フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



八王子市がおこなっている市民講座で講演してきました。村上春樹に関して、具体的な作品テーマがある方がいいという先方の御希望だったので、『1Q84』について話してきました。平日夕方から(かつ事前申し込みが必要)にもかかわらず、100名以上の方に来ていただきました。
そう言えば、4月には村上春樹の新作が出版されるとのこと。「短編のつもりで書いていたら長くなってしまった」というコメントが示されています。私は、『1Q84』を評価しつつも、カルトの問題についてBOOK3で後退したことには疑問を持っています。ただ、今回の新作は、本人のコメントから言って、『1Q84』を引き継ぐものではないだろうと予想しています。



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