みなさん明けましておめでとうございます。
今年もこのコーナーは、昭和、千種、みずほ、名東の各会のみなさんの合同による「平和のともしびウォーク」のご紹介から始めます。
太平洋戦争開戦の日にあたる12月8日に、「第3回平和のともしびウォーク」が行われました。
この日は午後5時に、瑞穂区の東栄公園から空港線を東に、また東山公園前から千種区役所を経由して西への二つのコースに分かれて今池西公園を目指しました。
出発地点では歌やスピーチ、太鼓の演奏など様々な趣向を取り入れて楽しく、賑やかな集会を行い、行進ではペットボトルを利用した手製のともしびを夜空にかかげながら、沿道の人々に平和への願い、9条を守れの思いをアピールしました。
JR千種駅の東にある今池西公園で二つのコースが合流し、噴水のまわりにともしびが並べられ、幻想的な雰囲気を漂わせました。名東・千種の合唱団が歌を歌い、通行人からも注目されました。
今年98歳になられる元名古屋市長の本山政雄さんも今池西公園の集会に参加される予定でしたが、風邪を引かれたといことで、「憲法を活かして戦争をしない、豊かな日本をつくりあげましょう。
世界の流れは、反戦、非戦、話し合いです。ここに確信を持ち、運動を広げましょう。」というメッセージが代読され、大きな拍手が巻き起こりました。
集会は午後8時に終わりました。
「平和のともしびウォーク」は昭和区九条の会の呼びかけで一昨年から始まったもので、最初は昭和区・千種区・瑞穂区の三つの九条の会の参加で行われ、昨年はこれに名東区九条の会がオブザーバー参加しました。
今年は名東区が正式メンバーになり、九条の会なごやも実行委員会に加わり、四つの九条の会以外にも市内、近郊の九条の会からも参加があり、450人が集いました。この模様は中日新聞でカラー写真とともに、また「赤旗」でも紹介されました。
昨年は500人の参加だったのに残念ながら今年は450人に減りました。
17日に行われた「平和のともしびウォーク」実行委員会では、「昨年参加したから」「夜で寒いから」などが不参加の理由になったという報告があり、会員に何らかの役割をお願いし、自分が行事の一端を担っているという自覚を持ってもらう働きかけが必要だなどの意見がでました。
そして「専守防衛は抑止力にならない」「自衛官の99%は私を支持している」などと公然と唱える田母神空幕長(当時)に講演の機会を与える団体がある。九条の会に対抗する団体も作られつつある。改憲勢力は着々と手を打っている。
私たち九条の会も、従来以上の運動で改憲の動きを水際でストップしようということを確認して、来年の12月8日には、名古屋市内の全ての九条の会に「ともしびウオーク」への参加や、各区で市民にアピールする行動をとるよう訴えようということになりました。