ペンクラブの会報に掲載する原稿用紙10枚分のエッセーを書き終え、挽きたてのコーヒーを啜る。掛けっぱなしの「MUSIC ON TV」からは、ザ・フーのライブが流れている。ピート・タウンゼントも歳を取った。でも、いつまでも子どものような目をしている。
さっきまでの冬の雨も止み、街は深い眠りに落ちたばかり。
僕は頬杖をつきながら、ぼんやりと部屋の中を眺める。採り溜めしたビデオテープ、読み掛けの本と雑誌、それから、まだゆっくりと聞き込んでいないCDやDVD。
こうして、毎日が過ぎてゆく。僕はここに何を残し、そして何を託すのだろう?
また明日から、いつもと同じ日常が繰り返されてゆく。何の変哲もない、何も生み出さない日々が続くのだ。
2005年のカレンダーの何処を指しても、僕はその日が想像できるに違いない。昨日と同じ今日。今日と同じ明日。それは余りにも悲しくて空しい事だ。
もう、そんな日常とはさよならしなければ。もう、来るべき毎日が安易に想像できる日々ともさよならしなければ。
変わるのだ。走り抜けるのだ。もう残された時間は限られている。あと、たったの361日!
強くなりたい。打ち克つ力が欲しい。心からそう思う。 じゅんいち
さっきまでの冬の雨も止み、街は深い眠りに落ちたばかり。
僕は頬杖をつきながら、ぼんやりと部屋の中を眺める。採り溜めしたビデオテープ、読み掛けの本と雑誌、それから、まだゆっくりと聞き込んでいないCDやDVD。
こうして、毎日が過ぎてゆく。僕はここに何を残し、そして何を託すのだろう?
また明日から、いつもと同じ日常が繰り返されてゆく。何の変哲もない、何も生み出さない日々が続くのだ。
2005年のカレンダーの何処を指しても、僕はその日が想像できるに違いない。昨日と同じ今日。今日と同じ明日。それは余りにも悲しくて空しい事だ。
もう、そんな日常とはさよならしなければ。もう、来るべき毎日が安易に想像できる日々ともさよならしなければ。
変わるのだ。走り抜けるのだ。もう残された時間は限られている。あと、たったの361日!
強くなりたい。打ち克つ力が欲しい。心からそう思う。 じゅんいち