そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

3月23日(水)定年退職されるN教授を囲んで

2016年03月23日 | 公開

 今月で定年退職されるN教授の歓送会?が、Rホテルで開かれた。T主任は結局、ずーっとN先生に喋らせたっきりになされたが、これは、とてもよいやり方であった。ひとりびとりにスピーチさせるなんぞは、本当にこうした内輪の会では、野暮の骨頂である。N先生、存分にお話なさって、ご満足であらせられたと拝見した。

 記念品は例によって旅行券だが、台の趣向に入れ智恵したのが、思い通りウケましたわ。学部キャンパスがある周辺の、明治時代の古地図を使った、一点もののお財布である。44年の永きにわたって奉職された地を想うよすがになれば・・・と存ずる次第。「アグリトーキョー」で見つけましたわ。このお店、ほんとうに素敵なものがありまする。


3月23日(水)正直言って、ついていけない

2016年03月23日 | 公開

 話があると立川駅前に呼び出され、「無庵」に入って、面倒なことを聞かされる。正直、うんざりなんだが、あまり抗ってもしょうがない気もしてきた。縁無き衆生は、度し難い。結局、おかみの走狗になっているだけじゃないの?と、失礼ながら、バリバリの左翼である私は思うわけだが、正直、ついて行けないよ~。詳細は書くまい。

 むしゃくしゃしたので、中野でメトロに乗り換えて神楽坂へ移動。「うつわや釉」グラタン皿を1つ衝動買いした。脇の模様は完全に鶏龍山である。直接火に掛けられるとのことで、少し小ぶりだけれど、いただいた。これで少し気が鎮まった。

 「うえぐも」で群馬の野菜を買う。「jokogumo」は撮影中で、S太郎ちゃんにご挨拶して辞去、結局「Cafe GOTO」でエスプレッソを飲み、同窓会名簿の代金を郵便局から振り替えた。

 研究室へ。隣のT教授から研究所の年報をいただく。新しい「柘枝切」が紹介されていた。もともと大学図書館に寄贈された1葉から始まって、いまや8枚。新出の切は大学所蔵のものの直前に部分である。やはり古筆切は広く公開するにしくはない。そうしてこそ、内容研究は進展する。稿者は、来年度から同居人の同僚教授となるTさんであった。

 今夕はRホテルにて、N教授のご退職の会が催される。