淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

ジョニー・デップ主演映画「ネバーランド」。それはピーターパン誕生物語。

2005年01月14日 | Weblog
 「チョコレート」で評価の高まったマーク・フォースター監督、ジョニー・デップ主演の映画、「ネバーランド」を観る。
 ジョニー・デップは、この映画でアカデミー主演男優賞を取るのは確実との下馬評だけれど、共演のケイト・ウィンスレットも負けず劣らず素晴らしい演技をみせる。
 この映画、端的に言えば「ピーターパン誕生秘話」。
 劇作家であるジェームズ・マシュー・バリが、1904年にロンドンで初上演して大ロングランを記録し、後にディズニーアニメなどを経たことで、今や世界中で知らない人はいないピーターパン。
 ジョニー・デップはその生みの親である劇作家バリを見事に演じている。
 ふとしたことで知り合う、バリと未亡人、そして3人の子どもたち。その交流と未亡人とのほのかな恋を横軸に、家族との触れ合いから触発され、ピーターパンという舞台劇を創り上げるまでを、マーク・フォースター監督は淡々と描く。
 ラストは圧巻。僕の周りの観客は、ほとんど全員、ハンカチを目に当てておりました。
 泣かせます!
 何といっても、子役のフレデイ・ハイモアが巧い。巧すぎる。だから、ラストが活きた。
 
 禎子さんも忙しい忙しいとばかり言わずに、たまには独りで(勿論何人でも構いませんが)、こういう映画を観て、日頃の疲れを癒してはいかが?  淳一

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