そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月21日(水)台風の被害?

2011年09月21日 | 公開

 台風接近の中、主任会。くだらんことで紛糾する(後で、資料の間違いだったとのメールが教務主任殿から来た)。人生の時間の無駄使いである。我がコースに関連の事案(領土問題)も、遅延に遅延を重ねているのだが、誰かさんの延命策としか思えん。内心不快極まりないが、恨みをかうのも得策ではないから、黙っておいた。トップに立つ人は、いつも公平な態度をお願いしたいものだ(その点、おいらのボスだったT教授は、実にご立派であらせられた)。この期に及んで、すべてはK委員会の責任ということになるらしい。

 14:00からの教授会は、さすがに最重要案件のみを処理して、あとは後日の臨時教授会で…ということで閉会。研究室に戻り、メール1本打ったのが失敗だった!

 乗り換え駅まで辿り着いてホームに上がると、丁度乗るべき電車がするすると発車するところだった。その後から運転見合わせとなる。反対側ホームに停車している車輛の中で風雨をしのぐことかれこれ1時間、構内アナウンスはしきりに振り替え乗車を要請するが、どう転んでも帰宅する手は無い。「ホームにお待ちすることなく…」などと、アナウンスの姉ちゃんの敬語の間違いが気に障ること甚だしい。そのうちJRはすべて運転見合わせとなった。

 こうなれば台風が通過するのを待つしかないが、この歳で数時間を人ごみの中で待ち続けるのもしんどい。明日も早くから大学で仕事があるし、えいままよと帰宅を断念、さっさとホテルをとる。さいわい?校正も山のように持っているし、薬も2日分携帯しているから、支障は無い。それにしても、昨日しっかりした雨傘を買っておいてよかった。風雨でよれよれになったお嬢さんに、「ち、地下鉄の駅はどこですかぁ」と尋ねられた。ああ行ってこう行ってそう行きなさいとお教えしたが、果たして分かったろうか?

 セブンイレブンでおにぎりと缶ビールを買い、ホテルにチェックインする。同居人は、そう、帰って来ないのねと大喜び?