「研究倫理」に関するweb講座を、月末までに受講して、試験に合格しなければならないというので、仕方なくPC画面上の動画を見まくる。いわゆるオンデマンドというやつで、私もやっているが、下手くそな講師のコンテンツは視聴に堪えない。まあ、他山の石であるよ。ふうん、研究不正を最も犯すのは、国立大学医学部の50歳代後半の教授なのか。分かるような気がせんでもないかな。勉強になりますな。
しかし、こういうのはだいたい理系の内容で、やはり我ら人文系とはギョーカイが違うわいと、つくづく思う。
同居人は市ヶ谷のボアソナード大学で、研究費をもらっている報告会だとか。姑は墓参りに行くというから、隣駅まで車でお送りした。荷物が届くというので、「研究倫理」を観ながら待っていたが、一向に来ないので、大学へ向かう。昼食は神楽坂下で、「志な乃」へ入り、ごぼう天うどんを冷やでいただく。遅い時間ながら結構混んでいて、サラリーマン風のおじさんと相席になった。おじさんは合い盛りになさっていたが、まあそれが定番ならむよ。しかし、「志な乃」のごぼう天は捨てがたい。ごぼう天ならば、やっぱりうどんだ。時に無性に、がっつり食いたくなるのが不思議である。民芸風、おそるべし。
「研究倫理」の試験、一応「合格」であった。ああ、よかった!