遅くなりましたが、
舞台レビューの前に先にこちらを。
11月27日(日)にスタートした
澪之助との共同企画、
「琉球史人物キラキラ化企画」第2弾!
第2弾 3人目のお題は、
最後の南山王
他魯毎(たるみぃ/たろまい)
でした!
↓
イメージ台詞
『美を愛する心こそが、すさんだこの世の中に必要だと思うのです』
他魯毎はキラ男子シリーズの2回目で
既に描いていたキャラだったので、
今回は澪之助のためのお題のようなものでした(笑)
なのでワタシは、
以前書いた他魯毎をベースにし、
更にバージョンアップさせたという感じにしました。
ハチマキにあるマークは、
他魯毎の子孫である阿氏の家紋です。
他魯毎の墓や、
他魯毎の弟である南風原按司守忠さんの墓でも
見ることができます。
また、他魯毎は守忠の兄であると同時に、
育ての親だというのも本で読んだので、
そこから他魯毎は子ども好きという設定にしてみました。
+
尚巴志の持っていた金の屏風と、
南山の命の源でもある嘉手志川(泉)を交代し、
自滅したという伝説が残る他魯毎。
そのため、他魯毎には、
かっこ悪い、成金趣味、欲深い、馬鹿、自己中心…
というようなマイナスイメージが付きまとっています。
でもこのようなイメージも、
勝者からの言い分で作られたものにすぎません。
だから、とにかく、
かっこいい他魯毎を作りたいよね、
というのがコンセプト。
武将スタイルも考えたけど、平和と芸術を愛する人に。
近世だったら絶対踊奉行か貝摺奉行になってるだろうな。
平和と芸術を愛する他魯毎ですが、プライドはあります。
守るべきものがあるときには、臆せず立ち上がります。
そんなキャラクター設定。
逆賊・阿麻和利が勝連の汚点や恥ではなく、
地元の英雄として見事に定着したように、
他魯毎も南山(糸満)の英雄になってほしい!
他魯毎だけじゃなくて、
父の汪応祖も、弟の守忠も、
とにかく、
南山組からヒーローを!!
南部の小中学生が
「他魯毎ってかっこいーよな~!」
「他魯毎様って素敵♡」
って言う日が来ることを
願ってやみません。
+
だから、ドラマ尚巴志では、
(以下、ネタバレ注意)
他魯毎の実写化に期待してたのに……
まさかの…
まさかの……
登場しないらしいです……
…さすがに全3回という制限の中では
他魯毎まで網羅するのは厳しかったそうです…。
(もしかして、尚巴志が冊封されるまでの物語なのかな??
↑これは未確認)
他魯毎…
嗚呼、他魯毎…
今、1番応援したい人、
他魯毎です。