そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月22日(木)台風一過

2011年09月22日 | 公開

 朝からピーカンの晴れで、昨日の大荒れはウソのようだ。9:00にチェックアウトして、大学近くのモスバーガーで安い朝食セットを食ったが、米の飯でないので満足感が得られない。研究室で仕事をする。午前中には、亜爾然丁国籍の院生A君と面談の約束があった。

 A君はNYにある苺白書大学の院生だが、1年間の学位交換プログラムで来日したのである。昨年も短期来日しているので、既に顔見知りだ(雪駄履いて闊歩しておったな)。急遽彼の授業を担当することになったので、打ち合わせを行なった次第。NYはチップが20%になりましたよと憤慨している。私が暮らしていた時は15%だったが、そりゃ大変だな。消費税の上にさらにかかるわけであるからして…。

 打ち合わせ後、「Cafe GOTO」に誘って四方山話をする。GOTOさん、彼を亜爾然丁人と聞いて、マラドーナ!、マラドーナ!と叫んでいた。A君は、裏千家学園で1年間学んだ経験をもつ御仁で、お点前もできるそうだ。ぢゃあ筒井紘一先生に習った?とたずねると、習いましたとの返事。明後日お目にかかる予定だよと言えば、よろしくお伝えくださいと伝言を依頼された。

 12:30からの会議に出るが、先方がもたもたしてはらはらする。それでも予定より早めに終了。速攻?で神楽坂へ行き、「遠音」のご主人に10月1日の件でお願いを申しあげた。Y師匠から同居人がお電話をいただいた件。粋なイベントにご案内をいただいたのだが、それはまた後日。

 A師匠が諸般打ち合わせのため16:30にお見えになるというので、急いで大学へ戻ったが、雨が降り出した。天気予報は正確である。A師匠、可愛いサスペンダーを装着しておいでだった。話はさくさく進み、雨の中をお帰りになったが、お茶の1服も差し上げずご無礼をばいたしました。

 それから、18:00開始の編集会議に移動。遅刻しそうになったので、タクシーに乗ろうと思ったら長蛇の列で、しかも1台も来ていない。仕方無いので駅から歩く。途中、帝大のM先生に追い付いたのでひと安心。M先生がおいでにならなければ、会議は成立しないからだ。21:00前に終わって解放される。

 娘はお彼岸の連休を利用して松江へ墓参りに行った。同居人は明日から京都でO学会だとか。週明けからいよいよ授業開始だが、準備はあまり出来ていない。T学部の担当演習は、定員いっぱいの登録者となった旨報告がきた。