主役の5偉人を差し置いて、一度描いてみたかったポニテ美形賢雄(*^m^*)笑
読谷山花織の宴
2013年3月23日(日)
読谷村文化センター鳳ホール
出演、出演…チーム名なんだ?
Teamシンカヌチャーじゃないし…チーム花織の宴ってところかな?
昼・夜観劇してきました!
メンバーさんは結構ガラリと変わってて
全体的な人数も少なくなってたものの
迫力や華やかさは変わらず
役者は意外なキャスティングもあって(!)新鮮でした!
やはり夜公演は昼よりもみんなの思い切り度がUPしてて
とても良かったです
【オープニング】
前回心をわしづかみされて泣きそうなったオープニング(笑)
オープニングは好きなシーンの1つです。
ホント、構成が秀逸
「…あっ、賢雄出なくなってる…」
ってなりましたけど(笑)
そうそう、冒頭の語りに
“西はにぎわい、東はおごそか”
ってあるけど、今回約1年ぶりに読谷に行って、
その東エリアを開発してるのにはしかびましたよ?
サンエーができるってマジ?
読谷の風景が一気に変わりそう…。
【泰期の章】
「出発の明日」に波音の効果音入ってきたのは
スゴイ良かったです!
疾走感と迫力がでる
(もっと波の音量上げてもいいくらい♪)
泰期もワイルドでイケメンさんでかっこよかったです
親近感あるキャラクターもいい感じ
去年にも負けず劣らず(笑)
部下とのやりとりも楽しかったです
「泰期だけに…」のくだり、
彼特有のダジャレワールド復活って感じ?(笑)
でも、察度の弟だから、さっと行くんだろーね?
って思ったワタシ(笑)
鮫舞も良かったです!
吼えまくる鮫頭、グッ
【チルーの章】
躍動感あふれる泰期の章と打って変わって
しっとり魅せるチルーの章。
この緩急もステキ
つまびくサンシンの音に合わせた
歌うような琉歌。
そして里主との恋模様を描く「灯火」の舞。
多くは語らないチルーの章ですが
少ないながらも詩的な台詞まわしがまたイイ。
チルーの章の雰囲気や世界観、とても好きです。
【赤犬子の章】
アカインコ…かわいいな…。
国頭サバクイの時が特に。
前回のにこりともしない尚巴志様とのギャップがまたイイ(笑)
役者さんだな~(*^^*
星のゆりかごの口説では
前回同様、独特な発声で聞かせてくれました!
京子さんの歌と口説の抑揚がかぶるトコ
音程がビシッと合っててキレイでした!
そう言えば花織の宴でのアカインコは
サンシンシーンは1つもないね。
(横笛は冒頭にあるんだけど)
今後どこかにちょっと欲しいかも
星のゆりかごでアカインコ自身も
サンシンつまびくとか。
【護佐丸の章】
この舞台の核とも言える章。
まずは護佐丸。
文句なしのハマり具合!
コレまでの歴代護佐丸に全然引けをとらない
THE☆護佐丸っぷりはあっぱれでした!
やっぱ体格は武器だね。
盛親も背高かったからナイス親子っぷりでした(^ε^)
そして相変わらずええ声でしたが
肝高の阿麻和利で見てた「まろやかで上品」よりも
更に力強さや威厳も加わった感じでした!
阿麻和利に噂を問いただされて怒るシーンとか
震える拳の演技が印象的でした。
自身の死に際もまた迫力満点で
膝立ち正面を向いた死にポーズがまた壮絶感があって
ドラマ性UP!でした。
また是非見たいものです!
阿麻和利は初の(!?)女の子さん!
いやぁ、これは予想外だった!
護佐丸、賢雄、尚巴志に引き続き阿麻和利までも射とめるとは、
かっこよすぎだよ姉さん
髭化粧もばっちりキマってたし
ハスキーな発声もまたイイ。
中城攻めを決めた賢雄に意見されて
苦悩してるトコが良かったです!
怒りと焦りと迷いと決意と。
揺れ動く阿麻和利の心情表現と間が絶妙でお見事でした。
そして賢雄。
ポニーテール賢雄(MAX)の賢雄。
パレットでの「義の漢 護佐丸」で初めて見て以来、
ワタシの中で衝撃度NO1賢雄になってたので
また見れて嬉しい!
