淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「土曜日。新雪にキラキラ輝く、真冬の午後の街を散歩する」

2005年01月22日 | Weblog
 昨夜は久しぶりに会った友達二人と飲み明かす。小さいながらも会社の経営者。異業種だからこそ何でも話せる気楽さがある。

 今朝方の吹雪も、昼近くには青空が広がった。こういう時は街に出よう!
 新雪が眩しい。キラキラと輝いている。少し寒いけど、歩いているうちに暖かくなる。
 馴染みのゲーム店に寄って、ゲームキューブ版「バイオハザード4」を予約。26日発売。早くゲームしたいっ!
 午後の新町通りを独りでぶらぶら。青い空。白い息。冷たいけれど心地よい風。
 アウガの市民図書館で本を物色。高橋源一郎「私生活」、山口雅也「プレイ」、本多孝好「MISSING」。何れも好きな作家。3冊借りてから新聞と雑誌のコーナー。朝日、読売、毎日、日経に眼を通す。
 へえーっ! CDの年間売り上げ業界シェア、「エイベックス」はもう一位転落してたのね。浜崎あゆみだけでは持たないかあ。突出した商品に依存するとこうなっちゃうし、だからといってメインになるモノを創造しない企業はトップを取れないし・・・。その兼ね合いが難しい。

 駅前のスポーツ・ジム。
 エアロ・バイクを10キロに、腹筋100回、それから背筋やら大腿部への負荷やら。汗びっしょり。熱いシャワーが心地よい。サウナに入って、ぼんやり、駅前とそこから続く街中を眺める。
 真冬の午後の賑やかな街。青森ベイブリッジ。駅から八戸行きの電車が出てゆく。

 帰りは、ミスタードーナッツで暖かいコーヒーとエンゼルクリームドーナッツ。美味い!大好き!「CUT」2月号に「ミュージックマガジン」2月号。好きな雑誌を読んでる時が何ともいい。北野武にクエンティン・タランティーノのインタビューに、ロックの優良レーベルの記事。

 こうして、また一日が過ぎてゆく・・・。  淳一

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井筒和幸監督の「パッチギ!」は60年代青春グラフィティ。

2005年01月21日 | Weblog
 「ゲロッパ!」の井筒和幸監督の新作「パッチギ!」。
 とにかく、各評論家が大絶賛。おすぎとピーコも褒めちぎり。
 1968年の京都が舞台。混乱と激動の60年代のキーワードが随所に描かれる。
 毛沢東語録を取り出し、高校生に革命と反革命を説く教師。映画「太平洋の地獄」。グループサウンズの熱狂とフォークブームの予兆。ボーリングブームに全共闘に京大闘争。そして、当時の在日朝鮮人の位置。差別問題。
 その時代の京都に暮らす、朝鮮学校に通う女子高生と、日本人学生との純愛物語である。
 イムジン河が効果的に使われる。そしてラストでの「あの素晴らしい愛をもう一度」。
 映画は、シリアスな問題を深刻がらずに、パワフルでエネルギッシュに描く。喧嘩に明け暮れる学生たち。行き場のない力。
 笑いと涙が前面に出て、2時間は飽きさせない作り。でもなあ、大絶賛まではちょっとなあ。
 観て欲しい映画ではありますが。多分、これって年間のベストテンには入ってくるんだろうけどね。 淳一

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「クレージーケンバンド」を聞くと春の匂いがしてくるね。

2005年01月20日 | Weblog
 「クレージーケンバンド」って今まで食わず嫌いだったけど、改めて聴くとなかなかいいんですよ。これが。はまってますね。完全に。
 まず「ブラウン・メタリック」。横浜が歌詞に頻繁に出て来るんだけど、何ともいえない早春の浜の風が目の前を通るっていう感じ。
 勿論、歌詞そのものは、わざとチープに、そして猥雑に仕立てているんだけど、何処か懐かしい響き。暖かさがある。暖炉のような暖かさが。
 夕暮れの横浜。ベイブリッジにかかる橙色の光。遠くから流れるように走る電車の音が聞こえてくる。ボーカルの枯れた声がそそられる。
 雪が降りしきる中、車からこのメロディが流れ出すと、周りの全てが春になる。そんな感じ。とても優しく、そして和んでくる。

 眼を閉じると、そこは暖かい春。空の青さと爽やかな風。街の音。海の静けさ。
 「クレージーケンバンド」。ディープだけどライトな感覚。真夏だけど春の暖かさ。何か、凄く矛盾してて混沌としているんだけど、とても穏やか。
 これって枯れてきているんでしょうか? 淳一
      


              

