そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月16日(月)粉が変わった?

2012年04月16日 | 公開

 午前中の授業では、いずれも宿題を出す。こういうことはこまめにやっておかないと、脱落者が生じるからな。我が大学ではすべての科目について、インターネットのポータルサイトで差配できるから便利である。出欠も即座に入力できる。

 昼は、「すゞ金」が臨時休業だったので、「五郎八」で天せいろをたぐった。蕎麦猪口と塩をくださいねとお願いすると、フロアのお姉さんがきちんと対応してくださる。印度の方なのだと思うが、以前はあつもりが分からなかったのに、長足の進歩といふべし。しばらくして出てきたせいろは、今までと色や味が違っている。女将に、おや、粉を変えたの?とお尋ねすると、試行錯誤中とのお答えであった。

 午後はA君相手の特殊演習。終了後、「緑の豆」へ寄るが、最近店員さんがいつものおにいさんではなくなり、ちいとやりにくい。坂を下ると、「丸勢」のおねえさんがちょうど立ち呑みの看板を出しているところで、目が合ってしまったから仕方がない。日本酒を1杯だけいただく。

 演習のクラスコンパアンケートを集計すると、今週の金曜が都合がよいという人が多い。コンパは早くやっちまうにしくはなし。また、4月3日に嵐で中止になった新任の先生との懇談は、来週行うことになった。「先生は嵐を呼ぶ男かもしれませんね」と、変なメールをお送りする。明後日の教室会議の議案書も作らねば…。うわ~、明後日は会議の前に、400人相手の講義も入っているのだった! 土日以外休み無しは、大学教員にとってはなかなかしんどい。毎日の用務の時間が不規則だからなあ。


4月16日(月)欧州よりメール

2012年04月16日 | 公開

 昨夜はおまけにもらった器で焼酎を飲んだら、実に具合がよかった。釉のかかり方が絶妙で、口当たりがたいそう心地よい。ギャラリーの女将さん?が、この茶碗で飲むとお茶が美味しいのですとおっしゃっていたのも、あながち大袈裟ではないのかもしれない。茶碗が届くのが楽しみである。

 朝、チェックすると、佐佐木幸綱先生からメールが届いていた。いまアムステルダムにおいでで、雷電大学のI氏にご馳走してもらい、私の噂話をしたとか。I氏とは4月3日の嵐の日に昼飯を食ったからな。その時、佐佐木先生がドイツなどに講演旅行に行かれることは、仄聞していた。

 某学会で大問題が持ち上がり、常任委員である私のところにも、ど~しましょう?という体のメールがきている。この大問題は、実は2週間ほどに不正確ながら情報を得ていたのだが、学会当局者の反応もいささか鈍いような気がする。年度初めだから、大学関係者は誰も忙しいのも分かるけどね。四の五の言わず臨時常任委員会を召集しなされと、意見具申をしておいた。そのための常任委員制度(東京近辺在住者を選任)だろうと思うがねえ。