西本智実&ラトヴィア国立交響楽団の岡山公演に行ってきました。
演奏曲目は
ワグナー ニュルンベルクのマイスタージンガーより第1幕への前奏曲
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 (ミッシャ・マイスキー)
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
まず席が大失敗。
ネットで購入したものだから 席のピンポイント指定ができず、2階席後ろのほうの端っこ(^_^;)
西本智実氏の指揮も表情もよく見えなかったし 聞こえてくる音のバランスもよくない。
岡山シンフォニーホールは2階席の4列目以降は天井がめちゃ低いのですよ。
3階席のほうがよかったかなぁ。
空席がかなりあったのでできればそっちに移りたかったわぁ。
そして オケの配置ですが
ティンパニが最上段中央に構えていて、なんとトランペットが右端(トロンボーンチューバの前)、ホルンが左端と 通常の配置の反対なのですよ。
ホルンが左側に来るのは時々ありますが、トランペットが右側から聞こえるのはかなりの違和感。
スピーカーを左右逆に接続しちゃった??みたいな。
マイスターなんて何度も演奏してるはずだと思うんですが・・・途中弦楽器とホルンとがかなりずれちゃったり、ばらばらな印象。
迫力もなし(これは席のせい??)
最悪だったのは・・・ おい!ドアマンいないの?????
曲の途中にお客さんはいってきて しーかーもー!!!!!!
堂々と2階席の1列目中央あたりに 人の前を通って座ったよ????
ありえなーーい┐( -"-)┌
客席のマナーもかなり気になりましたね~。
とにかくあちこちでガサガサ音が・・・il||li _| ̄|○ il||l
あのね、めっちゃ聞こえるんですよーその音。
ホール中に。
プログラムめくる音とかもね。
途中音が出そうな荷物持ってるときは どうぞクロークに預けてくださいな。
「だからクラシックは堅苦しくって」っていうような人は もう来なくてよろしい。
家でCD聞いててください。
クラシックの演奏会って演奏者が奏でた音がホールに響いて音楽になっているのですよ。
なので客席も音楽の一部になっちゃってるの。
あんたの出したそのガサガサで台無しになっちゃうの、わかった??
コンチェルトのソリスト ミッシャ・マイスキー氏はコバルトブルーの鮮やかな上着で登場。
素晴らしい音色~~♪
うっとりです。
「あのチェロ・・・いくらくらいするんだろう???」
すみません。ついついそういう事が気になる年頃です。
パンフレットには 1720年製のモンタニアーナのチェロとのことでした。
匿名のファンから贈られたものだとか。
コンチェルトのソロは胸キュンもの♪でしたがオケとの絡みがちょっとちぐはぐな部分があったのが残念でした。
フルートのトップは 音色が室内楽向きというか地味???(^_^;)
チェロとの掛け合いで対等の部分ではマイスキー氏の音色、雰囲気に合わせた音色で吹いて欲しかったなぁ。
オーボエは・・・。
アンコールは 多分
Bachの無伴奏チェロ組曲から 第五番のサラバンド ・・・・かな??????(自信なし、違ってたら教えてください)
(今この組曲のヴィオラ版を練習中)
氏の若い頃の
動画がこちらにありますが、現在は白髪で風貌はかなり・・・魔王チックになっております(笑)
Bach - Cello Suite No.5 iv-Sarabande
三曲の中ではショスタコが一番まとまっていたかな?
特に3楽章の弦のアンサンブルはいいですね~~。
アマチュアオーケストラとの一番の違いは やっぱりこの弦楽器群の重厚さでしょうか。
木管群もこちらはよかったです♪
西本智実氏は音大時代は指揮科ではなく作曲科だったそうですね。
そうでなくても世界的な指揮者への道は細く険しいものなのに、「女性」という冠がつき、さらにさらに宝塚張りの麗しい美貌となると どうしてもそちらの話題ばかりになってなかなか実力を評価されにくいのではないのかな、と思ってしまいますが、それでもやっぱり第一印象は「カッコいい!!」ですね。
燕尾服が似合うこと。
「惚れてまうやろーー!!」と叫んでしまいそうでした(笑)