がじゅまるの樹の下で。

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久高島の、あの方の家

2013年03月14日 | ・琉球史散策/第一尚氏

今回久高島に行って絶対に訪れたかったスポットが3つありました。

1つ目が前記事のクボー御嶽

2つ目がこちら、大里家(うぷらとぅ)。

久高では「大」は“うぷ”発音みたいですね。
本島では“うふ”。鬼大城でもおなじみ。

大里家は島の始祖家の1つで
五穀の神様が祀られている

ともらった案内MAPにはありましたが… 

 

それもあるだろうが、ワタシにとってはコレだ!

 

大里家、イコール

くにちゃさ(国笠)さんち。

尚徳王が惚れ込んだ久高のノロの、
あの国笠さんです!

つまり、
尚徳王と国笠がラブラブ生活
…を送っていたのが、ここ。

ちなみに金丸(派)のクーデターのタイミングと尚徳王の死は
いくつかの説があるのですが、
久高島、国笠関連の説を紹介すると

尚徳が国笠との生活にうつつを抜かしている間に
首里でクーデターが起こり、
尚徳王は海に身を投げた。(→
それを知った国笠も後を追って首を吊った

とも。

……この屋敷内か?

 

あ、そうそう金丸(派)のクーデターの時
首里城京の内(クンダグスク)で殺されたのは
尚徳の妃とその子どもです。

なので国笠は尚徳の妾…側室…愛人…現地妻?デス。

一緒に首里城まで連れていってはないみたいだから
側室とかというより、現地妻ってことになるかな~?

屋敷まで敷かれた珊瑚の白い道。

珊瑚や砂を敷くというのは
神聖の1つの印みたいですね。

 

なんだか勢い付いてきたので、
久高島関連記事しばらく続けていきまーす(・∀・)ノ


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年度末、休みとってまたどこか近場のシマに行きたいなー♪
伊江、伊平屋…奄美大島?