そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

3月30日(水)あれやこれや

2016年03月30日 | 公開

 「研究倫理」に関するweb講座を、月末までに受講して、試験に合格しなければならないというので、仕方なくPC画面上の動画を見まくる。いわゆるオンデマンドというやつで、私もやっているが、下手くそな講師のコンテンツは視聴に堪えない。まあ、他山の石であるよ。ふうん、研究不正を最も犯すのは、国立大学医学部の50歳代後半の教授なのか。分かるような気がせんでもないかな。勉強になりますな。

 しかし、こういうのはだいたい理系の内容で、やはり我ら人文系とはギョーカイが違うわいと、つくづく思う。

 同居人は市ヶ谷のボアソナード大学で、研究費をもらっている報告会だとか。姑は墓参りに行くというから、隣駅まで車でお送りした。荷物が届くというので、「研究倫理」を観ながら待っていたが、一向に来ないので、大学へ向かう。昼食は神楽坂下で、「志な乃」へ入り、ごぼう天うどんを冷やでいただく。遅い時間ながら結構混んでいて、サラリーマン風のおじさんと相席になった。おじさんは合い盛りになさっていたが、まあそれが定番ならむよ。しかし、「志な乃」のごぼう天は捨てがたい。ごぼう天ならば、やっぱりうどんだ。時に無性に、がっつり食いたくなるのが不思議である。民芸風、おそるべし。

 「研究倫理」の試験、一応「合格」であった。ああ、よかった!


3月30日(水)原稿を送る

2016年03月30日 | 公開

 もっと早く仕上げればよかったのだが、今秋に刊行予定の注釈の原稿を、幹事役Nさんのもとに送った。今月末締切で集約し、大人組が点検して4月中旬に持ち寄り、手直しして黄金週間明け入稿というスケジュールである。いままでに上・中を刊行したので、今度の下で完結する。いやはや、10年かかった。

 本日はお稽古事。未公認サークル(来年度公認申請の予定)の顧問教職員?を引き受けているのだが、新歓用の衣裳類を預かって欲しいとの依頼を受け、個人研究室に置いてもらうことにした。本日、A師匠からお借りするよし。まあ、できるだけサーヴィスはいたしませう。

 家族で食事でもという話になって、4月1日がよいとのことだが、愚娘が行きたいというお店は予約で満員だった。年度初めの金曜なんか、今から予約ができるんかいな?

 花粉症の薬を飲んだせいだろうか、呼吸器系がおかしい。喘息状態になって、気管支がぶちぶち音を立てている。薬の副作用か? 

 「あさが来た」は、どんどん主要登場人物が死んでいくが、そのあたりの描写が今回の見ものなのであろう。玉木宏の影の薄くなっていく演技なんぞは、これ、絶妙と言ふべけんよ。こういう人間観は、日本のドラマならではのような気がする。