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「記憶」って素材としてもそそられますよね。

2005年01月19日 | Weblog
 禎子さまへ

 「記憶」ってテーマや素材としてもかなりそそられますよね。
 実は僕の今回の作品も、記憶をなくした男が主人公なんですよ。

 そして今日からもう次の作品に取り掛かっています。
 3月末締め切りの大手出版社への投稿です。出版社に出すなんて、実質、初めての試みです。
 しかし、そういう意味では、一体今まで何をしてきたんでしょうね? 自分に呆れます。

 映画館で映画を観て、本屋で本を買って読み、スポーツジムでエアロビクスとジョギングで汗を掻き、テレビを付けて話題の番組に目を通し、TVゲームにひたすら励み、新作CDを聴いて、様々な雑誌や新聞や漫画を読み耽り、雪掻きをしたあとで、小説を書いて、次の朝、仕事に向かう。ふーっ。

 何たって、今年が正念場なもので・・・。 淳一

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1月19日 分析としての記憶ではなく

2005年01月19日 | Weblog
淳一さま

書いてますよ。もちろん。書けない訳ではないんです。

記憶というものがもたらす、というか記憶を辿ろうとするときの、あるいは突然記憶が再生するときの、シチュエーションをつくっているんです。

何を書いているかというと、「記憶」こそ人間の所在である、というテーマで作品を制作するアーティストの展覧会のレビューなんです。淳一さんもこの夏展覧会をごらんになり、涙を流していたはず。

大丈夫、今日中には書き上げます。

淳一さんの書き上げた小説も見せてくださいな。


禎子

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「記憶は嘘をつく」

2005年01月18日 | Weblog
 禎子さんへ。
 しかし久しぶりですね。いきなり、記憶ですか?
 
 「記憶は嘘をつく」という本を読んだことがありますか? なかなか面白い本でした。
 そうです。記憶は意地悪なんです。時々、嘘をつきます。よくありますよね。昔遊んだ時は物凄く大きな原っぱだったのに、今来てみたら思ったより小さいとか。
 あれって、無意識のうちに頭の中で勝手に物語を創造して、記憶が暴走してしまうことから来るらしいんですよ。
 それから、こんなのも事例としてあったなあ。ずーっと長い間、自分の中で、親が妹ばっかり可愛がっていたという記憶に支配されている人がいて、それをその著者が、親や妹に面接して過去を解きほぐしていくっていうやつ。そしたら、全く逆で、むしろ妹の方が蔑ろにされていたという事実が判明したとかね。(ごめん、何年も前に読んだ本なので、事例はちょっと違っているかも。あっ! これも記憶が間違った事実をインプットしていたのかも)

 しかし、記憶がどうのって言ったって、結局、禎子さんは書けなかったわけね?
 僕は、今日、何年振りかで小説を一編完成させました。明日、ある賞に応募するつもりです。
 いやあ、やっと書けましたよ。長い、長い、スランプでした。でもまあ、書けたからって、このジェットコースター的躁鬱から抜け出したわけではないですが・・・。

 何たって、今年は僕、正念場なんで。淳一

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1月18日 人の記憶のありか

2005年01月18日 | Weblog
淳一さま

今わたしが考えているのは、人の記憶とはなんだろうか、ということです。そのほとんどが、罪のない「思い込み」だったりする、その不確かな記憶というもの。
人間は過去がなければ生きていけない。過去を引きずって、その中でぬくぬくと生きるという意味ではなく、過去こそが自分を生かしてきているということ。
今、自らを悩ませている何かの要素も、過去の体験や物事の考え方から来ているのだし。

だから何がいいたいかっていうと、、、、、、つまり、原稿書きに追いつめられているのですよ~うぎぃ~!

禎子

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1月TV新番組「優しい時間」「救命病棟24時」「ごくせん」「Mの悲劇」全部見る!

2005年01月17日 | Weblog
 1月期のTV新番組。話題作が目白押し。

 まずは「優しい時間」。
 2002年9月で終了した倉本聡の「北の国から 遺言」に続くフジテレビ作品。
 夫役の寺尾聡と妻役の大竹しのぶがいい。妻はもう亡くなっているのだが、幻想シーンで二人が対話をする。富良野の森にある、寺尾聡が経営するコーヒーハウス。静かに時が流れてゆく。
 倉本聡の脚本が、随分優しくなったように思える。勿論いい意味で。これまでの、会話に組み込められていた鋭角で重い緊張がない。不要な部分を削ぎ落とした、とてもシンプルで力強いもの。今期一番の期待作である。
 「救命病棟24時」。
 松嶋菜々子が戻ってきた。やっぱり華がある。
 「あと地震発生まで・・時間」というテロップが緊張感を煽る。うまい演出。東京が大パニックになり、彼らがどういう活動を強いられるのか、視聴者として引き込まれる。構成力の勝利。
 「ごくせん」。
 仲間由紀恵は器用な女優である。シリアスから「トリック」まで幅広い役をこなせる数少ない女優。まあ、この「ごくせん」も水戸黄門と同じ世界である。視聴者は最後まで全てお見通し。でもその予定調和のラストに爽快感を求めるのである。これもテレビドラマこそか。
 「Mの悲劇」。これは拾い物。面白い。
 稲垣吾郎が、真面目で神経質なサラリーマンを好演。
 ふとしたことで知り合った悪魔のような女性(まだ一回目なので最後までそういうキャラなのかは不明ですが)、に翻弄される。謎の男や裏のありそうな人間がワンサカ。
 次の展開が全く読めない。これで日曜の夜の憂鬱は、ちょっとだけ解消か(月曜日なんて一番出勤したくないもんね)。

