テレビ朝日の番組『はい!テレビ朝日です』の出演するため、今日その収録をしてきました。
この番組は各局が放送している自局検証番組の一つです。今回は7月放送のテレビドラマを紹介すると同時に、テレビドラマの歴史や現在について考えるという趣旨でおこなわれました。また、私の著書や中央大学での授業の内容なども紹介してもらいました。
今日収録した内容は、次の日程で放送されます。
7月5日(日)あさ5時00分~5時20分 テレビ朝日
早朝すぎてその時間に見る人は少ないと思いますが、放送後に、番組ホームページに動画で掲載されるとのこと。後日になりますが、番組ホームページの「バックナンバー」欄から内容を見られるそうです。
番組ホームページはこちらから ⇒ 『はい!テレビ朝日です』
真夜中からテレビをつけっぱなしで寝てしまった延長線上で、たまたま放送を見ました。
そのとき、たまたま早起きしており、「今日は週に一度のお楽しみの天皇の料理番の日だなあ」
「それにくらべて最近の他のドラマはつまらないよなー」なんて、思っていたちょうどその時、テレビから、先生の声が聞こえてきたのです。
あ、なんか、自分にとってタイムリーな話をしているわ(笑)と、びっくりしました。
最近のドラマはつまらない・・・と決めつけてしまい、すっかり何も見なくなりましたが、話題性のあるものは野次馬的に見てしまうこともありました。しかし、セリフの多さだけですべてをわからせようとしたり、表面的な流れを追うだけで心理描写に深みがなく、シリアス風に見せてるつもりだろうけど空回りしていてつまらないものが多く、第一話で見るのをやめてしまうのがほとんどです。
(結果、今は時代劇ばかり見ています。)
そんな最近のつまらないドラマばかりの中で、天皇の料理番はキャストも脚本も音楽もすばらしく、久々に秀逸なドラマだと思っております。
周りに理解されにくい夢や生き方をたくさの困難な局面を乗り越えながら自分の思いを貫いて成功していく姿に毎回涙してしまい、自分も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
総じてTBSの日曜劇場は良いドラマが多いと思います。
ぜひとも先生のドラマブログでも天皇の料理番のご感想をお聞かせいただきたいです。
長いコメントになってしまい失礼いたしました。
実は『天皇の料理番』など、追加で書きたいドラマについて、少し書きかけていたのですが、時間がとれなくてまだアップしていませんでした。
『天皇の料理番』はTBSの記念作品ですし、時間も労力も費やして、とてもていねいに作られた良い作品だと思っています。私は、堺正章さん主演の前作(1980~81年)も見ています。その作品もすばらしかったのですが、主人公の人物像が最大限に重視されている印象でした。今回の作品は、篤蔵を支えようとする周囲の人たちの気持ちまで大切に描かれていると思いました。それが、この作品の印象の良さにつながっていると考えていました。
深夜枠の『恋愛時代』や昼ドラの『明日もきっと、おいしいご飯』も良い作品で、大ヒットではなくても見逃がせない作品は多いと感じています。