そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

1月21日(土)オイスター

2012年01月21日 | 公開

 岡山のKさんから牡蠣をどっさり送っていただいた。殻付きと剝き身とが詰め合わせてある。私は腱鞘炎で処理ができないため、姑に殻を開けてもらい、さっそく生で頂戴する。いくつかは焼き牡蠣にしてみたら、こちらも絶妙のお味であった。

 牡蠣といえばワシントン州だが、『あの日、パナマホテルで』はすっかり気に入ってしまった。舞台となっている街のニュアンスが分かるということは、こんなになつかしく感じられるものかと思う。NYもしばらくは歩き回ったけれども、やはり2ヶ月あまり暮らしていささかの土地勘を得たシアトルは格別である。

  …バッドはその古いレコードを使い古しの宇和島屋スーパーの袋にすべり込ませ、差し出した。…(p64)

 パイオニアスクエアからインターナショナルディストリクトにかけて、目をつむると通りと街並みが手にとるように浮かんでくる。宇和島屋へは定期的に食料品の買い出しに出かけたし、散髪してもらいに行った理美容院も小説の舞台のあたりだろう。パナマホテルも何度か覗いてみた。

 修士論文をとにかく早く読み終わらないといけないが、ついつい小説に行ってしまう。今日は食べ過ぎた。舌先が痛くなってきた。


1月21日(土)桃の会

2012年01月21日 | 公開

 10:00から桃の会なので、会場準備のため早めに家を出たら、JRが止まっている。迂回して開始50分前に大学に到着。

 ガマン専任先生から、終了後、筒井先生をお蕎麦屋へご案内すべしとのご指示があった。やっぱり「志ま平」かなあ。電話したら、何とか大丈夫とのこと。今日は大寒、雨まで降っている。タクシー2台に分乗して牛込中央通りへ。

 筒井先生は二色とかけをお召し上がりになり、ご満足いただけたようだ。

 腱鞘炎は全然よくならない。もうかれこれ2ヶ月にもなる。もはや衣服の着脱だにすらさへ不自由で、完全な要介護状態となってしまった。手首が痛くて痛くて、それは猛烈な痛みがのべつ幕なしに走るのだ。下着が引き上げられないし、シャツのボタンも自分では掛けられず、情けない。身じんまくはすべてに同居人の手を煩わせる始末。まあ、配偶者なのだから、よろしく頼みます。今日はまた迂回乗車した電車が殺人的な混みようで、吊革に必死につかまったため変な力が入ったから、左手の腱だの筋だの筋肉だのが、滅茶苦茶になった。ドミノ倒しのように肩も凝るし、腰も痛い。誰か助けて!