TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞。
監督・脚本・原作:新海誠
製作:古川南、川口典考
出演者:醍醐虎汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼
音楽・主題歌:RADWIMPS
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
上映時間:114分
また『君の名は。』 と同じような作品やってんな…くらいにしか思っていなかったが、会社の女先輩(この前一緒にキングダム観た子)が熱烈におすすめしてきたので観ざるをえなかった。『君の名は。』はテレビで観たし新海誠作品を劇場で観たことなかったから足を運ぶことにした。
コンセプトは基本的に『君の名は。』とさほど変わらない。特殊な能力を持った少年少女のセカイ系の話、というとざっくりしすぎているが。
災害がテーマとなっていることも似通っている。
本作では舞台が田舎ではなく東京であり、東京のリアルな街を徹底的に描くことにこだわっている。
また、現代の家族との交流のない無機質な生活をしている若者の生活ぶりをあぶり出している。ジャンクフードばっか食べたりとか。
地球温暖化が叫ばれ雨が降り続く異常気象、経済も停滞し少子高齢化…
若者にとってはまさにディストピア的な展望しか描けないこの世界で、ひたむきに生きていく若者の姿に感銘を受けた。
だが、そんな世の中に対しての反抗の象徴として銃を安易に持ってくるところはださいと思ってしまった。
ちなみに私は本作の主人公のことは嫌いである。絶対に受け付けないタイプ。こんな純粋な奴が本当にいるのか?
以上