淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

1月TV新番組「優しい時間」「救命病棟24時」「ごくせん」「Mの悲劇」全部見る!

2005年01月17日 | Weblog
 1月期のTV新番組。話題作が目白押し。

 まずは「優しい時間」。
 2002年9月で終了した倉本聡の「北の国から 遺言」に続くフジテレビ作品。
 夫役の寺尾聡と妻役の大竹しのぶがいい。妻はもう亡くなっているのだが、幻想シーンで二人が対話をする。富良野の森にある、寺尾聡が経営するコーヒーハウス。静かに時が流れてゆく。
 倉本聡の脚本が、随分優しくなったように思える。勿論いい意味で。これまでの、会話に組み込められていた鋭角で重い緊張がない。不要な部分を削ぎ落とした、とてもシンプルで力強いもの。今期一番の期待作である。
 「救命病棟24時」。
 松嶋菜々子が戻ってきた。やっぱり華がある。
 「あと地震発生まで・・時間」というテロップが緊張感を煽る。うまい演出。東京が大パニックになり、彼らがどういう活動を強いられるのか、視聴者として引き込まれる。構成力の勝利。
 「ごくせん」。
 仲間由紀恵は器用な女優である。シリアスから「トリック」まで幅広い役をこなせる数少ない女優。まあ、この「ごくせん」も水戸黄門と同じ世界である。視聴者は最後まで全てお見通し。でもその予定調和のラストに爽快感を求めるのである。これもテレビドラマこそか。
 「Mの悲劇」。これは拾い物。面白い。
 稲垣吾郎が、真面目で神経質なサラリーマンを好演。
 ふとしたことで知り合った悪魔のような女性(まだ一回目なので最後までそういうキャラなのかは不明ですが)、に翻弄される。謎の男や裏のありそうな人間がワンサカ。
 次の展開が全く読めない。これで日曜の夜の憂鬱は、ちょっとだけ解消か(月曜日なんて一番出勤したくないもんね)。

 でも、あくまでも第一回目だけを観た印象ですから。あしからず。  淳一

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