だらだら奥様

家事嫌いの奥様です。掃除してるより仕事のほうが断然!楽だわ~。おほほほ。

フランスパン修行 その1

2007-10-15 13:17:55 | フランスパン修行
バターや玉子を使ったリッチ生地のパンは大きな失敗なくできるのですが 油脂類を全く使わないシンプルな生地で作るいわゆるフランスパンは、もう何度も作っているのですが上手く出来ません。
シンプルなだけにほんのわずかな工程の違いで 味や見栄えに随分違いが出てしまうのです。
特にクープと呼ばれるフランスパンの上部に入っている”切れ目”はなかなか上手く行きません。

最初の頃はホントに全く完全に(^_^;)開きませんでした。
最近ちょっと開くようになったのがこの写真。
でもまだまだ”開いた!”には程遠い状態です。




美味しくて美しいフランスパンにはいろいろ条件があると思うのですが まずはクープ!
見栄え重視(笑)
これをきれいに開かせ、エッジもはっきりくっきり立ち上がらせるべく頑張っていく所存でございます。




で、電気オーブンの故障の原因になるかもしれないのであまりやらないほうがいい?とされてる小石を熱しての蒸気発生に挑戦してみました。
さらにパン生地の下には熱伝導がよいとされる銅の板。

ちなみに生地の分量は
 粉 リスドォル 150g + 1CW 50g(フランスパン専用粉だけだとクープが開きにくいという情報をどっかで得たので)
 水 140g(粉の70%)
 モルトパウダー 1.5g
 塩 4g
 イースト 2g(サフ セミドライタイプ)

 粉、水、モルトパウダーを混ぜ一塊になったところで室温で30分放置(オートリーズ)
 5ccのぬるま湯で溶いたイーストを加えミキシング(5分)
 塩を加えさらにミキシング(5分)

 一次発酵 40分
 パンチ
 さらに発酵 40分
 生地を軽くまとめ ベンチタイム 15分
 パンマットの上で成形
 上に濡れ布巾をかぶせ 二次発酵(今は室温) 40分
 20分経ったところで余熱開始(上段に天板を置き、一緒に余熱
 さらに15分経ったところで 小石を直火で加熱!(火傷注意)
 余熱完了直前に小石をオーブンに移動
 銅板の上に生地を移動し 上新粉を振り、クープ入れ → 霧吹きで遠くから全体を湿らせる
 オーブン上段にパン生地を入れたら即小石に水をじゃーーっとかけ(火傷注意)蒸気発生
 2分間そのまま蒸らし 250度で7分加熱
 うちのオーブンは焼きムラがかなり出るため ここで天板を180度回転させ さらに250度で4分
 温度を220度に下げて 15分。
 
これでトライしてみたところ・・おぉ!
今までとは明らかに違うクープの様子。



オーブン奥の一番温度が高い場所のクープが開きました。
他の場所は成形がまずかったのか 腹割れを起こしていてクープは全然開いてません。

次はきちんと成形して再チャレンジです!



クラムの気泡はまだまだ小さいですね~。
こちらも課題はいろいろありそうですが とりあえずはクープ第一で!

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コメント (2)
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