(本日二投目)
こちら北山に昨日配本されて、
今日買って今日読了したボーダーインクの新刊。
『尚円王妃 宇喜也嘉の謎 ほんとうの琉球の歴史Ⅱ』
(渡久地十美子著)
前作「ほんとうの琉球の歴史」も読みましたが
神人(かみんちゅ)である著書が“霊”たちから直接聞いて書いた
スピリチュアルな歴史本。
今回はタイトルに惹かれて購入。
宇喜也嘉とはオギヤカのこと。
尚円(金丸)の妃で、尚真の母。
裏で王府を牛耳っていた女帝、悪女と名高いお方。
詳しくは例えばこんな過去記事→★ ★ ★
そんな彼女の“霊”から聞いたという
彼女にまつわる謎とは!?
と興味津々だったのですが、
うーん、前作ほどのインパクトや意外性はなかったかなぁ…。
新しいオギヤカ像を期待していたワタシとしては
ちょいと物足りなかったッス
尚真の、母オギヤカについての記述の方が面白かったかなぁ。
玉陵の碑のこととも絡んでて。
オギヤカがどーんとタイトルになってる本書ですが
実際のオギヤカについての話は後ラスト4分の1だけなので
前作を読んでいる人にとってはそこだけ読んでもいいかも。
前半はアマミク・シネリクなど尚円までの歴史の話で、それはそれで面白かったですが。
アマミクの金色に輝く***…には笑った(笑)
オギヤカなぁ。
面白い題材だと思うんだよね。
今ワタシにとってのオギヤカは100%悪女ではなく
まさに女版金丸のような立ち位置かな(笑)
(何事も、歴史に100%の真実や善悪はないというのがワタシのスタンスです)
そんな100%の悪女ではない母としてのオギヤカ、
以前も紹介した「斎場御嶽ものがたり」
その八 もUPされてますので
オギヤカに興味がある方はどうぞこちらもチェックしてみては?
「オリオンびあぶれいく/斎場御嶽ものがたり」
(作/亀島 靖)
*おまけ*
やっと発売された「よつばと!」の12巻も一緒に購入
今回はペンキの話が良かったな。
やっぱり“父ちゃん”の教育観がすてき
10巻がベストだけど。
神人が書いた“ほんとうの歴史”。
信じるかどうかはさておき、1つの説として楽しむのもアリかと。
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