がじゅまるの樹の下で。

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最終公演のツボ

2013年03月01日 | ・肝高の阿麻和利レポ

今日は県立高校の卒業式。

お天気に恵まれた青空の中
(っていうか暑いくらい。25~26度
今日卒業を迎えた皆さん、

卒業おめでとうございます

これから歩むそれぞれの道に、幸多かれと!

 

 

では、肝高の阿麻和利卒業公演(夜)備忘録レビュー、
今回は間も空いちゃったのでざくっと書きます。

 (2/22のスタート公演レビューはこちら

 

肝高の阿麻和利卒業公演(夜・最終公演)

2013年2月24日(日)

きむたかホール

 

1年に4回行なわれている阿麻和利公演の、
1年の中で最も人気のあるのがこの卒業公演の最終公演。

年々エスカレートしてる気がするチケット販売開始日は
トップミュージシャンコンサートばりの争奪戦

今年は聞くところによると開始5分で完売だったとか?

・・・っていうか、それはアリエるのか?

ワタシはありがたいことに阿麻和利を見始めてから
毎年この最終公演を見させていただいているのですが、
この公演に限ってはちょっと販売方法、考えないといけないかもですね
1人当たりの枚数制限つけるとか、
遠隔地に住んでる人のために電話受け付け用の枠を設けるとか、
もう完全抽選制とか。

ともかく、それほどまでにやはりこの「最終公演」というのは
特別なもの、ということなのですね!

 

というわけで今回は少し趣向を変えて…


【最終公演ならではのツボ☆ベスト5】


思い入れの強さ


卒業セレモニー(アンコール)


観客の濃さ


銀テープ&幕&くす玉


卒業公演ならではの設定

 

 

まずは
1 思い入れの強さ

これはもう、格別です。

最後の「肝高の詩」の前段階から(肝子とハッタラーのやりとり)
もう演者さんも涙、涙。

一斉発声や大合唱の迫力も、表情も演技・演舞の思い切りも格段に違う。

もとろんそれらは通常公演でも定評のある肝高の阿麻和利ですが、
「これが本当に最後なんだ」という、これ以上ない気持ちの一致、
最後の力を思いっきり出し切る集団のエネルギーは
もう「爆発」としか言いようがない。

これはもう、やっぱり他公演とは一味違う
独特なパワーだと思います。

今回最終公演を見てて、

ああ、これだから阿麻和利が好きなんだ

ってなった。 

中高生が演じる、この時ならではの、はじける青春エネルギー。
これが見たくて、これが味わいたくて、これを体感したくて
阿麻和利を見て来ているだなって。

自分の学生時代の、あの頃に戻れるような。

だから中高生が演じるこの舞台に夢中になるんじゃないかな、と。

(もしかして阿麻和利好きな人は、自分の学生時代に思い入れのある人なんじゃないかな?)

 

 

2 卒業セレモニー(アンコール)

舞台上でのプレゼント贈呈などのセレモニー。

舞台中はこらえていた男の子もココでは泣いちゃう。
いいよね、男泣き

お客さんも一緒になって卒業生を祝います!

今回はキャスト表やチラシにも卒業生の名前紹介がなかったのが
ちょっと残念でした。

チラシには卒業生一同が写ってはいますが
皆の名前は分からないし、
(…それとも裏には紹介あったのかな?)
やっぱり名前とパートの紹介だけでもあるといいな

っていうか今回の卒業公演チラシ、本物1度も見てないんですが・・・
(他舞台でも全く配布なかったですよね?)

ほしいよ~

で、今回は卒業公演初日からアンコールとして
ダイナミック琉球を披露してくれましたが
最終公演では、その後さらに「肝高の詩」again !

ダイナミックももちろん大好きですが、
肝高の阿麻和利はやっぱりこの演舞で終わるのが1番だね☆

 

 
勝連グスクから見た南風原の浜。望月按司が疑似首里軍に襲われるシーン。
「ここはひとまず、津堅島までお逃げ遊ばしませ!」「船はあるのか?」「南風原の浜につないでこざいます!」…の、南風原の浜。
↑クリックすると拡大します(公演前に寄ってスマホアプリで撮ってみたパノラマ)

 

3 観客の濃さ

だって、争奪戦の勝者一同ですから(笑)

とはいえ、やっぱり身内や関係者多し、かな?
ワタシみたいなヘビーリピーターとか。
後は特別客とか。

なので、濃いんです(笑)

反応とか。

観客も一体となっての生の舞台ですから、
これも見どころの1つと思ってます。

※ただ初観劇者にとっては濃すぎるので同じ卒業公演でも別日のがおススメかな(笑)

 

 

4 銀テープ&幕&くす玉

父母会(浪漫の会)からの演出プレゼント

「肝高の詩」の最後の決めポーズと同時に
舞台両端から噴き出る銀テープ!

バシュッ!!って。

すごい華やかで派手でかっこいいよ!!

客席からは歓声があがり、拍手もより一層増して盛り上がります!

1年でもこの最終公演だけのスペシャル演出

また同時に客席両サイドからは父母会からのエール幕。

いいよね!

くす玉はお見送り演舞の時に外でやってます。

今年・去年とこの最後までは見届けられなかったんだけど
今年もあったかな?

メンバーさんが1番テンション高い時なので盛り上がりもスゴイです。


↑これは2009年度の最終公演。

 

5 卒業公演ならではの設定

 卒業公演は結構凝った設定や演出を入れてきます。

印象的だったのは去年一昨年の肝高の子の設定。

今年の肝子は友達どうしのオーソドックスな設定でしたが
土曜公演や日曜昼公演はどうだったのかな?

去年・一昨年に比べると特殊設定・演出は少なめでしたが
ゆんぐとぅで男サンの「わったー番やさ!」復活とか
(ここ、すぐに阿麻和利を誘う演技もほほえましくて良かったな♪)
カチャーシーではかごもって「祝卒業」とか、
エイサーのチョンダラーはすぅーで頬に卒業メイクだし、
まー、やっぱり色々と「卒業」を意識した工夫は見せてくれてましたよ(笑)

 


 

最後に、キャストについての備忘録。

望月按司チーム!良かったです!

望月按司の姿勢の悪さ(猫背)がイイ!
キャラは姿勢でも出るからね!
屋慶名の名前を間違えたり加那を使ってのダジャレとか芸が細かかった(笑)

あと望月按司妃。
やっぱり初めて見た時からずっと変わらずワタシのベストオブ妃です。
でもこれまでのひたすら高笑いとはちょっと違ったキャラで来てて
(阿麻和利や観客にに投げキスするアピールっぷり(笑))
それでもやっぱりサイコーでした。

正義党は
しっかりモノのリーダー格屋慶名と、
意地っ張りだけど人一倍熱い平安名と、
親しみやすい系の南風原と、
3名のキャラクターがより一層際立ってました

変なじらーのくだりでは怒る平安名に爆笑する南風原、
3名のこれまでが見えるようで、なんか好きです。

そして金丸はやっぱりええ声だった
今回は羽織なしの黒朝衣金丸!かっこよかったな!

そして今回で見おさめとなったエビ君の賢雄。
今回、席が賢雄側じゃなかったから、
阿麻和利の最期で何かつぶやいてるの
結局ハッキリ何か分からず仕舞だったな…。

 


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