社会人向け講座。3回にわたりA師匠に担当していただいた後を受け、夏学期の最終回は私めが締め括りをする。
pptを使い、男女の作法の違いを問題にしたが、それはいったい差別なのかと鋭いご質問が出た。今回の受講者は全員が女性なのである。
いつも最終回には懇親会が行われるので、そのつもりでいたら、案の定だった。だいぶ以前にA教授と焼き鳥でもとお約束をしていたのだが、当日になってお断りのメールをしておいてよかった。また埋め合わせはいたします。
Tさんの肝煎りで、「別館流石」へ行く。丸美屋食品の隣の「本店」(お休みだった)の前を通り過ぎ、郵便局の先を曲がってさらに路地へと入り込む。分かりにくいお店である。
器は基本的に、ある作家さんの作品なのだそうだ。お酒は「鷹勇」を選んだが、若手の皆さまがオーストリア・ワインを注文なされたので、少し嘗めさせていただく。
昔々、ウィーンで学会発表をしたことがあるが、その折にオーストリア産のワインをいただいて美味いものだと思った記憶がある。しかし生産量が少ないので、あまり輸出されないと聞いたが、昨今ではそうでもないということかな。
こちらのお店は、どちらかというと高級な、隠れ家的飲み屋さんという感じ。そばがきや、天麩羅も美味しかったが。最後にもりを1枚手繰る。量は十分だった。
有楽町駅まで歩いて、電車に乗った。駅には煌々と明かりがついていた。節電ももう終わりだとか。