 でも、あくまでも第一回目だけを観た印象ですから。あしからず。  淳一

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スティーブン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ12」。何てスタイリッシュ!

2005年01月16日 | Weblog
 「セックスと嘘とビデオテープ」を引っ提げ、カンヌで鮮烈デビューしたスティーブン・ソダーバーグも、その後、「エリン・ブロコビッチ」、「トラフィック」、「ソラリス」と次々に評価され、今や中堅監督の域。
 そして今回、前作「オーシャンズ11」に引き続いて「オーシャンズ12」を撮った。
 ジョージ・クルーニーにブラッド・ピット。マット・デイモンにジュリア・ロバーツ。今回は新たにキャサリン・ゼタ・ジョーンズが加わった。
 「オーシャンズ11」を観てなくても十分楽しめるが、前作を観てないと前半ちょっと戸惑うかも。
 これまでも「盗み」をテーマにした犯罪映画は数多く作られてきた。そして、そこに観客が期待するのは、難関不落な場所に、どのようにして潜り込み、どのようなテクニックを駆使して奪うのかということ。いわゆる、スリルとサスペンスを観たいのである。
 その胃が痛くなるような緊張感を、スティーブン・ソダーバーグに期待するのは筋違い。なんたって、あのソダーバーグである。
 勿論、ここでも、盗む者とそれを阻止する者、間に入って暗躍する者が定石通りに描かれてはいる。それから、ラストのどんでん返しや、あっと驚く大スターのカメオ出演も。
 でも、ここで観るべきは、やはりスティーブン・ソダーバーグの演出である。スタイリッシュで華麗。様々な映像テクニック。
 ソダーバーグはいい意味、この映画で遊んでいる。こういう文脈での映画の見せ方もあっていい。何というか、正統からのちょっとした逸脱。
 美は乱調にある。諧調は偽りである。  淳一

 

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「禎子さんって・・・」

2005年01月15日 | Weblog



              ・・・本当にきつい・・・


                                じゅんいち

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1月15日  私の疲れは

2005年01月15日 | Weblog
このブログ日記での、あなたとの「かみ合わなさ」ではないかと思い始めています。

淳一さま


 あなたは本当は、そのジェットコースター躁鬱から抜け出したくないのではないでしょうか?
 
 私の場合は、仕事での疲れは仕事で解決する。人間関係の疲れも、やはりその中で癒すしかないと考えています。しかし、あなたはどうも違うようですね。いくら映画をみても、本を読んでも満たされない何か。それはいったい何ですか?

 あなたの胸に大きく開いた穴があり、それを埋めたいと本当に望むのであれば、その原因を徹底的に究明する。あるいは文筆家として、「創作」の中で解決していくことが必要なのではないですか?

 ファストフードを食べ散らかす子供のように、いくら食べても、飲んでも、それは本当の意味でのあなたの血肉にはならない。そんな印象です。

 だから、私は、自分の疲れを、映画の中では癒したくないのです。

 今日の「ツッコミ」はこのへんで。

禎子

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ジョニー・デップ主演映画「ネバーランド」。それはピーターパン誕生物語。

2005年01月14日 | Weblog
 「チョコレート」で評価の高まったマーク・フォースター監督、ジョニー・デップ主演の映画、「ネバーランド」を観る。
 ジョニー・デップは、この映画でアカデミー主演男優賞を取るのは確実との下馬評だけれど、共演のケイト・ウィンスレットも負けず劣らず素晴らしい演技をみせる。
 この映画、端的に言えば「ピーターパン誕生秘話」。
 劇作家であるジェームズ・マシュー・バリが、1904年にロンドンで初上演して大ロングランを記録し、後にディズニーアニメなどを経たことで、今や世界中で知らない人はいないピーターパン。
 ジョニー・デップはその生みの親である劇作家バリを見事に演じている。
 ふとしたことで知り合う、バリと未亡人、そして3人の子どもたち。その交流と未亡人とのほのかな恋を横軸に、家族との触れ合いから触発され、ピーターパンという舞台劇を創り上げるまでを、マーク・フォースター監督は淡々と描く。
 ラストは圧巻。僕の周りの観客は、ほとんど全員、ハンカチを目に当てておりました。
 泣かせます!
 何といっても、子役のフレデイ・ハイモアが巧い。巧すぎる。だから、ラストが活きた。
 
