分のためではなく他人のために尽くす居場所を探し彷徨う姿に涙せずにいられなかった。まあ泣いてはないんだけどね。

『太田上田』でくりぃむしちゅー上田に最後にどんでん返しがあるてネタバレされてしまったから…

人間ひたすら居場所を探すしかないのでしょうか。ギャビーかわいそすぎー。人間に置き換えればひたすら一途に恋してたのに、あっさり振られたようなもんですよね。そこで別の人に対象変えるのはできんわ…

考えるほど深い。トイストーリー最高傑作であることは間違いなし。以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Takamiy Melodic Metal History 2007-2013 「鋼鉄天使の宴」(2013) ★★☆☆☆

2019-08-08 13:55:42 | ドキュメンタリー

AmazonでDVDを購入し鑑賞。

TAKAMIY MELODIC METAL HISTORY 2007-2013 鋼鉄天使の宴 [Blu-ray]
TAKAMIY(高見沢俊彦)
Alfred

ALFEEの高見沢が2007年から2013年にかけて展開した第2期ソロプロジェクトの集大成として製作されたライブドキュメンタリー。と書いてあったが、そこまでドキュメントを観ているという印象もなかった。

「GOING MY WAY」が元々ソロのために作られた曲であるということは知らなかった。

まあ、たかみーファンの自分としては知っていることがほとんどだからなー。目新しさはない。

公開当時、私は浪人してたため、映画館に行くのはためらっていた。だが行っておけばよかったなと後悔の念もある。

内容自体はライブDVDとあんまり変わらない。もう少し色んなライブから映像をとってきてほしかった。

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする