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平和百人一首展に若い人を含め222人-昭和区九条の会が学生青年センター等と共催

2009年01月27日 | Weblog
 昭和区九条の会から「平和百人一首原画展」の報告が届きました。
 以下にご紹介します。

 昭和区九条の会が新年最初のイベントとして、1月14日から18日まで「甦る平和百人一首原画と時事かるた展」を昭和区の名古屋聖マタイ教会で行い、来場者に深い感銘を与えて成功しました。

 「平和百人一首」は昭和23年に平和の鐘楼設立会が全国から募集し、23720首応募があった中から選んだものですが、永い間埋もれていたものを、児童文学者の大竹桂子さんが発掘し、稲田善樹さんのイラストを添えて「百のうた 千の想い」という本にして昨年5月に出版したものです。

 今回は稲田さんの原画を添えて展示しましたが、短歌と絵はいずれも、長い戦争から解き放たれ、ささやかな喜びに浸る庶民の姿と故郷の自然や働く喜び、家族や平和日本をいとおしむ気持ちがにじんだもので、参観者のアンケートでも「どの歌にも当時の様子が滲み出ており、戦争のない時代到来の安心と喜びが全編に溢れ、心打たれるものばかりでした」などの感想が寄せられました。

 「時事かるた」は昭和区九条の会会員の若原さんという80歳の方(元教員)が作成したもので、平和をないがしろにする政治を批判したり世相を風刺した文章と絵に、思わずにやりとする人、うなづく人、さまざまでした。

 併せて「平和年賀状」も展示されましたが、「平和の想いを伝えるには大変いい方法だ」という声が多く聞かれ、「来年は私も年賀状でアピールしよう」という人もいました。

 この他、昭和区九条の会の一年の活動を写真で説明しましたが、多様な活動を評価してもらえたようです。

 また、会場に最新のイスラエルのガザ攻撃の写真も展示しましたが、人々は立ち止まって写真に見入り、小学生が母親に説明を求める姿もありましたが、戦争の酷さに衝撃を受け、「なぜこうなるの」と疑問の声が多く聞かれました。

 この企画は、名古屋学生青年センター・ピースナイン恵方町との共同主催でしたが、期間中4日間の入場者は222人で、近くの短大の学生さんが50人ほど、キリスト教関係の人が60人と九条の会の催しに初めて参加する人が多く、新しい人たち、特に若い人たちとの接触をはかれたことがよかったと思います。


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