 禎子さんも忙しい忙しいとばかり言わずに、たまには独りで(勿論何人でも構いませんが)、こういう映画を観て、日頃の疲れを癒してはいかが?  淳一

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1月13日 励ましと慰め

2005年01月13日 | Weblog
淳一さん

 お久しぶりです。
 私が、旅に出いている間に、すっかり「淳一(躁)VS 淳一(鬱)の、俺大好き!」というブログに変わってしまっていたようです。油断しました。

 自分も、そうですけれど、答えは自分が出すしかないと思いつつ、外的なものから自分が形成されていくということは、日々、実感、実践しているところでございます。
 さまざまなものに直面し、その都度、ある「答」を出さなければならないとき、励まされたり、慰められたりすることが、必ずしもプラスにはならい時もあります。子供は「褒めて育てろ」と最近はよくいいますが、褒められることを目的とする行動、すなわち「エゴ」は持ちたくないものですね。人がどんなこと言ったって、自分は「ここに立っている」ということを証明し続ける「プライド」は持ち続けたい。

 でもでも、こんな私を日々励まし、慰めてくれる友人たちには、深く感謝をしています。そんな人たちが、私を私として生かしてくれている。そんな私も、彼らを生かしている、かもしれない。そんな関係。
 そして、私とは「全く話題がかみ合っていない」淳一さんにも、びみょ~~~~に感謝しています!

禎子
 

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「俺は生まれた時から鬱病だ!って、 そんな吉本隆明、やっぱり凄い!」

2005年01月12日 | Weblog
 累積降雪量がもう400cmを超え、現在の積雪も150cmに迫ろうとしている。もう青森市内は大パニックである。今日、豪雪対策本部も設置されたし。夜まで大渋滞が続く。雪。雪。雪。

 街の本屋さん。「吉本隆明75語 生きていくのに大切な言葉」勢古浩爾著。「嫉妬の世界史」山内真之著。「無痛文明論」森岡正博著。「世界一怖い! ブック・オブ・ザ・イヤー2005」。「絵画と現代思想」酒井健著。それぞれ買う。
 あとは、「週間文春」「週間新潮」「日経エンタテイメント」「ビックコミック・スピリッツ」「キネマ旬報」「月間少年マガジン」の中の『風光る』だけをそれぞれ立ち読み(ごめんなさい!)。

 しかし、やっぱり日本思想界の大巨人、吉本隆明の言葉には凄いものがある。
「結婚して子どもを生み、そして、子どもに背かれ、老いくたばって死ぬ、そういう生活者をもしも想定できるならば、そういう生活の仕方をして生涯を終える者が、いちばん価値のある者なんだ」うーん。
 それから「人間の生き方において、自分の意思が貫きうる範囲は、まあせいぜい言って半分です。あとの半分は外界が決定するのです」。
 んでもって、「どんな豊富な思想の表現も、いったん行為事実に還元されれば、ありふれたものとならざるをえない」そうだ、そうだ、その通り!

 いいぞ、いいぞ。何か元気が出て来たね。もうちょっと。もうちょっとです! 光明が見えて来ました。やっぱり古今東西の名著を含めた読書って大きな力と光になるっ! 淳一くん、脱出なるか?  じゅんいち

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滝沢秀明主演のNHK新大河ドラマ「義経」。第一回放送は○!

2005年01月11日 | Weblog
 ジャニーズ滝沢秀明主演のNHK大河ドラマ「義経」が始まった。
 第一回目は60分の拡大版。しかしNHK、今回も主役級を次々に投入する。中井貴一、高橋英樹、渡哲也、松坂慶子、阿部寛などなど。そして、前回のスマップ、香取慎吾を据えたことで味をしめたのか、またまた滝沢くんの投入で若者層の視聴者狙い。
 で、第一回。のっけから源氏対平家の「一の谷」合戦を持ってきて、まずは興味を引かせる手法にでた。大河ドラマの正攻法です。
 平治の乱で、源氏軍が平家軍に破れ、源義朝は味方の裏切りで殺害。愛妾である常盤は、まだ幼い牛若を連れて雪の中をさ迷い歩く。そして、結局は流転の末、平清盛の寵愛を受けることになるのだが、まずはその苦難が今後の展開に期待を持たせる。
 歴史大河ドラマは、もうほとんどの視聴者が歴史そのものを把握している上であえて見るのだから、飽きさせない様々な工夫が必要だということにもなる。その点、よく心得た仕立てではある。
 源義経の悲劇性は最も日本人が好むものだ。それを踏まえつつ、長丁場の一年をどのように引っ張っていくか。楽しみではある。  淳一

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