淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「記憶は嘘をつく」

2005年01月18日 | Weblog
 禎子さんへ。
 しかし久しぶりですね。いきなり、記憶ですか?
 
 「記憶は嘘をつく」という本を読んだことがありますか? なかなか面白い本でした。
 そうです。記憶は意地悪なんです。時々、嘘をつきます。よくありますよね。昔遊んだ時は物凄く大きな原っぱだったのに、今来てみたら思ったより小さいとか。
 あれって、無意識のうちに頭の中で勝手に物語を創造して、記憶が暴走してしまうことから来るらしいんですよ。
 それから、こんなのも事例としてあったなあ。ずーっと長い間、自分の中で、親が妹ばっかり可愛がっていたという記憶に支配されている人がいて、それをその著者が、親や妹に面接して過去を解きほぐしていくっていうやつ。そしたら、全く逆で、むしろ妹の方が蔑ろにされていたという事実が判明したとかね。(ごめん、何年も前に読んだ本なので、事例はちょっと違っているかも。あっ! これも記憶が間違った事実をインプットしていたのかも)

 しかし、記憶がどうのって言ったって、結局、禎子さんは書けなかったわけね?
 僕は、今日、何年振りかで小説を一編完成させました。明日、ある賞に応募するつもりです。
 いやあ、やっと書けましたよ。長い、長い、スランプでした。でもまあ、書けたからって、このジェットコースター的躁鬱から抜け出したわけではないですが・・・。

 何たって、今年は僕、正念場なんで。淳一

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1月18日 人の記憶のありか

2005年01月18日 | Weblog
淳一さま

今わたしが考えているのは、人の記憶とはなんだろうか、ということです。そのほとんどが、罪のない「思い込み」だったりする、その不確かな記憶というもの。
人間は過去がなければ生きていけない。過去を引きずって、その中でぬくぬくと生きるという意味ではなく、過去こそが自分を生かしてきているということ。
今、自らを悩ませている何かの要素も、過去の体験や物事の考え方から来ているのだし。

だから何がいいたいかっていうと、、、、、、つまり、原稿書きに追いつめられているのですよ~うぎぃ~!

禎子

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