もう←こんな状態(笑)
見た目も色々バリエーションのある賢雄。
髭が濃くて男らしい賢雄ももちろん好きですが
この美形ポニテ賢雄もまたいいんだよね~
美形だけどとにかく非道で強い!
(ひゃっほ~い)
護佐丸に蹴り入れるトコとか!(笑)
蹴りは前からあったけどあの見目でやられるとSっけ倍増と言うかなんというか…(笑)
阿麻和利に首元に刀を突き付けて目で語るトコとか!
距離感がサイコ~
あっ、そうそう昼公演ではタスキ掛けしてなかったんですが
夜公演ではしてたんで「きゃっ」ってなりました(笑)
そんでもって座喜味棒!
相変わらずかっこいい!
トリの方々の「ういー!」の掛け声もまたスゴイ迫力
これは間近で見ると迫力倍増です。
前も言ってるけどまた野外で見たいな~。
できれば中城グスクで見たい…。
座喜味棒から首里軍に変わる転換部分、
夜公演バージョン良かったな!
賢雄が阿麻和利の言いつけを破って首里軍を突入させた
っていうのが分かりやすくなってた
コレまでの音+演舞に賢雄の台詞が加わって
ハデになって突入感も出てたし、
たたみかける護佐丸、阿麻和利の台詞に緊迫感も出てた。
舞台上の座喜味棒の方々(音)もダッシュでハケると
もっとスピード感がでるんじゃないかな?と思ったかな(^^
【尚巴志の章】
鬼鷲の舞台フルでみたくなったな…。
しょうがないけど尚巴志自身の出番少ないからなー。
ある意味この舞台での尚巴志はミステリアスな存在かもしらん。
まぁ、花織の宴での尚巴志は「墓」がメインだから
親近感とか人間味とかを押さえた
ある意味神秘的な人物描写って感じ。
尚巴志の章ではクーデターのシーンが好きデス。
太鼓の音が効いてる不穏なBGMも好きだし
今回の第二尚氏軍の「悪っぷり」もかっこよかったス!
(みんな男の子でしかも背が高い)
屋比久之子、平田之子も立ち振る舞い、台詞まわしと
これまでよりも力強い感じでした。
押さえきれない怒りと悔しさが表にあふれ出てる感じ。
でも「晴れ渡る空に…」
からの部分は怒りのセリフまわしではないはずだから
トーンを落として変化つけてももいいかなと思いました(^^
そうそう、尚巴志の墓ですが
ワタシ個人的には尚巴志の墓は今のままであってほしいと思ってるんだけど、
この舞台のこのシーンみて、
尚巴志(の魂)自身はもしかして佐敷に戻りたいとか
思ってるのかしら…
とか思っちゃったんですよね…
今回は尚巴志のお墓参りいけなかったな。
阿麻和利のは行ったんだけど。
【クライマックス】
この曲好きです!
カナサの舞台曲集CDお待ち申しておりますm(_ _)m
今回、口説の場面でチルーが女サンと一緒に
踊ってたシーンが印象的でした。
紅一点のちるーが映えてた。
こちらもオープニングと同様に
流れるような構成がお見事
今回「Ship of the Ryukyu」の一環の舞台ということで
「ドリームシップ琉球」も見れるかなと期待してたんですが(^^
これも見たかったな~
またの機会を楽しみにしています。
【舞台美術】
…あっ、曲線の舞台美術じゃなくなってる…。
今回のも悪くないのですが
前回のは大きな曲線で垂直の空間も演出されてたので
ワタシとしては前回の舞台美術は捨てがたいです
今回は照明がすごかった気がする!
前回もこんなにハデだったっけ?
座喜味棒のトリの方々の時だけ
一時明るくなったりとか、色々凝ってると感じました!
*
1年ぶりの読谷、
1年ぶりの花織の宴ということもあって
今回久々に色んな人に再会できて嬉しかったです
((元)メンバーさん、保護者の方、スタッフさん、お客さんetc…)
受験生だったコタチからは
嬉しい報告も聞けたし!
(おめでとう!)
お声かけ下さったみなさまありがとうございましたー
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